なんだか知らない辺鄙な場所に旅行に行ったら、そこにある小学校にいろいろと面白いものがあって、校門やら校庭やらの珍しい造形物を次々に写真に撮っていた。そうこうするうちに、野外劇みたいなのが始まって、まるでテーマパークのアトラクションのようだった。登場するのは外国人である。演技している馬車の上の人などをデジカメで撮っていたら、その中の外国人の男性が、こっちにむかってやってきて、「おい、おまえ、何を撮ってるんだ?ここは撮影禁止だ。」と英語で怒ってきた。「いえ、悪いことはしてません」などと、英語がしゃべれないので、身振りと片言で示し、人間が写ってるのは削除した。「その他に写したものは関係のないものです」と、カメラの画像を示すが、その男は「これもダメだ、あれもダメだ」という。結局、せっかく撮った写真を全部削除させられてしまった。せっかく貴重なものを撮影したのに残念だ。そうこうするうちに、旅行の一行は次の場所に移動していったので、遅れてしまった私は焦って追いついていく。やっと会場に着くと、会社の人はみな同種のテーブルごとに席に着いている。「山本さんはどのコースでした?魚ですか肉ですか?」と聞かれ、「いえ、まだ決めてません」等と返事をすると、「山本さんは、参加者として登録されてませんよ」と幹事に言われた。「そうですか、じゃあいいです、やめときます」等と言ってその場から立ち去る。そういえば、料理を選ぶのを後回しにしていて、参加の登録もしていなかったことを思い出した。今からでも間に合うような雰囲気ではあったが、もういいやと思った。夫が別のところにいて「あれ、どうして戻ってきたんだ?」などというので、「宴会に参加するのは、やめたから」等といい、家に戻ろうとする。
いや、もうわけのわからない、延々と長く、そして居心地の悪い夢を見ながら、今日はなかなか夜が明けない、なかなか携帯の目ざましアラームが鳴らないと思いつつ、また眠りについていた。
すると、♪ピロリロリン♪とメールの着信音がしたので、ハッと目を覚ました。起き上がって部屋の扉を開き隣室の壁にかかっている時計を見る。
ええ~~~っ?な、なんと、通常の起床時間を2時間近くもすぎている。まさしく家を出る時刻ではないか。
こりゃ大変だ。遅刻間違いなしだ。急用ができたといって出勤時刻を30分遅らせてもらおう。と思ったが、それでは寝坊をしたことが見え見えだ。
よし、なんとか頑張ってみよう。
まずは、顔をさっと洗い、歯を磨き、髪の毛をとかし、目の前にあった服をそのまま着て、即家を出た。所要時間3分。化粧品は持った。
そして、自転車をかっとばして、通常時刻に到着。
ペダルの調子の悪い自転車は、普段以上に荷重がかかって空回りを繰り返したが、なんとか持ちこたえた。
タイムカードを押し、ロッカーでささっと薄化粧をした。
おお、何事もなかったかのようだ。
朝食代わりにミルクと砂糖の入ったコーヒーを飲みつつ仕事をした。
この頃は、どうもボケてていけない。昨日の電車の忘れものといい、気が緩んでいるのだろう。
それにしても、なんとか危機一発、事なきを得ているのが不思議だ。
そういえば、昨夜は夫がまた夜勤だったので、お風呂を準備するのも面倒くさく、顔も洗わずに寝てしまったのだ。
実は、それが幸運だった。髪の毛も洗ってないからとび跳ねたりしてないし、化粧もそのままついていたのである。何も考えず、目の前にあった服を着て行ったら、上半身がボーダーで、スカートがチェックという恐ろしい組み合わせをしていた。
それも、帰宅してから気がついた。
感謝すべきは、携帯に送られてきたメールの着信音である。日経速報メールであった。
これがなかったら、確実に遅刻だった。
とにかく、これ以上へまをしないように気をつけよう。
いや、もうわけのわからない、延々と長く、そして居心地の悪い夢を見ながら、今日はなかなか夜が明けない、なかなか携帯の目ざましアラームが鳴らないと思いつつ、また眠りについていた。
すると、♪ピロリロリン♪とメールの着信音がしたので、ハッと目を覚ました。起き上がって部屋の扉を開き隣室の壁にかかっている時計を見る。
ええ~~~っ?な、なんと、通常の起床時間を2時間近くもすぎている。まさしく家を出る時刻ではないか。
こりゃ大変だ。遅刻間違いなしだ。急用ができたといって出勤時刻を30分遅らせてもらおう。と思ったが、それでは寝坊をしたことが見え見えだ。
よし、なんとか頑張ってみよう。
まずは、顔をさっと洗い、歯を磨き、髪の毛をとかし、目の前にあった服をそのまま着て、即家を出た。所要時間3分。化粧品は持った。
そして、自転車をかっとばして、通常時刻に到着。
ペダルの調子の悪い自転車は、普段以上に荷重がかかって空回りを繰り返したが、なんとか持ちこたえた。
タイムカードを押し、ロッカーでささっと薄化粧をした。
おお、何事もなかったかのようだ。
朝食代わりにミルクと砂糖の入ったコーヒーを飲みつつ仕事をした。
この頃は、どうもボケてていけない。昨日の電車の忘れものといい、気が緩んでいるのだろう。
それにしても、なんとか危機一発、事なきを得ているのが不思議だ。
そういえば、昨夜は夫がまた夜勤だったので、お風呂を準備するのも面倒くさく、顔も洗わずに寝てしまったのだ。
実は、それが幸運だった。髪の毛も洗ってないからとび跳ねたりしてないし、化粧もそのままついていたのである。何も考えず、目の前にあった服を着て行ったら、上半身がボーダーで、スカートがチェックという恐ろしい組み合わせをしていた。
それも、帰宅してから気がついた。
感謝すべきは、携帯に送られてきたメールの着信音である。日経速報メールであった。
これがなかったら、確実に遅刻だった。
とにかく、これ以上へまをしないように気をつけよう。