山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

昨夜からの愚行

2011-01-30 13:52:48 | 放送大学
朝、カバンの中身をばらまいて老眼鏡を忘れたというアホな状況に至るには、さらに遡ってのバカな状況が原因だった。
昨日は昼間から夜まで、放送授業の録画を夫の部屋で見ていた。つまり、大部分の時間を夫の部屋のエアコンをかけて過ごしていたのだ。そして、ようやく4回目から15回目の放送を見終わったのが夜中の1時ころであり、それから風呂に入って2時ころ自分の部屋に行って寝た。教科書は朝早く起きて読もうと思った。
ところが、布団に入るといつもならすぐ眠ってしまうのに、昨夜は眠れないのだ。アタマが寒いぞ。寒くて寒くてぶるぶる震えてしまう。アタマを洗って半乾きになっているからのようだった。それにしても、いつもそんなことをしていたからって寒いなどと思ったことはない。起きてドライヤーをかけ直すのもいやなので、しばらく布団にもぐっていたが一向に温まらない。ついに暗闇の中でエアコンのリモコンに手を伸ばし、アタマのあたりに温風がくるように風向を調節してスイッチを入れた。ところが、エアコンは一向に作動しない。手探りで設定温度を上げたり風量を増やしたりしても活発に動きださない。
しかたなく、部屋の電気を点けてリモコンを目で確認するが特に間違ってはいない。設定温度を28度にすると、ようやくまともに動き出した。それが夜中の3時過ぎ。それから、もう一度布団にもぐって、しばらくしてエアコンを消し、それからやっと眠れたのは何時だったか。たぶん4時ころ。
7時の目ざましで目を覚ますも起きあがれず、8時にやっと布団から出た。あわてて着替えて準備して、前夜、眼鏡や教科書や受験票をぶっこんであったカバンをひっくり返し、急いでかき集めてカバンに入れ、家を出た。教科書を読みなおすヒマもなし。試験会場についてから読もう、と思った。

何故、昨夜寒くて眠れなかったか?
確かに今日はいつに増して寒く、昨晩からも冷え込んでいたと考えられるが、何よりも、昨日1日中夫の部屋にいて、自分の部屋のエアコンをほとんどつけていなかったから、自分の部屋が冷え込んでいたようである。

やはり、日ごろの行いがいけなかったなあ。
物事は、ぎりぎりになってあわててやらず、前もって準備しておくべし。



なんということ・・・

2011-01-30 13:28:14 | 放送大学
電車の中で、少しでも教科書を読もうと、カバンから老眼鏡を取り出そうとしたら、無い。
そんなはずはないと思い、カバンの中を隅から隅まで探すが本当に入っていない。いったいどうしたことだろう。
そういえば、朝でかけるときに、カバンをひっくり返してしまい、中の物が散乱した。受験票や筆入れ、デジカメなどが落ちたので全部拾ったはずだった。だが、メガネケースはカバンの中に入っていないのだ。これでは、試験が受けられない。自宅に戻る時間の余裕はない。
教科書の文字は何とか読めるが、何年か前に老眼鏡を忘れた時には、マークシートの緑っぽい枠が見えなくて困ったことがあった。あの時よりも老眼は進行しているから、やはりまずい。

そこで、途中駅で降りて、老眼鏡を買うことを考えた。しかし、試験は9時15分からであり、8時台に眼鏡屋さんがやっているわけはなかった。百金が一番望ましいがそれも10時からだろう。途中下車して24時間やっているスーパーに入った。そこでは老眼鏡は売っていないが文具売り場にルーペがあり、そのフロアは9時から開くという。その間、近隣のコンビニやキオスクに聞いてみるが、やはり売っていない。9時を待ち文具売り場でルーペを買った。そして電車に乗って試験会場についたが10分くらい遅刻してしまった。
問題用紙を裸眼で見ると、全く文字は読めない。やはりルーペを買ってよかった。
ところが、ルーペで文字を読もうとしたのは生れて初めてなのであるが、これが非常に読みづらい。5文字くらいしか拡大されないからだ。
解答用紙に必要事項を記入し、マークシートの該当する番号の部分を鉛筆で塗るのも容易ではない。書くときもルーペで一部を拡大するが、全体の配置間隔がわからないので、悪戦苦闘だ。5文字くらいずつルーペの位置をずらしながら問題文を読むのにも時間がかかるし、該当するマークシートの位置を見つけるのにも時間がかかり、さらにはしょっちゅう位置を間違えては消して書き直すというザマ。特にルーペは、拡大はできるが、乱視は改善されないので、マークシートの線が二重に見えてしまうのだった。

問題は、昨日勉強した4回目以前のことはすっかり記憶から消えていた。そのため前半はあまりよくわからなかった。後半になると昨夜勉強したばかりの内容がでてきたのであるが、試験官の方が「あと5分です」等と言い、全然時間が足りず中断した。目が見えれば適当なところにマークしてしまうことができるが、それもできず空欄となった。たぶん遅刻しなければルーペで読んで時間がかかったとしても何とかやりきれたとは思うが、もうあとの祭りだ。
なんということだ。もう自分の愚かさに愕然とする。

自宅に帰ってみると。床の上にメガネケースが落ちていた。メガネケースは赤なので目立つのだが、裏返しになって落ちており、白っぽいほうが上になっていた。あわてて物を拾い集めたときに、メガネケースが残っていることに気がつかなかったようだ。

今回から、問題用紙を持ち帰ることができるというのも、遅刻したために知らず、帰る時にわかった。問題用紙に名前と学生番号を書き込むのさえ苦労していたので、愕然とする。それでも、問題を確認すれば自分が何点くらい取れたかわかるので、持ち帰りができるようになったのはいいことだ。

それにしても、身体が不自由ということは、こんなにも大変なことなのだと実感する。小さい子どものうちから、目が良く見えなかったり、耳が聞こえなかったりしたら、どれだけハンディになるかということが今さら推測できた。マークシートの所定の場所をきれいに塗る事さえできず、はみ出してしまうのだ。小さい子供で、色を塗るのがすごく下手な子どももいるが、乱暴というわけではなく、乱視などの身体的な障害がある場合もあるだろう。

私の場合、昔は視力は両目1・5で、乱視も無かったのだが、40歳で老眼が始まってしまい、今ではなぜか乱視にもなってしまった。特に左目が乱視だ。
目が常に見えなければメガネを忘れることなどはないのであろうが、老眼の場合、周りの景色はよく見え、運転などにも支障はないため、普段はメガネをかけていない。文字や近くの細かい物だけが見えない。だから、いざという時にメガネがなくて困るという状況になってしまう。

今日のことで、老眼鏡が無くては、もう何もできないということが判明した。

夜勤明けで帰って来た夫に、事のあらましを伝えると、女の人のカバンは口が開いているからよくないという。よく化粧品などをばらまいている人を見かけるそうだ。全体がファスナーで閉まるような構造のカバンがいい。私のカバンは、財布を入れるところはファスナーになっているのだが、その他はスナップがついているものの、封がされるわけではないから、さかさまになれば、すきまから物がこぼれてしまう。夫のカバンは大きなファスナーで全体が密封される。なるほど、その通りだ。今後、このようなことがないようよう密封式のものに替えたほうがいいかもしれない。