山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ハイドンピアノソナタ50番

2010-12-11 15:37:42 | 日記



この曲は1~3楽章まで弾いた。特に1楽章と3楽章は好きだった。
2楽章はどうも苦手だ。早く終わらないかな~などと、弾きながら思っているくらいだから、聴く人を感動させるような演奏ができるわけもない。
いまだに、やはりだめだ。どうもテンポの遅い曲はダメだ。感性がないらしい。


ここに、モーツアルトのソナタは載せない。
というか、私が弾いてた曲、モーツアルトのピアノソナタ5番だと思うけど、2楽章しかYou Tubeにないようです。これが、また苦手で、先生から「センスがない「とか「ハイドンは弾けるのになんでモーツアルトの感性が欠落しているのかしら?」とか言われてばかりいた。だから、モーツアルトはトラウマだ。
でも、目をそらしちゃいけないと思って、載せておこうかと思ったら、2楽章しかない。
2楽章は苦手だし、好きじゃないからやっぱり載せないことにした。

なんだかな~ 中途半端な子供時代でした。

学校に行くつもりで東京に出てきたまま、ずっとこっちに住んでいるので、実家には泊まりにいったことはあるが、親と暮らしたのは高校までだった。
実家を離れると同時に、ピアノに触ることもなくなり、30年以上経つ。
姉が嫁に行った後もピアノはしばらく実家に置いてあったので、帰省した時に弾いたりしていたが、姉が家を建てたときに持っていき、今では実家に帰ってもピアノはない。

ベートーヴェン ピアノソナタ

2010-12-11 15:16:39 | 日記



昔、ピアノを習っていた。
最後の頃に弾いていた曲はこれだ。
ベートーベンのピアノソナタ第8番?第3楽章。
意外と好きだった。
ピアノソナタ第8番は「悲愴」だ。1楽章は有名だ。
しかし、1楽章も2楽章も弾かずに、3楽章が宿題だった。
たしかに、1楽章を弾く柄じゃないし、人間性もないし、技術もなかったんだろう。
3楽章だって、ピアニストの演奏に比べたら、もう全然違う。
だいたい、当時の私は、お手本になる演奏を聴いたこともなかった。聴こうという気もなかった。ただ、楽譜を見て弾き、先生に言われたように直すという感じだった。
だから、今、改めて聴くと、ここはこんなふうに弾くべきだったのか、という発見がある。
昔、You Tubeがあったらよかったな。
まあ、パソコンなんてものは存在しなかったからね。

私のピアノ歴。
小学校1年生のときに初めてピアノを習いだしたが、バイエルが終わったくらいでやめた。
当時は、電気オルガンだ。
そのあと3年生のころに、また習い始めた。アップライトのピアノを買った。
ブルグミュラーやソナチネをやった。そしてほどなくやめた。
中学になって、また習い始めた。そして、またすぐやめた。
中3から高2くらいまで、また習った。それが最後だ。合計、4人の先生に教わった。
私が高校生のときには、姉が音楽短大を出てピアノ教師をしていたので、家にはグランドピアノもあった。クラシック全集のレコードもあった。でも、あまり聴かなかった。レコードって面倒くさい。表面のほこりを取ったり、ステレオの針を液体のマニキュアみたいなのでふいたりしなきゃならなくて、いつ針をぶっ壊すか、レコードに傷をつけるかって感じ。ひやひやだ。細心の注意を払わなきゃならなかった。姉がいないときに、こそこそやっていた。

もっとちゃんと習っとけばよかったなあ。
人生は1度しかない。そんなこと考えてないんだよね、子どものころは。
それでも、ピアノソナタを弾く経験ができて、よかったと思うよ。


今年の一文字「行」

2010-12-11 12:06:33 | トラックバック練習・ご意見板
私の今年の漢字は「行」かな?

これは、菅総理と同じ文字なんだけど、菅さんの場合は「修行」の「行」なのだそうだ。
私の場合は、文字通り「行く」の意味。
なぜかというと、昨年10月の末に車を買って以来、毎週「どこに行こうか」と考えない日は無かったと思うからだ。今になって思うと、大した場所には行っていないのだが、それでも、免許取り立てで教習コースしか走れなかった私が、西は「八王子」まで行って来られたというのは、自分としては大きな進歩だった。これからも、少しずつ範囲を広げていきたいと思う。
今年1番よく行ったところは、「府中」だった。車っていうのは、自分でそこに行こうとして自分の意志で運転しなければ絶対に到着しない。徒歩でも当然同じことだが、切符を買って電車に乗って、座席に座って寝ていれば自然に着くのとはわけが違う。全行程意識をしっかり持って前に進まなくちゃならない。行ったらちゃんと帰って来なくてはならないのも当然で、かなり緊張する。でも、楽しい。
明日は車でどこに行こうかな? となると来年も「行」が続くことになる。

さて、話は変わるが、菅さんが「行」という文字を提示したら、「無」だろうとか、何もしないじゃんなどと批判するする人もいるようである。
確かに「修行」は、本人にとっては役に立つことだけど、総理になってから修行をしていたのでは遅いと言えるだろう。だからって、最初から総理にふさわしい力量のあるひとなんて、今現在、この日本にはいないようだ。だから、足ばっかり引っ張ってないで、不完全な代表に協力しなくては・・・。このままでは、誰がやってもうまくいかないし、ころころ首相が変わる国だと言うことで、外国からもバカにされるばかりである。菅さんに、修行の猶予を---。

「行」といえば、私は毎週火曜日にNHKのドラマ、「セカンドバージン」を見ている。
そこに登場している主役の男が「鈴木 行」という。この男、優秀な人間だが、野心ゆえに法律に触れるようなことをして、転落の道に進んでしまう。17歳も年上の女と恋に落ちたのがそもそもの人生の行き先を変えてしまうきっかけだった。このドラマ、なかなかのものだ。来週は最終回だから、絶対に見逃せないぞ。鈴木京香はきれいだけど、中年のキャリアウーマンを良く演じている。鈴木行役は「長谷川博己」と言う人である。背が高くて、美男ではないが、不思議な魅力がある。わき役も適役ばかりで面白いったらない。

あっ、またまた話がそれてしまった。今夜は忘年会に行きます。明日は、また放送大学の面接授業に行きますよ。

エチュード12番「革命」

2010-12-11 10:43:52 | 日記



さらに、「赤い激流」に関するピアノ曲は続く。
といっても、よくはわからないんですが、確かにショパンのエチュードが出てきたと思って、いろいろグーグルで検索してみたら、12番の「革命」だったようです。
この曲もすごい曲ですね。テレビで見た時も驚きました。
私は、この後、東京の短大に入ってアパートで1人暮らしをしたので、そのときに、カセットテープにショパンのエチュード(12曲入?)を入れて上京し、毎日のように繰り返し聴いていました。小さなラジカセで、音質なんてひどいもんですが、どの曲も素晴らしかった。その激しさといったら、狂気に近いものさえ感じます。エチュードだから恐ろしく速くないと指の練習にならないのかな。かと思うと、すごくゆったりとした「別れの曲」なんかもあるし、こっちはゆったりとした弾き方の練習かな。インパクトの強い曲ばかりなので、何度も聞くうちに、どれが「赤い激流」で使われた曲なのかはどうでもよくなったため、今になってわからないんだと思います。
12番の演奏の終わり方がまたいいなと思います。終わります、終わります、と繰り返し強調する曲よりも、あっけなくすっぱり終わるのが好きです。

このごろ、自分の学生時代の事をよく思い出すのだけど、それは村上春樹の「ノルウェイの森」なんかを読んでいる影響だと思う。大学生の「僕」(ワタナベ)がトーマス・マンの「魔の山」を読んでいる場面が出てきたが、私は故郷の実家にいたころ、この本を読んでいた。あれはかなり分厚い文庫本だった。分厚いから買ったということもあった。しかし、9割くらい読んだのに最後までは読まなかったと記憶している。なぜだったのかわからない。特にいやになったわけでもないし、ただなんとなく最後までよまなかった。今になるとすごくもったいないことをした。昔読んだ本の内容なんかほとんど覚えていないのだけど、読み終えたという事実と、読み終えなかったという事実には当然違いがあるのだ。あの長い小説を読んだと言う実績が作れたのになあ。かといって、今途中から読んだところでしかたがない。あの本を読み続けなかったのは、単に読み終えるまえに夏休みが終わった、程度の理由なのかもしれない。

それで、なんで急に「テンペスト」を思い出したのかと思うに、もしかしたら、「ノルウェイの森」→「魔の山」→実家にいたころ→「赤い激流」→「テンペスト」ってことかも・・・。そう、つまり、昔の記憶が刺激されて脳みその中の引き出しが開けられたってことなんだろう。
「魔の山」は全部読まなかったけど、引き出しを開ける道具にはなったのかもしれない。

You Tubeでは、エチュードを順番に聴くことができないのがちょっと残念だ。
12番の「革命」を選ぶ。中国の天才少年の演奏。
この子の名前が「牛牛」(ニウニウ)っていうのは、「風の歌を聴け」だったらちょうどよかったかも。あっ、当時はまだこの子は生まれてなかったんだ。

英雄ポロネーズ

2010-12-11 09:38:41 | 日記



クラシックピアノ曲と関係する古い話が続きますが、テレビドラマ「赤い激流」の中に出てきた曲に、ショパンの「英雄ポロネーズ」があったと思います。この曲は、有名だけど、その巷によく流れる出だしのほうは、私はあまり好きではありません。でも、さすがに、それなりの素晴らしさは持っていますね。
特に、この映像を見たら、弾いている人のルックスからして、おお~っ、と言う感じ。
ヨーロッパだな~。やはり、この曲は欧米人の男性が弾かないとね。
かつらでもないのに、昔の音楽家のような髪型をしていますね。それから、弾いている時の片側のえくぼがかわいいですね。
この方、フランス人でシプリアン・カツァリスとかいう有名なピアニストのようです。
1951年生まれというと、現在は59歳ということでしょうか。

この曲で、私が好きな部分は、2分50秒を経過したあたりからの、ちょっと違った部分です。低音部の左手がすごい速さで繰り返し段階的に下がる部分(どのように表現したら良いのかわからないんですけど・・・)。ここを、テレビでは強調的に映していたように思います。やはり水谷豊が弾いていたかな?きっと、すごいテクニックを要する部分かもしれませんね。そして、そのとき、英雄ポロネーズっていうのは、よく知られている最初の部分だけではなく、こんなところもあるのか、と驚いたのでした。

クラシックに詳しい方には、次元の低い内容ですみません。
私は、クラシックの趣味さえない人間なので、まるで知らないことばかりです。

まあ、とにかく、You Tubeは、いろいろ楽しめていいですね。
こういうのを見て、実物のコンサート聴きに行こうかなと思ったりするかもしれません。

テンペスト

2010-12-11 00:00:34 | 日記



ベートーベン ピアノソナタ 第17番 テンペスト3楽章

ピアノの曲で、印象に残っているのは、昨日載せたラ・カンパネラとこのテンペストだ。
ラ・カンパネラはとにかく美しい曲だ。それと比べてみると、テンペストもきれいな曲だが、ドロドロとしたものさえ感じる部分がある。「嵐」だから当然と言えば当然である。テンペストを何度も聴いていると、その曲中の変化はすばらしいものだ。そして、最後はなにげなく自然におさまるところが素敵だ。
テンペストは、大昔、テレビドラマで初めて知ったように記憶している。子どもの頃、赤いシリーズっていうのをやっていて・・・

と、ここで、グーグルで「水谷豊 赤い」で、調べてみたところ、なんと、ラ・カンパネラもテンペストもこのドラマ「赤い激流」(1977年)で水谷豊が弾いたものだったようだ。このころ、私は高校生だった。
テレビドラマが、一般庶民にクラシック音楽への興味を持たせる、その影響力の強さとしては、最近の「のだめ」と同程度かもしれない。
「のだめ」に使われた曲はあまり覚えていないが、高校生の時に「赤い激流」で初めて知った曲のインパクトは強かった。ショパンのエチュードなんかもあったかな。

テンペストのいろいろな人の演奏をYou Tubeで聴いていて、これがいいな、と思ったのが、文字を読んでみると、ウィルヘルム・ケンプ、と書いてあった。
ああ、有名な人だ、名前は聴いたことがあると思った。たぶん、実家にあったレコードもこの人の演奏だったかもしれない。姿は見たことがなかったので、映像まで見えるようになった便利さには驚くばかりだ。

昨日の、ラ・カンパネラは、最初「フジコ・ヘミング」のを載せていたが、やはり「ルービンシュタイン」という人の演奏にした。ちょっと古い人だけど、やっぱりこっちのほうがいい。辻井伸行もよかったけど・・・。その他にも色々な国の男性女性が弾いていて、それぞれに個性があって面白い。ただ流れるように美しく弾く人や、メリハリをつける人などさまざまである。私としては、最後のほうは迫力が欲しいが、途中はテンポ崩れず軽快に美しく進んでもらいたいと思う。

素人の演奏もYou Tubeで聴けるが、やっぱり弾ければいいってもんじゃないということが良くわかる。ピアニストってすごいなあ。

そして、クラシックは、何度聴いても飽きないな。

ちなみに、赤い激流はこんなドラマだったようです。




水谷が弾くピアノのシーンがなくて残念。