山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

結核

2006-09-13 22:53:11 | 未分類過去
最近ときどき、私の身の回りで、結核の発病者が出て周囲がちょっと緊張しているという話を聞きます。
ときどきというのは、1年に1回くらいの割合でしょうか?
学校とか塾とか職場とか色々で、まあ、直接自分や家族には関係ないし、話に聞く当事者も深刻な状況に至ってはいないようですが、やはり伝染病というだけあって、そのあとの対策(別の人が感染していないかどうか調べたりすること)が必要となるでしょう。

以前聞いた話では、塾の先生が感染していて、数人の生徒にも移ってしまっていたというのがありました。
うちの子が通っていた高校の生徒が発病したというのも聞いたことがありますが、学校では、ツベルクリン反応やレントゲン検査など健康診断をしているはずなので、どこか全然違うところから感染してしまったのでしょう。

それから、もう何年も前になりますが、運送会社で働いていた知人が肺結核でなくなりました。そのひとは、ずっと気管支炎だと言っていて、また、風邪が治らないと思っていたらしいんですが、ある日突然喀血して倒れて亡くなってしまったのです。本人は最後まで自分が結核であることを知らなかったのかもしれないとのことのです。

その人の場合、今で言うフリーターで、たぶん契約社員のようなものだったと思いますが、とにかく正規の社員ではなく、病院嫌いでもあったようです。
また、貯蓄などがあまり無かったので、体調が悪いと感じながらも、入院などはできないと思い、我慢してしまったようです。
もし、正規の社員で健康診断を受けていたら、早いうちに発見されていたのではないでしょうか?結核の場合は法定伝染病なので治療費の心配は要らないようですから、健康診断でわかれば、ちゃんと治療ができたはずです。

近年、正社員でない人が増えてきたので、健康診断を受けていない人も多くなっているのではないかと思います。
結核は油断したら今でも恐い伝染病です。
地域の成人健診は無料で受けられると思うので、会社の健康診断などの機会がないひとは、ぜひ毎年受けておいたほうがいいと思います。