山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

ある専門学校とある大学の違い

2006-07-30 20:19:00 | 未分類過去
オープンキャンパスに行ってみて、違うなあと思ったことの一例を書く。

動物のことを学ぶ専門学校や大学では実際に生きた「犬」などを使わなければ授業にはならないわけで、これを視聴覚教材や印刷教材だけでやっているならば本当の犬について学ぶことはできないといえる。

その「犬」の取り扱いについてであるが、ある大学では学校犬は3頭くらいしかいないので、授業をする先生が自分の私物の犬を数頭使っていた。
そのうちの一匹のチワワは、授業中、台の上にプラスチックの箱をのせ、その中に入れられていた。その犬はその箱からは出ることができないから、台から落ちることはないのであろう。しかし、箱の縁に前足を乗せて立ち上がったりするのをみていると、バランスを崩して箱がひっくり返る可能性も無いわけではなさそうに思えてひやひやしてしまった。

その前に専門学校に行ったときには、学校犬のマルチーズやシーズーが6頭くらいいて、それらは看護学で体温を測ったり、毛や爪、耳の手入れをする練習に使われているとのことだった。その犬を実習で台の上に乗せた時に、指導の先生が、絶対に犬のそばから離れないで落ちないようにみているようにと実習生に何度も確認していたことが記憶にあった。
おとなしく立っているように見えても、犬はいつどのような動きをするかわからない。急に変わった動きをして台から落ちたらケガをしてしまうとのことだった。
そこには、まず最初に仕事としての意識があり「お客様の犬を預かっている責任」という神経の配り方があるように思えた。

しかし大学はそうではなかった。先生は明らかに自分の犬だからその犬がふだんどんな行動をとるか判っているし、危ないことはしないとわかっている。また万が一何かあっても自分の犬である。その大学ではのびのびと犬の習性などを勉強することができてとても楽しそうだったが、仕事とは切り離されている様な気がした。

このような学校で学んだ学生が就職した時に、お客様の犬を預かるという意識が自然に身についているのは専門学校を卒業した学生のほうに違いないと思った。

ある専門学校ではドッグトレーニング用の大型犬なども数頭いて、その犬たちは子犬で学校に来ると2年生の実習によってトレーニングされ、翌年には訓練の出来上がった犬として1年生の実習に使われる。そして、その後は学生に引き取られ、学校ではあらたに新しい犬を買うということを繰り返す。

ある大学では同じ学校犬がずっと続けて学校で飼われるようだった。また、生徒の犬が多く活用されていたが、いつも私物の犬を提供する学生と自分の犬を持たない学生との関係などはどうなのかな?と思った。
生物である教材の確保というのは、やはり大変なことであろう。レントゲン装置などがあるが、同じ犬のレントゲンばかり撮るわけにもいかないだろう。

ある専門学校の動物美容学科では学校近隣の犬の飼い主と提携を結び、練習用の犬として提供してもらうようにしているために、各種の犬で練習することができるそうだ。
学校の犬だけではなかなか毛が伸びないし、同じ種類の犬ばかりでは練習にならない。たくさんの犬を学校で所有するのは不可能である。この方法、短大などでもやっているようである。

そのように、動物関係の学校は生きた教材の確保だけでも苦労の多いところであり、いろいろ工夫をこらしているようであるが、その確保の仕方や管理の仕方の違いが学校選びの比較対象ともなっている。

また、学校見学に行くと専門学校では体験実習に力をいれ、大学では知識を取り込むような模擬授業をすることが多い。
これは知識を取り入れることが好きな大学志向の学生と、机の上の知識詰め込み勉強はあまり好きではない専門学校進学タイプの学生に学校側があわせているともいえる。入ってしまえば理論も実習もやることになるのであろうが、その様子が見えてこない。どちらとも充実した内容の学校があったらいいなあと思う。

いきなり実習をさせられるだけでは、なんか薄っぺらい感じもしないではないし、理論ばかりでは実技が身に着くのかと不安になる。

専門学校か大学か

2006-07-30 19:32:59 | 未分類過去
うちの子は動物の看護師になるつもりであるが、将来動物病院に就職するためには、動物の専門学校か又は動物看護の内容が含まれる大学か短大に行くという方法がある。
そのどちらに行くかを迷っている。

専門学校は都内に100以上あるとかいう話だが、いざどこにしようかと考えると、たくさんある割にはこれこそはという学校がはっきり見えてこない。そんなにたくさんあるならば「動物看護師になるならここ!」といえるようなみんなが目指す学校があっても良さそうなものだが、その世界に詳しくないせいか、あまり噂をきかない。
それで、歴史が古く長年の実績があり、動物を専門としており、内容がちゃんとしていて、動物の確保などもできている学校を探すと、ここがよさそうと思えるものは今のところ2校くらいである。
トリマーに力を入れていることろが多く、またコンピュータや簿記など様々な専攻のひとつに動物系のものを入れている学校があるが、なんでもござれのようにすべての分野を一校の中に収めて全てを充実させることなどは不可能なはずで、あまり信用はできない気がする。看護に力を入れているところとなると数は限られてくる。
すでによさそうな専門学校を見つけてはいるものの、高校の成績が平均2・6以上で、申し込めば試験も無く誰しも入れてしまうという入学基準に対しては拍子抜けしてしまう。努力をしないで入ってしまった人間のあつまりって、それでいいのかな?という疑問がのこる。入ればカリキュラムがしっかり決められており、遊んでいる暇はないらしいが、あまりにも簡単すぎるのではないだろうか?

そして、「学歴」というものを気にする。夫の考えではやはり大卒になってもらいたいようだ。高校の進路指導の先生でも、今から道を狭めないでとりあえず大学に行っておくのが無難だと勧める先生もいる。しかし、動物看護師になろうと本人が思っているのにもかかわらず、漠然と理系の大学を出たところで、絶対に動物の看護師にはなれないのであって、動物看護師になるためには、やはりそれを専門に学ぶことができる専門学校に進学することが確かな道である。将来大卒だとか大卒で無いとかで、肩身が広いとか狭いとかいうことよりも、そのときに動物の看護師として仕事ができる人間であるのかないのか、トリマーでも看護師でもドッグトレーナーでも、そういう技術が身についていることが重要なんじゃないかと私は思う。狭い選択をするとつぶしがきかないなどという人がいるが、何も選択しない人間は最初から何もできないかもしれない。したいことが見つかっているならば、そこに向って進めばいい。

ところで、数は少ないが、動物の看護師の道に進める大学がある。これならば学歴とともに専門職への道も進める。しかし、オープンキャンパスに行ってみて思うことは、たしかに広い分野で動物の習性や生息環境、人間とペット動物の関係などを学びつつ動物看護の技術も身につけることができるのであるが、やはり職業と直結していないのではなかろうかという感触は否めない。実際、最近新設された大学が多いので、卒業生の就職実績があまりないし、就職先をみると動物病院やペットショップなどではない一般企業などが多いようである。ある大学は体験授業の内容は非常に興味深いものだったが、大学の中だけの楽しみになりそうであるし、もうひとつの大学は偏差値も高く獣医系の大学で医療設備など整っているが、非常に学問的で、研究員や公務員、動物系専門学校の指導者などになる人材を育てるような雰囲気だった。こうなるとうちの子供の方向性とは違っている。
このような大学に入るために、予備校に通って血の出るような受験勉強をするという価値が見えてこないというのも正直なところだ。出費も莫大となる。

子供も、大学については情熱が下がってしまい、今のところ、専門学校探しをもっとしっかりやろうと思うようになってきた。


動物を飼うということ

2006-07-30 12:57:56 | 未分類過去
うちの高3の子供は将来動物の看護師になろうとしている。
そのため、最近は進学先を決めるために専門学校や大学を見学しており、私もそれに同行している。そして、そこで体験授業を受けることが多い。

犬や猫については、身近な動物だからよくわかっていると思いこんでいるが、実は知らないことが多いことに気づかされる。そして、動物を飼うにはかなりの覚悟を要すると思う。その動物の一生を通して責任が持てるかどうか、人と動物が幸せに暮らせるか、そのための生活習慣・居住環境などを動物にとってふさわしいものとすることができるか、適切な世話としつけができるかどうか、ということはとても重要なことだと思う。

飼い主が毎日留守にしていて、犬にさびしい思いをさせ続けたり、運動不足にさせたり、甘やかしたり叱ったりなど不適切なしつけをしたら、犬は必ずストレスをためて飼い主に不都合な行動を起こすようになってしまう。そして飼い主も動物も不幸になる。
飼い方を普通に気遣って育てれば普通に育つかというとそうではない。
イヌには社会性を身につける時期があり、そこでの育ち方が大きく影響するそうだ。
それが生後3週間から3ヶ月の間といわれているが、この間に、多くの犬仲間と接触することが大切であり、また各種の人間に接することが重要だそうだ。そうしないと他との接触の仕方が身に着かないし、人に対しては子供嫌いな犬や赤ちゃん嫌いな犬などになってしまうことがある。郵便屋さんや宅急便屋さんにほえかかる犬にしないためには、通りかかる業者の人や訪問してくる人の様子に小さいときから慣れさせる必要もある。玄関のチャイムや電話に必ず吠える犬も飼い主は困るわけで、それにも小さい頃から慣れさせる必要がある。町の中にあるさまざまなものや状況に小さい時に慣れさせておかないと、臆病になって、それが逆に凶暴性となって現れることもあるそうだ。
現在、その貴重な時期をペットショップのケージの中で過ごす犬が多いから、飼い主の努力にも限界があるのが事実らしい。

また、種類によってもかなりの差があるから、散歩や運動量にしても、走り回ることが大好きな大型犬や牧羊犬を飼うには、その要求に飼い主が応えてあげられることが必須条件ともなる。

同じように育てても、従順な犬とそうではない犬がいる。これは環境もあるが、遺伝子の問題である。日本犬種は原種に近く、遺伝子が狼に似ているそうで、あまり人間に従順には育ちにくいそうだ。逆にシェパードは一見狼に似ているように思うが、実は狼とは遺伝子がぜんぜんかけ離れているのだそうで、しつけしやすい。それで、秋田犬の警察犬や盲導犬なんかはあり得ない状況だが、シェパードは言いつけどおりよく働く。

うちでは昔実家で柴犬の雑種を飼っていたが、その犬は人を噛んだ。芝犬はそういう性質が遺伝子的に強いそうだ。土佐犬なども人を噛んで事件になることが多いが、やはり狼に近いからだそうだ。
それだから、飼うとすれば洋犬のほうがしつけやすいとのことだ。しかし、テリアはいけない。うちの実家でも昔ホワイトテリアを飼ったことがある。この犬は捨て犬だったが、非常にプライドが高く、下手に体になれなれしく障るとうなって威嚇するようなところがあった。そんな性格だったから捨てられたのであろう。見た目は非常にいい犬だったが致命的な欠陥だ。テリアにはそういう要素があるらしい。最近なんとかシュナウザーとかいう口のまわりにヒゲのあるテリアが流行りだしているらしいが、要注意だそうで、飼い主の手に負えなくなって保健所にあふれる可能性もあるという。

また、人気種は急いで繁殖するために、遺伝的な問題が出てくる。腰の骨の異常や目が見えない異常など、それぞれの犬種に特有の異常があるから、人気の犬は避けたほうが無難だ。異常があったからと言ってすぐに手放したりできないから、一生面倒をみる覚悟がひつようである。

そのようないろいろな知識を得ると、犬を飼うにはすごいたくさんの心得が必要だと感じる。

犬は人間の心を癒してくれて、これからもさらに人の生活には欠かせないものとなるだろうが、犬を代表とするペット動物の精神衛生面の管理は非常に重要であり、難しいものだ。
犬だけでなく、猫やその他の小動物もそれぞれに特質があるから、それを理解してそれにふさわしい育て方をしなければいけない。

うちではウサギを飼っているが、ウサギはまた犬猫とは違うから、同じようにかわいがればいいというようなものではない。
ウサギが何を求めているかを理解する必要がある。

ペットをまともに飼うことを考えると、まさしく、気が引きしまる思いである。

後期科目登録

2006-07-30 01:28:30 | 放送大学
試験が終わったところで、ほっとして、次の履修科目を決定しました。
3年次に編入してから今年度で6年が満ちるために、自動的に籍がなくなってしまいます。
それで、なんとしても「卒業」にこぎつけなければいけません。
17年度が終わった時点で、不足単位は21単位でした。
今回5科目試験を受け、面接授業を2科目受けたので、全部合格すれば12単位取得ということになるので、のこり不足分は9単位です。
しかし、今回の試験でいくつか単位を落とした可能性もあるので、一応あらたに6科目(12単位)と面接授業2科目(2単位)を申し込むことにしました。あんまりぎりぎりというのも不安です。
苦手な世界史関係は避けて、自分にとって安全圏と思えるような科目を選んでおきました。

・日本の古典ー江戸文学編
・近代の日本文学
 (比較的新しい時代の日本文学はわかりやすいです。)

・文化人類学
 (人間探究コースの主要な科目という感じ)

・博物館概論
・博物館経営・情報論
 (博物館資料論がおもしろかったので、興味をもったついでにこれらも取ろう)

・基礎化学
 (仕事で化学系の文章を校正することが多いので基礎知識を身につけるために・・・)

・芸術の理論と歴史
 (単位を落としたときに備えて)

以上、単位認定試験の日程の配分なども考えて決めました。

いよいよ気を引き締めてやらなきゃいけません。
いつも試験を受けてから反省するので、今度こそ少しずつでもいいから毎日勉強するようにしたいと思います。