数年後に団塊の世代が大量に定年退職を迎えるそうです。
へえ~、定年まで働いている人がそんなにいるんだなあ~と50代前半で早々とリストラ退職させられた者は思います。どうしても、自分の周りのことが印象的なので、世の中が全般的にまだ年功序列で定年まで勤められるという状況がなんかぴんと来ないのです。
多くの企業は数年後に大量の退職者に渡す退職金の資金繰りができないような深刻な状況にもなっているとか聞きます。
そういう点からみると、夫の勤めていた会社の母体である親会社は、世間ではそう悪くはない会社だと思われている会社ですが、確かに辞めさせられた当事者たち以外の目から見たら、賢い経営方針だといえるかもしれません。
なぜならば、子会社の年をとってきた社員を、だんだんに降格させていき、基本給を最低に落とした時点で、退職金を計算して早期退職させてしまったので、団塊の世代の大量退職がその会社ではあまり起こらないはずなのです。
最近、夫が退職した人たちと連絡をとったところ、まだ数人は新しい仕事についていないとの事でした。プライドが高い人はなかなか自分がよしとする仕事には再就職できず、その結果失業状態を続けているようです。夫はあまりプライドが高いほうではなく、とにかく働きたいと言う気持ちで契約社員になってしまったのですが、そうでない人も多いようでした。
ところで、夫にとって新たな不安と言うのは、定年退職まで勤め上げることのできた団塊の世代が大量に定年退職したら、その人たちが自分の今の職場のようなところに流れてくるのではないかということなのです。リストラされた人間より定年退職まで残った人間のほうがもともと優秀なはずなのですから、契約社員の夫を辞めさせて、そっちの人と取り替えることがあるのではないかと夫は言っています。
優秀な団塊の世代が退職したら、もともといた退職後の再就職組が解雇されるんじゃないかと、再び繰り返されるかもしれない「追い出され」を恐れています。
へえ~、定年まで働いている人がそんなにいるんだなあ~と50代前半で早々とリストラ退職させられた者は思います。どうしても、自分の周りのことが印象的なので、世の中が全般的にまだ年功序列で定年まで勤められるという状況がなんかぴんと来ないのです。
多くの企業は数年後に大量の退職者に渡す退職金の資金繰りができないような深刻な状況にもなっているとか聞きます。
そういう点からみると、夫の勤めていた会社の母体である親会社は、世間ではそう悪くはない会社だと思われている会社ですが、確かに辞めさせられた当事者たち以外の目から見たら、賢い経営方針だといえるかもしれません。
なぜならば、子会社の年をとってきた社員を、だんだんに降格させていき、基本給を最低に落とした時点で、退職金を計算して早期退職させてしまったので、団塊の世代の大量退職がその会社ではあまり起こらないはずなのです。
最近、夫が退職した人たちと連絡をとったところ、まだ数人は新しい仕事についていないとの事でした。プライドが高い人はなかなか自分がよしとする仕事には再就職できず、その結果失業状態を続けているようです。夫はあまりプライドが高いほうではなく、とにかく働きたいと言う気持ちで契約社員になってしまったのですが、そうでない人も多いようでした。
ところで、夫にとって新たな不安と言うのは、定年退職まで勤め上げることのできた団塊の世代が大量に定年退職したら、その人たちが自分の今の職場のようなところに流れてくるのではないかということなのです。リストラされた人間より定年退職まで残った人間のほうがもともと優秀なはずなのですから、契約社員の夫を辞めさせて、そっちの人と取り替えることがあるのではないかと夫は言っています。
優秀な団塊の世代が退職したら、もともといた退職後の再就職組が解雇されるんじゃないかと、再び繰り返されるかもしれない「追い出され」を恐れています。