GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

F1 日本グランプリ ~ ルイス・ハミルトン ~

2011年10月13日 21時11分36秒 | スポーツ

またしても接触、それもフェリペ・マッサと。

2008年、当時は史上最年少で初の黒人F1ドライバーとして、ワールドチャンピオンを手にしたルイスですが、その後の焦りからでしょうか、やや粗いドライビングへと変わり、少しづつ勝利からも遠ざかっていました。

マシンの力を引き出す速さがありながら、レース中の要所要所におけるミスや接触などにより、自ら順位を後退させることもしばしば。

特に今年はマッサとの接触が多く、自分のみならずマッサのレースも台無しにするケースもありました。

そんな中、鈴鹿でも接触。

誰よりも家族を思い、人を魅了する穏やかな微笑みを持つ、才能溢れたF1パイロットなだけに、早く冷静さを取り戻し、2008年チャンピオンの称号に相応しいドライバーへと進化してほしいのです。

F1 日本グランプリ ~ ミハエル・シューマッハ ~

2011年10月12日 22時22分44秒 | スポーツ

「セブンタイムス ワールド チャンピオン、 マイケル・シューマッカー!」

サーキットの場内放送で、各F1選手のエントリー・コールの際にアナウンスされる、ミハエルの紹介。

ベッテル、アロンソ、ルイス、バトンを含めて、2011年シーズンは5人の歴代F1チャンピオンがひしめく、錚々(そうそう)たるドライバーが競い合う中、「セブンタイムス」、つまり7度も世界を制したチャンピオンは、他にはいません。

昨年からF1に復帰後、未だ勝利を手にしていないミハエルですが、過去の輝かしい栄光とプライドを顧みずレースに挑み続けるその姿勢は、観る人の心に一片の希望の光を灯し続けています。

今年42歳となった皇帝の存在は、未だ大きいのです。

F1 日本グランプリ ~ フェルナンド・アロンソ ~

2011年10月11日 22時10分30秒 | スポーツ

今シーズン、上位チームの中で決定的なアドバンテージを築くことができずにいるフェラーリ。

タイヤへの負荷が比較的優しい車体設計という好要因を生かして、レース全体のマネジメントを考え、勝利へと近づこうと努力を続けているのがアロンソ。

鈴鹿では、ベッテルを抜き、完璧な勝利を手にしたマクラーレンのバトンには及ばなかったものの、勝利へと近づく2位フィニッシュを決め、徐々に光が見え始めました。

オールレッドの美しいカラーリングは、フェラーリにしか許されない特別な色。

真っ赤な車は誰よりも速い、という刷り込みは、フェラーリの歩んできた数々の歴史によって実像へと結びついているのです。

F1 日本グランプリ ~ ジェンソン・バトン ~

2011年10月10日 17時08分06秒 | スポーツ

ここ数戦、マクラーレンのパッケージングが進化すると同時に、熱くてクールなバトンのドライビングも冴えわたってきていました。

今年はどういう訳かライバル達との接触が目立ち、粗さが見え隠れするルイス・ハミルトンとは対照的に、ジェンソンの沈着冷静でクレバーなレース運びは、どこか日本人の心をくすぐるのです。

今回の鈴鹿での優勝も、まさにその展開。

激しい争いの中にあって、誰よりもタイヤをいたわり、レース全体を俯瞰しながら自らを勝利へと導いたそのマネジメントは、洗練されていました。

日本への愛着がとても深いJBのヘルメットは、鈴鹿特別仕様の日の丸カラーと“ジェイビー”ロゴで彩られていました。

F1 日本グランプリ ~ セバスチャン・ベッテル ~

2011年10月09日 23時08分16秒 | スポーツ

今回、2011年の鈴鹿を勝利で飾ったのはジェンソン・バトンですが、ある種大人のレース運びで、最も大きな勝利を手にしたのがこのセバスチャン。

目の前を高速で駆け抜けてゆくRed Bull RB7を操るその手に、終始焦りは見られませんでした。

史上最年少で手にした昨年のワールドチャンピオンに引き続いての、二年連続のV2獲得は、その才能が類まれなるものであることを改めて知らしめてくれました。

ちょっとやんちゃな笑顔が印象的だったベッテルが、たった一年で、こんなにも落ち着き払ったF1パイロットになるなんて、なにか不思議な気がします。

この三日間、素晴らしい快晴に恵まれた鈴鹿。

サーキットを包んでいた空気も、とても晴れやかでした。

F1 日本グランプリ 2011 ~ 小林可夢偉 ~

2011年10月07日 22時07分44秒 | スポーツ

一年の時を経て、再び小林可夢偉がここ鈴鹿の地へ。

F1 日本グランプリ 2011、遂に開幕です。

本日10月7日はフリー走行。この日はグランドスタンド前以外は全席自由。

僕は1コーナーのB2席へ行ってみました。

可夢偉が操るザウバーの車体のペイントを見てみると、オーストラリアGP以来となるあのメッセージ「我々の祈り、日本に届きますように。」が、再度掲げられていました。

ザウバーチームのホーム、スイスと、ドライバー可夢偉のホームである日本の国旗がペアで並んだ暖かい言葉は、突き刺さるF1サウンドと共に、強く心に飛び込んできました。

SONY NEX-5 : Photo 11

2011年10月06日 21時51分47秒 | デジタルガジェット

東京 丸の内、新丸ビルの通りを散策していた時のこと。

NEX-5を片手に朝の東京をスナップ撮影していると、皇居方面から一台のクラシックカーがゆっくりとこちらに向かってきます。

こ、これは、もしかしてザ・ペニンシュラ東京のスペシャルリムジン、ロールスロイス ファントムⅡでは?!

成田空港までの往復料金、なんと¥130,000という驚きのプライスを掲げる、ホテル専用にカスタマイズした特別車。

BMW、ロールスロイスと数台の専用リムジンを揃える中でも、特にこのモデルは超特別。

1934年製の正真正銘のクラシックロールス。

こんな特別なビンテージカーは、丸の内や銀座を背景にすると、恐ろしいほどに似合うのです。

SONY NEX-5 : Photo 10

2011年10月04日 21時45分04秒 | デジタルガジェット

その小さな体からは想像できないくらい、緻密で正確な描写を見せてくれるのがNEX-5。

極限までのコンパクトボディを目指した、本体サイズの制限を感じさせないほど、APS-Cサイズのセンサーの能力を、余すところなく活用しています。

センサーサイズが一眼レフと同じならば、やはりそのぼけ味を試したくなってきます。

奈良 春日大社の社殿にずらりと並ぶ吊り灯篭を、手前から奥にかけて撮ってみました。

絞りはF5.6で、ゆるやかなぼけを期待して撮影。

当然ですが、ツァイスのような味わい深いぼけにはなりませんが、くせのない素直なぼけ味。

そして、手前の灯篭の線刻やシカのレリーフなどが、非常に鮮明なところが頼もしい。

なるほど、“一眼クオリティ”に偽りなし、ということです。

マドリードの少女

2011年10月02日 17時33分16秒 | Hola! ESPANA(オラ!エスパーニャ)

スペイン マドリードへ行った時のこと。

街中のとあるデパートメントストアを散策し、その店の隣にある別煉へ向かうため外に出てみると、店と店との間にある少し開けたスペースに、その冬期間限定の小さな小さな移動式遊園地がありました。

その中でも一番の目玉はやはりメリーゴーラウンド。

木馬や馬車の装飾がなんともかわいらしくて、しばらく眺めていました。

楽しげに手を振っている子供たちを見ていると、この少女だけ、なぜか物思いに耽っています。

こんなにも煌(きら)びやかなステージの主役になっているのに、一体彼女に何が…。

その思いの先は、もちろん今でもわからないのです。

SONY NEX-5 : Photo 9

2011年10月01日 15時43分49秒 | デジタルガジェット

この幾何学パターン、一体何に見えるでしょうか。

もちろんCGでもなければイラストでもありません。

この写真、奈良 大和郡山にできた消防詰所のなまこ壁なのです。

黒くて四角い部分が平瓦。白い目地の部分が蒲鉾型に盛り上げた漆喰。

なまこ壁には、水平/垂直につなげた一文字目地と呼ばれるものもありますが、こちらは目地が斜めに交差する筋違目地。

しかしこの左官職人、いい仕事しています。

手仕事なのに、斜め45度のラインと交差する90度の角度がビシッと決まっていて、実に気持ちいい。

じっと見ていると、なんだか白地が交差する場所に黒点が見えてくる、錯視(目の錯覚)の絵のように感じてしまいます。