ひときわ人目を引くコバルトブルーとベージュの外装色。
イエローのアクセントラインが細部を引き締め、オリエント急行を彷彿させるクラシカルな外観が特徴の、江ノ電 10形。
こうしたレトロなエクステリアデザインに合わせて、内装も木目を多用。
パイクカー的な雰囲気を漂わす、独特の味付けを持った車両です。
こんな色の車両もあったんだ…、と惹かれるように近づいていって写真に収めました。
しかし、見れば見るほど大型テーマパークで走っていそうな外観。小ぶりなプロポーションも相まって、通勤通学に使われる民間車両には見えない楽しさがあります。
でも、江ノ電であるなら、やっぱり“まじめ”よりも“楽しい”方がいい。
愛されることを宿命付けられた電車ならではです。