『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

夜風

2005年10月15日 02時09分29秒 | どうでもいい話
毎晩、夜中の1時過ぎにかぁちゃんの家を出て自転車こぎこぎ我が家へ向う。
この時間が一番開放感を感じる時だ。
さすがに道を歩く人はほとんどいないけれど
深夜営業のお店の明かりは何となく心がなごむ。

最近出来たこじゃれたバーの細い窓越しに、
髪の長いお嬢さんが、独りグラスを傾けているのがちらりと見えたり
そこの場所だけやけに明るい吉野家から
スーツ姿の若いサラリーマンが、ゆっくり出てきて自転車にまたがったり
深夜営業のファミレスの大きな窓から
二人連れが頭を寄せ合って、何やら仲睦まじげな様子が見えたり
近頃、夜中になると始まる幹線道路の工事現場のガードマンさんが
横断歩道を渡る時に必ず会釈してくれたり
みんな、遅くまでご苦労さま~。

なるべくゆっくり自転車をこぐと、夜風が体をすり抜ける。
今の季節ならではの心地良いそよぎで今日一日を洗い流す。

人っ子一人いない高速道路の下の散歩道、
オレンジ色の明かりの中を通り抜けると我が家だ。
さぁて、これから少しの間が私だけの時間。

・・・だけど、何時片付けるんだ?この雑然とした家の中。
ううむ・・・。




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水色のワルツ

2005年10月13日 02時16分51秒 | 歌と私と私の祭り
「水色のワルツ」って、確か高木東六氏の作曲だったと思うのだけど
ワルツなのに、どうしてこんなに切ないんだろうと、昔っから思ってた。

考える事がたくさんあって、ちっとも前に進めない時、
何でだか、小さい頃にレコードで聴いた「懐メロ」がふいに出てくる時がある。
聴いたというより、かかっていたんだけど。

今日は、朝から何故だか「水色のワルツ」をハミング。
途中で「長崎の鐘」に変わってきちゃって(笑)すると条件反射的に・・・。
この歌を歌うと、藤山一郎氏がテレビで言ってた言葉を必ず思い出す。
「ペチカはペーヒィチカと歌うのが正しい・・・。」
♪雪の降る夜は楽しいペ~ヒィチカ♪
でも、季節がまだだしなぁと思ってたら、

出てきた歌が♪エンジンの音轟々と隼はゆく雲の果て♪って・・・何で?
でも、かぁちゃんがとっても嬉しそうだったので、
ついでに「あざみの歌」の一番を合唱。
そう言えば、この歌、伊藤久男氏と舟木一夫氏両名の歌唱で聴かされてたっけ。

ええい!と「侍ニッポン」で締めくくる。
私と同世代の方はきっと知らないのだろうなぁ。
老人ホームに行ったら重宝がられるかしらん。

こんな風な音楽教育を受けて育ったのね、私。

これって、どうでもいい話になるのかな?
まぁ、いいや。歌の話には違いないし。



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ある日突然

2005年10月12日 01時59分44秒 | ぺこちゃんにまつわる話
我が背の君の妹、それが「ぺこちゃん」である。
「ねぇちゃん、ねぇちゃん。」と慕ってくれるが年齢は四つ年上の義妹だ。

小学校の低学年の時から、家を離れ全寮制の養護学校に入り、
中学卒業と共にそこの伝手で同じく全寮制の工場で働いていた。
定年まで働いて、そこから終身の施設に・・・のはずだったらしい。

子育ても一段落、自分だけの為の目標を定め、春を待ち焦がれていたある日、
突然、ぺこちゃんの職場から電話が入った。
「この不景気で、工場を閉鎖せざるを得なくなりました。
連絡先がそちらになっているのですが、本人を引き取っていただくのは
そちらでよろしいでしょうか?
閉鎖までには、あと一ヶ月ありますので十分考える時間はあると思います。」
というような内容だったと思う。

え、何?一ヶ月って十分な時間なの?
実家が故郷にある子達は、まとまってそちらに帰るらしいが
義母は既に年老いて実家を離れ、義姉の所から特養に入った頃だった。
身寄りの無い子達は、職場が施設を探すという事だった。

まぁ、何にせよ事が起きるというのは突然な物なのだろうが
さすがにうろたえた。だって、私自身ぺこちゃんとは3回会っただけだし~。

けれど、他に選択肢を与えられた訳でもなく受け入れるしかなかったし、
その時はまだ、どうなったって背の君と協力すればなんとかなる。
と、実に脳天気に考えていた。

けれど、私は大切な事に気づいていなかったのだ。
ぺこちゃんは、家族の誰とも40年近く共に暮らした事が無かった。
家族の誰もがぺこちゃんの現状を知らなかった。
障害の程度も、何が出来て何が出来ないのか誰も分かっていなかった。

兄としての責任で、引き取る決断をした背の君だけれど
それが、どれ程の思いだったのかを知った時は愕然としてしまった。

もう一方で、この時点で既にかぁちゃんは壊れ始めていたのに
それも気付いていなかったのが、ウルトラスーパー大誤算だったのだ。
ま~ったく、脳天気にもほどがあるって話ですよ。

2002年5月6日が記念すべきダブルチョップな日々の始まりとなった。










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荒ぶる心

2005年10月11日 02時38分52秒 | 日々の出来事
心に重く気にかかる事があり、気も漫ろになっている時は
きっとかぁちゃんは、何かを察してしまうのだろう。

夜中、益々寝ない。何度も用も無いのにトイレに行きたがり
連れて行っても、もちろんでない。
体中をかいてみたりトイレットペーパーを巻き取ったり
居眠りしたりを繰り返し続ける。

六度目でついにキレタ。
「いかげんにしなさい。何回来れば気が済むのか!」と声を荒げる。
それでもかぁちゃんは止めない。
寝かしつけると5分もしないうちに「トイレ!」と起き上がる。

一度吹き出た感情は治まらない、止まらない。
その都度、声を荒げてしまう。
怒ってはいけない事は百も承知だ。
解っていても辛抱できない事はやはり出来ない。

かぁちゃんも負けてはいない。
物凄い目つきで睨み返し「あなたって恐ろしい人だわ。」と言う。
こんな時はめちゃくちゃはっきり言うんだよね。
昔からの口癖だからね、かぁちゃんの。
恐ろしいのは、あなたの方だよ。
益々私の心は荒れてゆく。手を引く手にも怒りがこもる。

深呼吸、深呼吸・・・もう一度深呼吸。
唇をかみ締めて嫌な言葉が出ないようにする。
不安がらせているのは私自身なんだから。
黙ったままでベッドに寝かしつける。

こんな日は家に帰ってからも、心に冷たい風が吹く。
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ボーダーライン

2005年10月10日 02時27分14秒 | かぁちゃんにまつわる話
先日のデイサービスの連絡ノートに
「今日はカラオケをしました。
『あざみの歌』を大きな声で歌っておられました。」と書いてあった。
「おおきな声」の下には、波線が入れて有る。
思わず吹き出しちゃったけど、職員さん方も驚かれたんだろう。

この夏の始まる前頃から、かぁちゃんは極端に話をしなくなった。
時折、驚くほどしっかりした事を言う事もあるが
短い言葉のやりとりすら、すれ違いになる事が多くなった。
電話もあれだけ好きだったのに、電話口では一言も喋らなくなった。
体調も含めて、夏の暑さが堪えたのか明らかに一段階進んだようだ。

かぁちゃんの場合、排泄障害、尋常でない行動
行動面での記憶障害は確かにあるが、人に関しての記憶は
驚くほど鮮明で、過去に関してだけでなく
家族の名前や顔はもちろん、親しい友人の名前もちゃんと覚えている


かぁちゃんは独居である。
例え、延べ時間で一日の半分以上を一緒に過ごしていても
自転車で6、7分の距離の所に住んでいるにしても
独り暮らしに変わりはないわけで、
以前から、保険所の担当者、ケアマネージャー、ヘルパーさんにまで
施設入所を勧められている。

今の所まだ考えていないと告げてからは、言われなくなったけど
「万が一、夜中に外へ出てしまって何かがあっても
それは諦めないと仕方がないですよ。もちろん全力を挙げて探すけれど。」
と、言われた。・・・確かに。
施設に入所させるという事は身の安全を確保する事らしい。

「現状維持か入所か、母の為にどちらが良いのか全くわからない。」と言うと、
「お母さんもだけど、あなたの為にもよ。」ときた。
・・・私のため?そんなの、入所させるのが楽に決まってるじゃん。
誰が続けたいですか?こんな生活。

何をこだわって、入所を拒否するのか自分でもよくわからない。
理由を挙げればいくつもあるが、決定的な理由も無い。
施設への入所を真剣に考える時が来るんだろうか?
いつかはそのラインを越えなければいけないんだろうな。

私たちの顔がわからなくなった時。
玄関までの階段の昇り降りが儘ならなくなった時。
箸が持てなくなった時。嚥下ができなくなった時。
いろいろ考えてみるけれど、どんな時より

「あざみの歌」が歌えなくなった時がその時だと、私は思っている。
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参上!

2005年10月09日 01時49分31秒 | 日々の出来事
私が、かぁちゃんの家を空ける時は
起き出して立ちっ放しにならないように。
せめて、そうなるまでの時間稼ぎをするために
便箋(今日はプーさんの)とボールペンをサイドテーブルに置いておく。

元々、字を書く事、本を読むこと、音楽を聴く事しか趣味を持たない人だった。
当初は、好みの歌や詩や百人一首なんかを私がノートに書いておいて
その横になぞって書けるようにしていたのだが、
半年ほど前から、同じ文字の羅列になって、それもできなくなっちゃった。

それが、今日見てみると「参上」と書いてある。
綺麗に「参上」が横に五回並んでいる・・・何故だ?

私の世代では参上は「赤影参上!」なので思わずポーズをとってみる。
そういえば、かぁちゃん、金目教の頭が好みのタイプだったよね。
口をついて出たのが♪「ジライヤ!さ~んじょう!」♪だったりして。
今日はアップテンポだぜ!
かぁちゃんは、顔をくしゃくしゃにして「うふふふふ」と嬉しそう。
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リハパンの衣替え

2005年10月08日 02時05分26秒 | 日々の出来事
誰が最初に言ったのか「リハパン」いわゆるリハビリパンツ。
紙おむつでもなく、紙パンツでもなく、「リハパン」!
何となくおしゃれな響き。・・・でもないか(笑)

朝夕の気温が下がって、私の膝が悲鳴を上げる季節になると
かぁちゃんのお小水の量が一気に増える。
回数がでなく一回の量が「何だ~!?」ってな感じ。

いつもの通りに朝行くと、今日はベッドから足を放りだして寝っころがってる。
いつもの通りにまずトイレに行かせるために起き上がらせると
パジャマはもちろん、シーツ、防水マット、その下のベッドマットまで
びちゃびちゃ~!!お~い、今日も雨だよおっかさん!!
リハパンにパットもはさんでいるのにな~。

ぜ~んぶひっぺがして洗濯。朝食後一旦帰宅。ぺこちゃん送り出して
再び自転車転がして、かぁちゃん宅へ。その間1時間半。
♪何で、何で、何で~?♪服はもちろん、シーツ、防水マット・・・。
だから~、今日も雨だってば、おっかさん!!!


そう言えば、夏場用の薄手のリハパンのままだった。
今日から、厚手の給水量の多いのに替える。
これって、おしりがもっこりするので、嫌なんだけど仕方ないね。
やっと本格的に秋なのかなぁ。

かぁちゃんと過ごしていると、立て膝の姿勢でいる事が多い。
普段は気づかなかったけど、痛みで自覚する。
ついに自力で膝が曲がりまっしぇん!!ど~するんだ!

「痛てっ!、痛てっ!、痛て~っ!」を連発してたら
かぁちゃんがぼそりと「私のせい?・・・うふふ。」と笑った。
なんだ、まだまだよく解ってるんじゃん。
ちょっと嬉しい夜更けの会話。



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覚醒。

2005年10月05日 16時11分25秒 | かぁちゃんにまつわる話
朝7時20分、母の家の玄関を開ける。この瞬間がスリル満点!
「おはよ~っ」と言いながらまず目でチェック、次に鼻でチェック。
大きな粗相がない事を確認し、靴を脱ぐのは毎回それからだ。

今日もまた、襖が開いてベッドはもぬけの殻だった。
行き先はトイレ。もちろん自分でズボンは下ろせないので
そのままでトイレに座って寝ている。おい、落ちるぞ~。
手にはトレットペーパーをぐるぐる巻きにしたのを握り締めて。
今日は座っていたからまだ良かった。や~!ちゃんと自分で座れたんだ!!

朝食を食べたのを見届けて、ベッドに寝かせて一度帰宅。
ぺこちゃんのデイサービスの車が迎えにやってくるからだ。
大急ぎで、我が家の洗濯をやっつけて、再び行ってみると
脱いだ靴下を右手にはめて、ベッドサイドテーブルをごしごし。
へぇ・・・まだこんな事できるんだとちょっと感激して
島崎藤村の「初恋」なんぞを口ずさむと、「うふふ」と笑っている。
でも、足の姿勢がちとおかしい。
案の定、シーツまでびっちゃびちゃ・・・今日は雨だぞおっかさん!


ここ半年ほど、かぁちゃんは昼間は椅子に座ってうとうとし続け、
呼べど、叫べど、しっかりと目を覚まさない。
デイサービスに行ってる時もそうらしい。
散歩に出てる時も、信号で立ち止まると私の肩に頭を置いて寝る。
何とか目を覚まさせようとあれこれ考えて、わざと顔を覗き込んで
「あっちょんぶりけ~!」やら「たまずさが怨霊~!!」やらやってみる。
そしたら「うふふ」と笑って目を覚ます。
あるいは、両手を持ってふりふりしながら歌ってみる。
「うふふ」と言いながらしかめっ面。振った手が痛いのだそ~だ。
しかし・・・。
あらゆる努力の甲斐も無く、こっちが止まるとやっぱり寝てしまう。


なのに何故、夜11時半を過ぎると覚醒するのだ!?頭も体も。
手を貸さないと立ち上がれない筈が、「よいしょ。」と自力で立ち上がり
それから10分おきに、トイレへ行きたがる。5回、10回・・・・・。
それがこの一ヶ月特にひどい。
おかげでここんとこ、完全に寝息が聞こえるのは夜中の1時頃だ。

私は、かぁちゃんの「よいしょ」がこわい!!
夜は寝ようよ頼むから!!
私はもっと早く、お家に帰りたいよ~!!

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介護ってどこから?

2005年10月05日 02時23分00秒 | どうでもいい話
以前から気になっていた事がある。介護と、介助はどう違うのか?

「母の介護をしています。」なんてえらそうに言ってるけど
これってほんとに介護なのかなぁ?

専門的な意味での双方の違いはわからないし、
誰に聞いたらよいのかわからないので辞書で調べてみた。

三省堂の新明解国語辞典(第4版)によると
【介護】
「衰弱しきった病人・けが人や重度の身障者、また寝たきり老人などに
常時付き添っていて、その生活全般にわたり、こまごまとした世話をすること」
【介助】
「病人・身障者・老人の、食事・着替え・入浴・歩行・用便などが
円滑に行われるように、その都度必要に応じ手を貸してやること」

と、あった。
という事は、私のやっている事はまさしく「介助」だ。
・・・ん~、そうであったか。

でも、要介助なんて聞いた事ないなぁ。
介助するのが困難になると介護なのかなぁ。
必要に応じて手を貸す事が多くなると介護なのかなぁ。

ぼけ~っとしているうちに「痴呆」が「認知症」なんて事になってるし。
でもこれ、医学的?に使われてるのかもしれないけど
文字をぱっとみる限り、「否認知症」や「不認知症」の方が
意味がわかりやすい気がするんだけど。

まぁ、どうでもいい話なんだけど。

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みんな、がんばってるんだもんね。

2005年10月04日 02時18分39秒 | 日々の出来事
今日は、かぁちゃん、ぺこちゃんが二人ともデイサービス。
少し時間ができたので、昨日(もう一昨日だけど)緊急入院した
友人の見舞いに大急ぎで行ってきた。

20年以上お姉さんみたいに付き合って来た友人から昨夕携帯にメールが入った。
「救急車で運ばれて入院しちゃったけど大丈夫。こなくて良いよ~。」
だって・・・。

自由に身動き出来なくなってから、ほとんど毎日のメールは欠かさないけど
上半身は半分くらいに痩せちゃって、足は三倍くらいに腫れてる。
知ってはいたけど、病院のベッドで会うと尚痛々しい。
彼女はもう長い間、自分の命の限りを見つめて闘っている。

夕方、元気いっぱいのメールが来た。
私にはいつも「から元気ばっかり出してたら自分が壊れちゃうよ。」
なんて言うくせに、自分の方こそ、そうじゃん・・・。


偶然、共通の友人が別病棟に入院してる事を知り、会いに行った。
こちらは随分久しぶり。素晴らしいバリトンの歌声の持ち主だ。
50代前半に脳梗塞で倒れ何度目かの入院。体の麻痺もだけれど、
声と言葉を失ってしまった。

全身で会えた事を喜んでくれたけど
帰り際、「またね」と握った手をなかなか離してくれなくて・・・。
頼むから泣かないでよ。
病室を出るまで我慢してた涙が、廊下に出た途端一気に零れ落ちる。


辛い思いをしていない人なんて、きっといない。
悲しい思いをしていない人なんて、きっといない。
みんなそれぞれに一生懸命頑張ってるんだもんね。必死で闘っているんだもんね。
何を弱気になってるんだ、私は。
私は私の居る場所で、私のするべき事をがんばらなきゃね。


♪ファイトだ~っ!ファイトだ~っ!!♪と少し口にしてみる。
けど、こんな夜はさすがに歌えない。

今日は、かぁちゃんはほとんど何も喋らない。私があまり喋らないから。
私が歌わないから、私が笑わないから、かぁちゃんも笑わない。
明日はきっと笑わせてあげれると思うから、ちょいと待ってておくれ。

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