『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

ぺこちゃんとの生活覚え書き(その2)

2019年12月07日 07時09分00秒 | ぺこちゃんにまつわる話
ぺこちゃん、益々元気です

ぺこちゃんとの通院い外では月に一度か二度ほどホームさんへ行って
スタッフさんと話をして、今の様子を聞く。
と言うのが、私のこれからのぺこちゃんへの接し方になる様だ。

お正月やお盆はどうするのか、色々考えたけれど、
様々にアドバイスを聞くと「自分の家は何処なのか?」を
しっかりぺこちゃんが把握しなければいけないので
「もうここは家じゃないのよ。」と徹底した方が良いとの事。
何だか少々薄情な気もするけれど、泊まりでの帰宅はしない事にした。

通院のついでに、それを認識してもらう為にも、お客さんとして家でお昼を一緒に食べるくらいはしても良いかなとは思うけれど……
と、私が悩む必要はないかもしれない。
だって、ぺこちゃんが家を出る時に、
「もう、この部屋は仕事場に使うから、ぺこちゃんは帰って来れないけどいい?」
と、聞いたら、ぺこちゃんは
「どうぞ、どうぞ、使ってください。」と、言っていたのだから

えーっと、こういう書き方をすると、ぺこちゃんは全部理解出来て、普通に話せると思われるかもしれないが
そこの所が、彼女と暮らすのに一番困った事だったので何とも言えない

「わかってる‼️」はわかってないうち

我が家に来たのも、お母さんが特養に入ってるし
姉ちゃん(私の義姉)の所は行けないから
仕方がないので来てあげた。
というスタンスで、来てすぐの頃、義姉から電話があり
なんだか、凄く怒って泣いてるなぁ💦💦
と……びっくりして見ていると
「姉ちゃんが、迷惑かけたらあかんよって言うた!
私、迷惑なんかかけてないわっ‼️」
と、言う事だった。
我々が身内ならかけて当然と思える言葉で、ぺこちゃんは酷く傷ついてしまうのだと
その時初めて知ったので、何かで注意しなければならない時も、なるべくそこの所を考えた上で接して来た様に思う。

だけど!!
ぺこちゃんはぺこちゃんなりに色々と気を遣っていた様で
先日、ホームさんに行った時
「あのぉ、手の怪我の事なんですけど。」
と、話を切り出されて、思わず苦笑い。

彼女は家に来た時も、何故か全部の指に傷テープを貼っていて
幾つかのテープは黒く変色していたので聞いてみると、
「仕事で怪我してん。痛いねん。」だそうだ。
けれど当時はもう仕事から離れて二か月は経過していたので
慌ててテープを剥がすと、傷は何処にもない。
それより長い間テープを貼り続けていたので、指は白くふにゃふにゃになっていた……

ぺこちゃんは少し、接触拒否の傾向にあり
特に慣れていない物を触る時は、まず指先で恐る恐る確認して、
大丈夫な様だったらしっかり触る……様だ。

おそらく〝痛い〟と言う感覚が敏感すぎるのだろう。
自衛手段としての傷テープ……
けれど、却って傷になって悪化するのに……

それからは、テープを貼っていると様子を見て
お風呂から上がった後には、新しい物に貼り替える事を約束したっけ。

我が家を離れたぺこちゃんは
口煩い姉ちゃんがいないので、思う存分傷テープを貼っている様だ。
けれど、お風呂上がりには新しい物にちゃんと張り替えている事。
偉いぞぺこちゃん!約束は忘れていないんだ!!

さてさて私はぺこちゃんの引っ越し準備が始まってからこちら
休む間も無く物凄い勢いでバタバタしており、
時間が足りない事を痛感しております

気が付けばあっという間にアドベントに入り
公園のイチョウも秋の終わりを告げておりました。



また、昨日はニ之介からインフル感染の報告あり。
はぁ……そんな季節になりました
皆様もどうぞご自愛くださいませ。

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