コスモス 2つの花

秋も深まり、気が付けばもう立冬ですね。

ぽれ自然保護区の　コスモス　もそろそろ終わりに近づいています。



コーヒー小屋の入口のところに咲いているコスモスの花びらの色、



まるで色落ちしたみたいに　まだら　です。




こぼれ種で毎年咲き続けて、原種の色に戻りつつあるのかと思いましたが、

コスモスの原種の色はチョコレートのような濃い色をしているらしいので、そういうことではないみたい。



ん？　これはピンクから白になろうとしてるんだよね？白からピンクになろうとしてるのじゃなくて…

よくわかりませんが、花の寿命がきているということでしょうか？




コスモスの真中の部分。

おもしろい形をしているのでトリミングしてみました。ピンボケ気味ですが…

雄しべと雌しべが集まったものかと思っていたら、なんとこの　黄色い部分も小さな花のあつまり　なのだそうです。

この小さな花の中に、雄しべも雌しべもちゃんとある。


コスモスは2種類の花から構成されていて、


黄色い中心部の花を　『筒状花』

ピンクや白の、いわゆる花びらの部分を　『舌状花』

と呼ぶ。


ピンクや白の花びらは、一番外側の筒状花が大きく発達したものだそうです。


この写真の筒状花は大部分が開花しているようです。

つぼみだときれいな5角形の星形をしています。


黒く見える部分が雄しべで、

雌しべは…よくわからない…


でも、

コスモスは２種類の花から構成されている。

このことをどれだけの人間が知っているんでしょう