casa poko older

15年以上前のblogですが、消滅するのももったいないのでteacupから移行しました。忘備録的に残しておきます。

東京 有明にて…

2011-03-13 22:05:00 | その他
月曜日 雪の中の搬入を行い、火曜日からの展示会があと数時間で終わるはずだった

3月11日金曜日の午後…

その時、突然大きな横揺れが起こりました!
それは今まで体験したことのないものでした。いつまで経っても(感覚ですが)終わりません。それどころかますます横揺れが酷くなる。足元がまっすぐ立っているのが危険なほどグラグラします。自分の知っている地震は、「少し揺れても、あと少しでおさまる」といった軽いものしか知りませんでした…

流石に会場内の人々も危険を感じ、その場から立ち去る人も多くいました。
すぐ近くの、天井のカバーが落ち走りぬけていく人に当たりそうになりました!

2メートル以上の長さの、天井のカバーの部品

高さは10メートル以上はあるでしょうか…

コンクリート製の柱と天井のスチール製の隙間から落ちてきました。

少し離れた場所では、落下物が頭に直撃して流血の怪我があったそうです。

揺れているときは、とにかく落下物に気をつけて上ばかり見ていました。
とても広い会場内、潜り込むようなテーブルもありません。いざ直面すると、「大丈夫だよ」という気持ちと「どうして良いかわからない」といった気持ちの狭間で身体が動きません。

揺れがドンドン強くなるにつれ、この建物がつぶれたらどうなるの?と家族の顔が頭に浮かびました…

かなり長い時間に感じられましたが、なんとか揺れがおさまりました。

直後に展示会は中止され、撤去を始めることになりました。

会社・自宅などに連絡を取りますが、思った通り全く通じません。
会社携帯AUは全く×、個人携帯docomoは妻に一度掛かりましたが残念ながら、出ませんでした。メールは送れたので、とりあえず無事だと連絡。

聞こえてくるところによると、東京では震度5だとか、交通機関が止まってるだとか
断片的に情報が入ってきます。

いづれにしろ、身動きできないのでは?ということでブースの片付けを始めました。

18:00前に撤去が終わったのですが、その時点ではどうなるかわかりません。

とりあえず、お茶でもしながら策を練ろうということで会場を後にしたのでした…

ポコ