ブログのタイトルについて

この、「箱入りチョコレート」は
別に、「箱入り娘」と掛け合わせたものではない。

チャップリンの映画の中で(だったと思う)

Life is like a box full of chocolate,
you don't know what's in it until you pick one and eat it.

(人生とは、箱入りチョコレートのようなものだ、中身が何なのかは
一つとって、食べてみないと分からないんだ)

と言ったことから「全くその通りだ」と思い、
ここのタイトルにさせていただいた。

そして、副題にはbitter_sweet(ほろ苦い)な日々とつけた。

私自身は、スイートチョコより、ビターやダーク、ブラックと呼ばれている
ほろ苦いチョコが好きだ。
カカオの香りが生きているようだから。
苦味が分かるなんて、私も少しは大人の仲間入りしたのかな?

最近はこのビターな経験とスイートな経験が入り混じって
本当にほろ苦い、でも旨い人生になってきているような気がする。




今、娘の事があるが、私は仕事を辞めても娘を守る事を決心した。
どんな仕事も娘の母親であると言う仕事以上に尊いものはないのだ。
(勿論、娘だけではない、子供達全員について言えることだ)

そんな折、以前から勉強をしていた
日本プロカウンセリング協会から今日
一級心理カウンセラーの修了証が届いた。

私の目指す所はコレだ。

今日は奇しくも
娘が警察に紹介されて初めて
プロのカウンセリングを受けた日だった。

それが、娘に言わせると最悪だったみたいだ。
無言の時間。　
ドア付近に置かれた椅子。
(狭い部屋だったから邪魔になった椅子を
　カウンセラーの人が無意識に置いたのだろう、
　娘はこれで外に出られない圧迫感をひどく感じたそうだ
　私は、犯人じゃないよ?　なんで閉じ込めるの?　と思ったそうだ)
それから、少し話し始めたにもかかわらず
「学校に行けなくなって、卒業できなかったらどうするの?」と
聞かれたそうだ・・・・・・

近所のおばちゃんじゃあるまいし。
まがいなりにも(失礼!) カウンセラーだよ?
クライアントを責めるような言い方をしてどーすんのっ!!!
あんたっ!　どこで、何を勉強してきたの????　
いい加減にしてよっ!!!

私は、絶対にこんなカウンセリングはしないっ
自分なら、もっとうまく出来る。
こーゆーのは知識や技術や何冊のホンを読んだかではないのだ

寄り添う気持ち。
溶け込む心。信頼関係。




「もう、誰にも頼らない!娘は私が守る!!!」


　

そんな決意が新たに、ふつふつと湧いてきた。
ヘルパー2級の資格の為の実習ももうすぐゴールだ。

これで、身の回りは全部片付く。。

負けないゾッ!
私の「箱入りチョコレート」は
どれを食べても旨いんだ。

オレ まじやべぇ

いつも笑わせてくれる高校二年生の息子

ある朝起きてきて、


「オレ、まじやべぇ～」と言うので訳を聞いてみた。

彼の「オレ、まじやべぇ～」には　いくつかのパターンがある。

まず、最近食べているプロテインのお陰か
筋肉が付いてきている(ような気がして)
「オレ、まじやべぇ～筋肉もりもりになってきている」パターン
これは、娘の部屋に入ってまで、「触ってみ?」と言うので迷惑な話だ

それから、前日に怪我をして膝が痛くて
「オレ、まじやべぇ～」パターン

試験勉強の一夜漬けから起きてきて、
「オレ、まじやべぇ～天才かも・・・?」のパターン
(これは、結局平均点スレスレ・・・・)とんだ天才だ

風邪を引いて体調が悪い時に
「オレ、まじやべぇ～」のパターン
(これがあるから、結構真剣に　訳を聞いてやるのだが・・)

しかし・・・・・今回は・・・・

「オレ、まじやべぇ～インキンかも」だった

以来、彼は我が家では「インキン」と呼ばれている



息子よ・・・・・・・
国立大を目指しているのなら
お前の今の成績こそ「まじやべぇ～」事に
気が付くのは　いつのことだろうか・・・・・?

小学校最後の運動会

今日は、末っ子の小学校最後の運動会だった。

私は、昨晩の事で中々眠れなかったが

とてもナイーブな神経の持ち主の末っ子に悟られてはなるまいと

お弁当を作りながら　必勝法とか、団演の写真撮りの場所とかの話をした

そして、「あんね、昨日おねえちゃんが怪我をしたから

まず、病院に連れて行ってからお母さんは行くから少し遅れるけど

必ず、ビデオを持って応援に行くからね」と言い

それから、「楽しく、そして怪我のない様にね」と告げて

お弁当を持たせて　送り出した

朝の娘の様子は普段と変わりが無かった

右手が使えない事の不便さを面白い発見のように話してくれた

うら若い乙女の一番の悩みは「お化粧が出来ない事」

日赤につくと刑事さん二人もいらして

昨夜娘から聞いた話から　被害届を作って持ってきて下さった
それに目を通し(ここで初めて私は事の流れを知る事になった)
娘が自筆サインをして(左手で)印鑑を押した。

ほどなくして、娘の彼氏さんが来てくれて
娘と一緒に座って名前が呼ばれるのを待っていてくれた。

こういう時には、もう親よりも彼氏さんの方が良いのだろうなと
ラブラブ彼氏さんがいてくれたことを感謝した。

病院が終り私はきびすを返して運動会に行かなくてはならなかった
だから、二男と娘と彼氏さんを残してバイクで小学校に向かった。

ギリギリ　息子の騎馬戦に間に合った!

先日高校生の騎馬戦を見たばかりなので
迫力が違い、精一杯頑張っているのに
可愛くて仕方がない。

そんな中、娘が
「小学生がこんな目に合ったらかわいそうだから
　先生に言っても良いから、是非、言ってきてあげて」と
言ってくれた言葉を思い出し

校長先生に話した。

息子が出る競技と競技の間は運動会の大音量に隠れて
何かの建物に隠れて・・・・大泣きした
涙と鼻水がぐちゃぐちゃになったのだが
失礼ながら、この中に昨夜の犯人がいるのかもしれないと
思ってしまったので、悔しくて仕方が無かった
友人と電話で話をしながら延々と泣かせてくれた

息子は徒競走に出た　100mだった
「あれ??」なんだか、しっかりと走っている様子がないなぁ
もっと気合を入れて走って欲しかったなぁ～
順位は特に何でも良かったのに・・・
もっと一生懸命が見たかったなぁ
息子のセルフハンディキャピッングかなぁ・・・・
ビデオに証拠を収めたゾッ!! え5人中4位。
「お母さん、ブービーも難しいんだよ!!」とうそぶいているのはテレ?

それをビデオに撮り終わるや、PTAの競技が始まった
前々から「同じ阿呆ならやらなきゃソンソン♪」の私は
参加表明してあったのだ・・・・
まさか前日にこんな事になるなんて思いもよらなかったので

でも、友達も電話で「楽しんでおいでよ?」
「また、いつでも泣きたいときには泣かせてあげるから、
今は競技を楽しんでおいで?」と　背中を押してくれた

ありがたい・・・・私はまだまだ甘えん坊だ・・・
しかし、一人では立ち上がれない時に
ちょっと手を差し伸べてもらうだけで
立ち上がれたりするもんだ
少しその手を前にゆっくりと誘導してくれるだけで
歩き始めたりできるもんだ

人を怨むという感情

明日が運動会だからと、

まだ完全に風邪が回復していないのとで

毎週楽しみにしていた電車男の最終回も見ずに

布団に突っ伏して寝た。(息子にビデオを頼んで・・・・)

夜中の1時半に電話が鳴った。

出ると

「○○さんですね」と男の声。
(ナンバーディスプレイにしてあるので
携帯番号が表示されてたのを確認していた)

「そうですが?」「○○子さんはお宅の娘さんですか?」

はぁ?　夜中になんだ??!!!!

「そうですが、何のご用件でしょうか?」

「わたくしは、救急隊員でして、今娘さんを赤十字病院まで
搬送いたしました。何者かに刃物で切られて手を2,3センチ縫合しています」


心臓が止まりそうになった
日赤ならすぐそこだ。飛んで生きたい気持ちを抑えて

「恐れ入りますが、救急隊員の方のお名前をお聞かせ願いますか?」
と尋ねたら

「すみません、私は○○分署の××です」と応えてくれた

とにかく、夫を起こして二人で日赤へ急いだ

坂道を降りたすぐそこにあるのに　ものすごく長い距離に感じられた

夫を起こして行ったので　夫の反応も手に取るように分る

もう、どうしようもない怒りが顔中に溢れている。

「だから、あれほど言ったのに」とぶつぶつ言っている。

「あなた、お願いだからショックを受けている娘に　
感情をぶつけないでね。黙っててね」と心の底からお願いをした。

「なら、なんでボクを起こして連れて来たんや!」と八つ当たりされた。

私は黙ってしまった・・・・・

救急の出入り口から病院内に入ると

私服の刑事さんら二人に迎えられた

「○○と申します」とお二人ともに警察手帳を見せられた

あああ～～～～～～本当のことなんだ・・・・・・
オレオレ詐欺であって欲しかった・・・・・
嘘であって欲しかった・・・・

娘は治療室で縫合を受けていて会えずにいた。

その間刑事さんらに色々聞かれた。

私は風邪気味なのと　運動会のしたくなんかの理由で早く寝ていたので
娘が帰って来た時間や出て行った時間などは知らない。
とても恥ずかしかった。

夫が来て私と交替をして、
私は看護師さんに促されるままに治療室へ入った。

看護師さんは「お父さんに怒られる」と心配してますよ

と言ってくれた。

可愛そうに・・・・・・そんなことを心配して・・・・

治療室に入ったら　娘は割りとしっかりしていた。

私は娘を抱きかかえて泣きそうになった

娘は恥ずかしそうに私の腕を払った。

ドクターから縫合の事を聞いた。

右手の親指と人差し指の間のL字になっている部分の
水かきみたいな所がカッターで切られていて、
幸いにも神経や腱には至っていなかったらしい。

「ホッ」とした。

娘は「あんね、世の中いい人が多いよ。
車に乗っていたおばちゃんが傍にいてくれて
他の男性が携帯で電話して救急車を呼んでくれて、
皆さん『こんな時に遅いっ』って自分のことみたいに怒ってくれていて、
ありがたいと思ったよ」と言っていた。

目は泣いた後だった・・・・声も鼻声だった・・・・


ありがとうございます皆様。本当にありがとうございます。

娘は気丈にもその後の現場検証や実況見分にも積極的に参加をし

ちゃんと状況を覚えている範囲で応えていた。

ものすごいショックだっただろうに・・・

見かけ怖そうな男性達に(刑事さん)囲まれて

色々話をするのも怖かったりするのだろうに

一生懸命に事情の説明をし刑事さんの質問に答えていた。

捕まえてください・・・・

お願いですから

どんな協力も惜しみませんから

犯人を捕まえてください。

娘は実習で作ったケーキを友人カップルに渡すためだけに

ちょこっとバイクで出かけたのだ。

友人カップルが約束の場所に着く前のほんの数分の出来事だった

友人との待ち合わせである事

自宅のすぐ近くである事

そこはスーパーの入り口でライトもついていて明るい事

そんな事から　安全を過信してしまったのだろう

痛くて、悔しくて、怖い経験から学んだレッスンは大きい・・・・

出来たら、われわれ親の話す言葉で学んで欲しかった。

不幸中の幸いに　娘は大声を出し、身体中の力で抵抗をしたらしい
だから、犯人の思う壺にはまらずに済んだ
「部活で鍛えた声と身体だからね」と少し笑っていたが・・・


それから、カップルのほうの男の子が
「すみません」「すみません」と何度も私達に謝った。

「あなたのせいじゃないから、謝らなくてもいいから」と言ったのに、
「ボクがご自宅まで行けばよかったのに、
なんでこんな所で待ち合わせを言ってしまったんだろう・・・・」と
涙目だった。

この子を良く知っているので私まで心が痛かった。

優しい気持ちがありがたかった。

でも、この子のせいではない。

娘も悪い。　が

やはり犯人が悪い。

私は初めて　怨む　と言う感情がふつふつと湧いてくるのを感じた・・・・

しかも・・・・殺してやりたいほどに!

すまん・・・・赦してくれ

今日は高校二年生の息子の学校で体育祭があった。

おとつい打球が膝に当たり、すわ、骨折か!!と昨日整形にかかったが
(すまんが、これからは打球はグローブで受けてくれないか?)

「打撲」と言う診断だった。

で、今日は体育祭を見学するのかと私もゆっくりしていたが
(昨日、微熱が出ていて、身体がダルかったのだ(ノ_・、)シクシク)

メールで忘れ物を持ってきてと言われて、それが野球のユニフォームだったので

「走るのかな」と思い届けたが・・・・息子の徒競走には間に合わなかった

(洗濯物を干していたんだもん～)

息子いわく、リレーでビリだったのが一番になるまで抜いて走った

けど・・・・・こけて、結局4番でバトンを渡した　　　らしい

く、くやしーーーーーい!!!

私は鈍足だから　長男の活躍にはいつも鼻高々だった

息子は息子で、教室では輝けないし

グランドでも、イマイチなのだから

せめて、一年に一度輝きたかったに違いない

悔しいだろう・・・・・私も見たかった・・・

しかし・・・・クラブパレードでは、コスプレ?のオンパレードで

ココロオドル。母であった

野球部が一番いいなぁと思っていたら

剣道部も凛々しいし、アメフトなんてイチビリ集団で楽しそうだし

陸上部なんて短パンで・・・萌え～～～

と、不謹慎な事を考えていたら

最後のメインイベントのリレー。

皆、速い速い!

とてもきれいだ～～～～～～

水泳でも陸上でも早い人たちはとてもフォームがきれいで無駄がない。

最後の最後に感動してしまい

息子の勇士は見れなかったが、

他人様の子供達の姿に

「よくぞここまで大きくなってくれたものだ」と

自分が育てたわけではないのに　感謝してしまった。

明後日は小学校。明々後日は中学校と・・・・

感動が目白押しだ