ぽんぽこタヌキの独り言 Solilokui dari Rakun Pompoko

日本を見て、アジアを見て、世界を見て、徒然なるままに書き記す、取るに足らない心の呟き

「ラム」ちゃんの話

2012年05月14日 15時23分07秒 | Weblog
「ラム」ちゃんといえば、最近の若者たちは、アニメ「ウル星やつら」のちょっと色っぽい「ラム」ちゃんを思い出すだろうし、我々50代から団塊の世代と呼ばれる世代の者たちは、それよりちょっと昔の「アグネス・ラム」ちゃんの水着姿のポスターを思い出してしまうのである。そしてその同世代の和製「ラム」ちゃんといえば、今もテレビのクイズ番組で活躍するインテリおばさん「宮崎美子」じゃないだろうか。彼女の場合はジーンズを脱いでビキニ姿になる美しく瑞々しい肢体が新鮮だった。そして、その同じ時代か、もう少し前の映画になるのか、私が中学生時代に場末の500円映画で観た「ラムの大通り」という映画も印象が強く残っている。これはアメリカで禁酒法が制定されていた1920年代に存在したカリブ海における「ラム酒の密輸ルート」を題材にした映画で、子供ながらに何か冒険的な魅力を感じた映画で、船底に並べられて酒樽に穴があいて「ラム酒」があふれ出て乗客がパニックになるシーンを今でも鮮明に記憶している。因みに、この「ラム酒」は「サトウキビ」を原料とした西インド諸島の醸造酒である。ところで、「ラム肉」といえば、日本では北海道の郷土料理として定着しており、元々はモンゴルから伝播したものと思われる「ジンギスカン」で使用される羊肉のことである。子供の頃、田舎で「鶏肉」のことを「かしわ、かしわ」と呼んでいて、その「かしわ」が「柏」であり、「馬肉」のことを「桜」と言い、「猪肉」が「ぼたん」=「牡丹」で、「鹿肉」が「もみじ」=「紅葉」であることを知り、それでは「牛肉は???。などという疑問を抱いていた頃、やはり、「鶏肉」=「チキン」=‘Chicken'であり、「牛肉」=「ビーフ」=‘Beef'、「豚肉」=「ポーク」=‘Pork’であり、「羊肉」のことは「マトン」=‘Mutton'と記憶していたが、「羊肉」の場合、実は「ラム」=‘Lamb'と「マトン」=‘Mutton'の2種類が存在することを最近知ったのである。それを知るまでは、「ジンギスカン」で食されているのはずっと「マトン」肉と信じ込んでいたが、実は「ラム」肉だったわけである。「ラム」肉はその名の通り「子羊の肉」であり、「生後12カ月未満の羊肉」のことを指し、一方「マトン」肉は、生後2年以上の肉のことを呼ぶ名前である。生後1年以上年未満の羊肉のことをオセアニア地域では「ホゲット」=‘Hogget'と呼んで区別しているが、日本では「マトン」に分類されるらしい。「マトン」は雌または「去勢された雄」であり、「雄」の場合は「第2次性徴」のない「雄」の肉であり、肉としては「風味豊かな味わいがある」ため、「魚肉ソーセージ」のコク出しのために使われたりするようである。ちょっと南方に飛んで、インドネシアでは、イスラム教信者の人口が多いため「豚肉」を食しない人が多い。従って、現地の串焼き=「サテ」=‘Sate'の主流は「鶏」=「アヤム」=‘Ayam'、「牛」=「サピ」=‘Sapi'、「山羊」=「カンビン」=‘Kambing'が主流であり、串焼きのメニューとしては「サテ・アヤム」=‘Sate Ayam'、「サテ・サピ」=‘Sate Sapi'、「サテ・カンビン」=‘Sate Kambing'などが並んでいる。田舎のほうに行けば、「羊」=「ビリ・ビリ」=‘Biri Biri'、「ウサギ」=「クリンチ」=‘Kelinci’「カタツムリ」=「ブキチョッ」=‘Bukicot'などの串焼き(Sate)も存在するようである。この山羊肉のことを日本では先の「柏」「桜」「牡丹」「紅葉」と並び「カシ」=「樫」と呼ぶようである。沖縄で山羊料理といえば、スタミナ料理「ヒ―ジャー汁」が有名であるが、奄美大島にも味噌味の「山羊汁」があり、風邪気味の時や疲れ気味の時の「疲労回復のためのスタミナ料理」として食されている。沖縄やモンゴルでは「山羊の睾丸」の刺身などもあって旨いらしいけれど、「何か痛々しい感じ」がするので、個人的には遠慮したい気分である。
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