《台風》台風11号が来てます。※強風でハスの葉もひっくり返ってます。
「台風は中心よりも進路の右側の方が強いのです。」
船が航行する場合台風の右側は「危険半円」左側が「可航半円」といわれています。
北半球において台風の進行方向右側では、台風の周囲を渦卷く反時計回りの風の方向と、
台風自体が進む方向とが一致するため、それらを合わせると風が強まります。
一方、進行方向の左側では、両者の風向が逆になるため、打ち消しあって風が弱くなります。
このように風の分布を台風の回転と台風の移動との組合せとして理解するというのが、
台風の右側の風が強いことに対する一般的な説明となります。 しかしのろい台風には適用されませんし、
周囲の気圧差の分布にもよりますし、また地球と月の位置、ジエット気流の蛇行等、
他の要因も影響しますので、一般的な知識としてご認識ください。
天気予報の全ては物理現象で説明出来ますが、他の要因が絡み合い複雑さのために、
スパコンでも正確な予報が困難なのです。
※台風とは(気象庁)
熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で
東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ
17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。台風は上空の風に流されて動き、
また地球の自転の影響で北へ向かう性質を持っています。
そのため、通常東風が吹いている低緯度では台風は西へ流されながら次第に北上し、
上空で強い西風(偏西風)が吹いている中・高緯度に来ると台風は速い速度で北東へ進みます。
《象鼻杯)長居植物園にて。※ワインが流れてきます。
※象鼻杯(象鼻盃、ぞうびはい)とは、
ハスを茎の途中で切り落とし、そのハスを用いて葉に酒などの飲み物を注ぎ
反対側の茎の切り口の部分から葉に注いだ酒などを飲むものである。
「象鼻杯席」(象鼻盃席、ぞうびはいせき)あるいは「碧筒杯」(へきとうはい)ともいう。
また、ハスを用いて飲む酒は「蓮酒」とも呼ばれる。
ハスのある庭園などでは季節行事として客をもてなす最高のお酒として知られています。
また、象鼻杯は古代中国から伝わる、不老長寿、暑気払いの薬として飲まれる優雅な風物詩です。
稲/稲穂/田植/青田/水田(イネ科)
🌸花言葉は、神聖。
♪そろた 出そろた さなえが そろた
植えよう 植えましょ み国のために 米はたからだ たからの草を 植えりゃ こがねの花が咲く----
「住江の岸を田に墾り蒔きし稲さて刈るまでにあはぬ君かも」万葉集 作者不詳
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ」 天智天皇
「山々を低く覚ゆる青田かな」蕪村「稲つけて馬が行くなり稲の中」夏目漱石
「一里行けば一里吹くなり稲の風」正岡子規「田一枚植て立去る柳かな」芭蕉
「やさしやな田を植るにも母の側」太祇 「田うゑ唄あしたもあるに道すから」千代女
【稲妻の意味】
昔は、夫も妻も「つま」と読んでいました。
稲の世話をしてよく実らすから「稲夫・いなずま」と呼ぶようになったとも。
また、雷の多い年は稲が豊作になる、これには科学的な証拠があって、
空気中に電気が流れることによって空中の窒素が分解されて雨に混じって降れば、
田んぼの土壌に窒素肥料が豊かになるから稲の生育がよくなるという理屈です。