風のアダージョ

切なさの向こう側、樹木を渡る風笛が聞こえる

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薄暮ブルー

2018-07-18 | 
離れているとよけいに
愛しさが募る
夏の匂いの薄暮どき
想いは空へとたゆとう

(C)Kanon

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生きる魂

2018-06-28 | 
生きることは切なく悲しい
だから幸せを求めるのだ
涙を流しながら求めていくのだ

(C)Kanon

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時々の夜に

2018-06-09 | 
さだまらない6月の天気と
昼間の山里の土くれの匂い

落ち込みそうな夜に
真っ白なシーツ

壊れそうなこころに
戻せない時間

記憶は遠い篝火(かがりび)のようで
あのベランダで眺めていた街の灯が湿気って戻せない

戻れないあの頃、あの頃に戻りたい
こんなもどかしい夜には

(C)Kanon

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約束のないコンチェルト

2018-05-18 | 
変わり映えのない日々の中で
こころに映る過ぎ去りし風景
その中にいるわたしとあなた
探る過去の哀切は
無情に輝きながら湿り気を放つ
変わり映えのないきょうの日も
季節の波動に沿いながら
わたしとあなた
ほどほどのうちに暮らし
そして季節は
密やかに還っていく
約束のないコンチェルト

(C)Kanon

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夜のワルツ

2018-04-19 | 
パタパタパタ
パタパタパタ

スリッパの音

ワンツースリ
ワンツースリ

キミが歩く足音のリズム

ドアのこちらのわたしには
その足音がワルツのように聞こえるのだ

パタパタパタ
パタパタパタ

ワンツースリ
ワンツースリ

それは生存の証し
それは命のリズム

キミが歩く
夜更けのワルツ

(C)Kanon

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ヨーコ

2018-03-03 | 
リヴィングから冬を見ていた
雪が降って
雪が降って
雪が積もった
山も
家も
白く覆われ
道が見えなくなっていた
それはただ
ただひたすら真白の美しさで
その人にかさねて眺めていた
気がつけばガラス窓が泣いていた
わたしは呟きながら指でなぞり
その名を書いた
名前は雫となって流れた

春よ来い

(C)Kanon

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ときの臨界点

2017-12-27 | 

気配を消すように雪が降る
遠くを走る電車の音も靴音も消え
音のない世界へと入っていく
時の流れにゆだねた日々の
あの日の路面電車は今も
走っているだろうか
いま町はしじまの中に
白く息づく
わたしは宙(そら)のなかを歩いていく
ちっぽけな愛しさを抱えて
(C)Kanon

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今がいい

2017-12-24 | 
今を生きる
今がいい
一年に
感謝を



Celine Dion - So This Is Christmas


素敵なクリスマスを♪
(C)Kanon

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晩秋の頃

2017-11-17 | 

置いてゆく秋の狭間の
 雨に洗われた空
 サクサク落ち葉
 恋人との約束
 机の上の読後の本

置いてゆく秋の日の
 窓辺の鉢植えシクラメン
 きょうは少しだけ夢みて過ごそう
 めぐりあいと
 数えきれない明日のために

(C)Kanon

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臨界点

2017-10-26 | 

気配を消すように雨が降る
遠くを走る電車の音も靴音も消え
音のない世界へと入っていく
流れるのは時間
わたしは宙(そら)のなかを歩いていく
ちいさな愛しさを求めて

(C)Kanon

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