実力大競争時代の「超」勉強法 | |
野口悠紀雄 | |
幻冬舎 |
日本人が何もしなくても生きていける時代は終わった!
何を、どうやって勉強すればいいか?
どうすればモチベーションを維持できるか?
(「あとがき」より)
そして、後ろを振り返れば、中国の巨大な姿が迫っている。
学術論文数でも、世界のトップクラス大学数でも、日本は中国に抜かれた。
中国がGDPで日本を抜いたことが話題を呼んだが、
人口が10倍の国の経済規模が日本と同じになったところで、
何も驚くことはない。
我々が真に憂慮すべきは、人材の質で日本が後れを取り始めたことなのである。
◎中国「八○後世代」は、日本人の強力なライバル
◎グローバル化時代に飛躍する手段が勉強
◎勉強で獲得すべきは、伝達力と問題の発見・解決力
◎英語を「話す」ための訓練を「聞く」ことで行なう
◎どうやって勉強の時間を作るか
◎インチキ思考法やインチキ成功法を見破るのは簡単
◎勉強への欲求は人間の本能
◎知識が蓄積されれば好奇心が強まる
◎お手軽勉強法では対応できない
◎受験秀才が必ずしも成功者になれない理由
◎成功条件としての「勉強」の内容が変わる
◎実務で使う英語は学校英語と違う
◎筋道立てて考えるにはモデルが必要
(Amazon.comより)
早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授の
野口悠紀雄の著書。
BricS(ブラジル・ロシア・インド・中国)の著しい成長があり、
大競争の時代を迎えた。
その中で、
これから日本のビジネスマンは
どのような学びをしていかなければならないかを書いている。
これまでのやり方では勝ち抜けないことは明白であり、
ではどうしたらその大競争の時代を勝ち抜けるのか。
一読の価値ありです。
鈴木清太