三寒四温とはよく言ったもので
春が続いたかと思えば、今日は朝からの雨模様。
それにしても一日中霞がかかったように
ぼんやりと遠くには靄。
それでも寒さは和らいでいるので、この雨は雪を融かすのに
大いに役立ちそうな気配だった。
霧の中から日が昇る
最近のヒメの散歩は、大概サクぼんを保育園へ送ってからで
だからか8時半過ぎになる事が多い。
稀によっちゃんが用事があって会社をお休みする時があると
朝早いうちに行けるときがあるのだけど
霧の深い…この日の朝も、早い時間のお散歩タイムだった。
霧の中をヒメとのお散歩!
どこかのおうちの飼い猫が一匹
放射冷却現象のせいか、遠くの景色も見えないくらいの霧で
でも、こういうとこを歩くのは意外と好きだったりする。
っていうか、ハッキリクッキリ見える風景も良いけど
しゃがかかったというか、曇りガラスの向こう側って感じの風景も
なかなかな趣さを感じ…ほら、テレビでもあんまりハッキリクッキリだと
映っている人がアップの時に見えるアラ。
そういうものが見えない方が、より美しさを感じる時ってあるよね( *´艸`)
畑の雪も融け始めている。
霧の風景も捨てたものではなく…。
今年のドカ雪を思わせる、柿の木の枝が折れてる。
柿の木の枝が、まるで血管のよう!
霧の向こう側に見える風景は、なんとなく幻想的というか
見えにくさを通して、想像性が働くというか
余計なものが見えないのもたまには良いもんだと…。
除雪された土の部分が鳥に見えた。
「朝霧は晴れ」と言われるのも、あながちウソではないようで
あのドカ雪から、ここんとこ春日和の日が続いて
まだ雪景色ながらも、ずいぶんと春を感じられるようになった。
地区の枝垂れ桜の蕾が…少しだけ膨らんだように思える。