あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

この木なんの木気になる木?

2013-09-11 22:28:54 | 日々雑事

この二日連チャンで孫太郎のお迎え係だった。
いつもの公園に午後の二時は、お昼寝タイムの私としてはちょっと辛いが
それも孫太郎の為とあっちゃ遅れるわけにはいかないし。

そのバスの停留所になっている公園は、いろんな花木が植えられていて
四季折々に楽しめる住宅街の静かな場所で、滑り台とブランコと
その前には大きな藤の木があって、木のベンチと…
長閑なひと時を過ごすには格好の場所となっているようだ。


孫太郎、幼稚園バスの停留所になってる公園


いつもコメントをいただくアルママさんのブログで、以前紹介されていた。


今年の春先に写真を撮ったけど、こんな花が咲く。


藤棚の下が涼しい遊び場

でも、そこに居る蟻は噛みつくんだよね(~_~;)

昨日の事、少しだけ時間があって、ゆっくりと公園の周りをまわった時
面白い実を見つけた。

ピンク色で妙な形の実は、ボコボコしていて
あんまり美しいとか可愛いとか思えない実は、いったい何の実なのだろうか。
いつも一緒に待っている同世代の方にお聞きしたけど
私も気付かなかったわと、いったい何の実なのかしらね?


この木なんの木気になる木!!


何やらピンクの実のようなものが…。

そんな話をしているうちに孫太郎のバスが来て
話は立ち消えになってしまったけど
どうも気になって家に帰って調べてみる事にした。

樹木で赤っぽい変な形の実で調べてみたけど
なかなか思う実は出て来ずに、さらに調べて行くと
ようやく出てきた妙な形の実の写真。

辛夷(こぶし)の実なのだと…辛夷なら山の方へ行くと
白い花がたくさん咲いているのを見かける事はあったけど
あまり近くで見た事はなく…というよりも気が付かなかっただけかもしれないけど
こんな虫の塊のような、春の爽やかな白い花とは容易に結びつかないピンクの実。

辛夷の名前の由来は、花が子どもの「握り拳」に似ているところから
付けられたと言われているけど、実の方はどう見たって
ちょっとグロテスク…虫瘤みたい(・_・;)

前日に携帯で写真を撮って来たけど、今日は少し早めに行ってカメラで撮り直した。

この辛夷の花は漢方薬にもなるようで
花蕾は鼻炎、鼻づまりなどに効果があり
生薬名は「辛夷(しんい)」といい漢方薬に配合され
また、また花は香水の原料にもなるのだそうだ。


お持ち帰りした辛夷の実


中の種を出して引っ張ると紐が出てくる。

持って行ったビニールの袋に数個お持ち帰りして
孫太郎がお昼寝の間に広げてみた。
ピンクの実の中には朱色の種が入っており
引っ張ると糸がスーっと伸びる…面白がって他のも引っ張ったが
それは力が入り過ぎたのか途中で切れてしまった(~_~;)
が、指先に辛夷特有の香りがした。

 今日の一枚 秋の夕空をUP!

 


 

コメント (24)
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