ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2012J1リーグ第19節FC東京vsアルビレックス新潟@味スタ20120728

2012-07-29 18:05:53 | サッカー

梅雨があけ、夏真っ盛りでございます。

Dsc_1185

中断期間中に、ロンドンオリンピックが始まりました。ヤングサムライブルーがスペインに1-0で勝利!。なでしこジャパンがカナダに2-1で勝利!。サッカーは、最高のかたちでオリンピックに入りました。さて、東京の夏です。今日は、「2012FC東京夏まつりpresented by東京ガスライフバル」。祭りだワッショイ。浴衣だワッショイ(盗撮風でスミマセン。浴衣が可愛かったんだものw)。

189

今日は試験的にホームとアウェイを入れ替えてました。いろいろ迷いましたw。

002

ガンバに勝ち連敗を止めたと思ったら鳥栖に負け、いまひとつ波に乗れない東京です。連敗は避けたいところです。今日は新潟戦。新潟といえばツアーバスです。9台いましたけど、ずいぶん少なくなりましたね。

Dsc_1186

東京は権田と徳永、新潟は鈴木がオリンピックで不在です。団結して代表を応援したいところですけど、やっぱり中心選手の不在は痛いです。

Dsc_1187

連敗です。6月以降、2勝5敗6得点10失点。6試合連続失点。ここ4試合で複数失点は3回目。今日は新潟と対戦したというより、ミシェウひとりにやられました。

098

オリンピック組不在の東京は、抜けたピースを埋めるだけで、いつもと変わらない戦い方です。GKに塩田。SBは右にむっくんと左に北斗です。千真をトップに、ルーカスをトップ下で使います。ただ、新潟がリトリートしていたこともあり、ほぼ2トップのイメージでした。梶山がスコッドに戻ってきました。エジミウソンとたまが新加入。ともにベンチスタートです。イギリスから戻ったヨネは元気なようですけど、同じくベンチ。秀人とアーリアがボランチです。ナオと谷澤の両ウィング。

101_2

新潟はアラン・ミネイロをオプションにおき、藤田を前で使います。新潟の守備は、4-4-2のブロックを低めに設定します。最終ラインがドン引きというわけではなく、コンパクトに整え、バイタルエリアを閉めてきます。

096

特筆すべきは、むしろ攻撃です。新潟の作戦は、ミシェウ大作戦。攻撃は、本当にすべてミシェウを経由します。秘密はミシェウのポジショニングです。おそらく意図だと思うのですけど、東京ボランチ陣のいないエリアをフラフラしています。守備ブロックの網にかけてボールを奪うと、必ずフリーでいてくれるミシェウに預けます。ミシェウは、空いているスペースを見つけるだけでなく、ボール奪取するサイドにいます。これはミシェウの感性が優れていることもあるでしょうけど、チーム全体でコンセンサスがとれているからできることでしょう。東京の中盤は、攻撃に加重をおいています。ボランチは攻撃加重と守備加重にタスクが別れます。秀人とアーリアコンビの場合は、全体が攻撃加重。ですので、バイタルエリアにギャップが生まれやすくなります。新潟が流行のポゼッションスタイルで全員攻撃を思考していたら、この潤沢なスペースを味方どおしで潰し合い、機能しなかったかもしれません。でも、ミシェウだけのために用意しれば、神出鬼没。ミシェウ以外のアタッカーは、アタッキングサードでの仕事に専念します。ミシェウがパスを繋いでくれるという信頼感があるからでしょう。狙い処は、CBとSBの間か、CBの裏です。東京は前加重なチームですから、手数をかけずシンプルに攻めれば、比較的容易にシュートまでもっていけます。ちなみに今日のシュート数は、東京の7本に対し新潟は15本。チームポゼッションは例によって東京のほうが優勢だと思いますけど、試合のイニシアティブは新潟が握ってましたし、ポゼッションを東京vsミシェウで見た場合、ミシェウのほうがはるかに効果的でした。新潟の個人ボールタッチ率を見てみたいものです。ほとんどミシェウなんじゃないかな。東京はミシェウを止めるべきだったのかな。ミシェウの止め方は、ミシェウ自身に人をつける方法と、ミシェウにパスを供給する側を抑える方法があります。東京のプリンシパルを基準に考えると、後方とミシェウを分断する方をチョイスすべきでしょう。つまり、新潟の守備を混乱させるような、アタックの質が問われたんだと思います。

108_2

それでも新潟がゴールという結果に至らないのは、フィニッシャーの精度です。ブルーノ・ロペスのショッツ・オン・ゴールは、ほぼゼロなんじゃないでしょうか。藤田と亜土夢のシュートも、パワー不足で枠に飛ばせません。むしろ新潟のゴールチャンスは、後方の選手が攻撃参加したときに生まれていました。本間や三門がミシェウとのタベーラでゴールエリアに進出するシーンが何度かありました。これが継続してできると、新潟の成績は安定してくるでしょう。

125_2

そんな、つばぜり合いのまま試合が進むなか、先制点は新潟に生まれます。ある意味、必然でしょう。前半32分。ミシェウから中盤でパスを受けた三門がそのままアタッキングサードに進出します。東京守備陣全体が下げさせられます。加賀が出て対処しようとします。ゴール前でブルーノ・ロペスとミシェウが交差し、モリゲと2on1の状況。しっかり貯めた三門はブルーノの預け、ゴール前に進出します。加賀が飛び出しモリゲがブルーノとミシェウを見ているため、CBのラインがガタガタです。結果、ゴール前にぽっかりとスペースがあり、ブルーノとのタベーラで走りこんだ三門に決められました。東京0-1新潟。

136_2

これで、いっそう新潟のゲームプランが好転します。ブロックを作る相手に対し、攻撃の打ち手がない東京は、ポゼッションするもシュートにもっていけません。頼みはセットプレーですけど、今日のナオは、キックが不調なのかCKで受け手と合わないシーンが何度かありました。最後のほうはシュートコーナーにしてましたね。

131

ハーフタイムは夏恒例の花火大会です。

150

160

163

166

167

オプションの使い方も、ヤンツーさんが一枚上手でした。ポポさんは、エジミウソンと梶山を相次いで投入します。とくに梶山投入は加賀に代えて。秀人をCBに下げます。この交代は、結果からみると良くなかったと思います。この交代に込めたポポさんの意図を確認してから、ヤンツーさんも動きます。アラン・ミネイロを投入し、藤田を本来の位置に下げます。東京の守備力が落ちますから、逆に攻撃力を高める意図でしょう。さらに東京のウィークポイントはバイタルエリアと右サイドのCBということになりますから、ブルーノ・ロペスを秀人にぶつけるとともに、投入したアラン・ミネイロにバイタルエリアをかき回すタスクを託します。

185

ヤンツーさんの意図は、さっそく当たります。後半22分。中盤でカットした三門が、バイタルエリアにいるミシェウにクイックにパス。ミシェウもワンタッチでゴール前のブルーノ・ロペスに。ブルーノもワンタッチで落とし、最後は走り込んだアラン・ミネイロが北斗の股を抜きゴール。絵に描いたような見事なカウンターです。東京0-2新潟。

196_3

ポポさんは2トップの一角千真を下げヨネを投入します。ヨネをアンカーにおき、梶山とアーリアを前に出すリスクテイクです。新潟のカウンターが怖いですけど、ゴールを狙うしかない東京ですから、致し方ないチョイスでしょうか。ヨネの頑張りでチャンスを作りますが、やっぱり有効なフィニッシュはなく、このまま試合終了。東京0-2新潟。

202

東京の課題は相反する2点です。チーム方針ではあるのですけど、中盤とサイドのリスクマネジメントがルーズゆえ、CBの負担が非常に大きいです。極論するとCB二人とGKの個人能力でしのいできました。正直、権田の神力と、モリゲと加賀のスピード&パワーで失点を防ぐイメージが強いです。もうひとつは攻撃です。鳥栖にしろ今日の新潟にしろ、守備ブロックを作ってくるチームを崩す術がないことです。東京は、攻撃(ていうかポゼッション)が最大の防御というプリンシパルのチームですから、守備のリスクテイクはある程度しかたないと思います。にもかかわらず攻め手がないというのは、ちょっと厳しい状況ですね。

116

まず攻撃のオーガナイズです。いまは秀人が一人でこのタスクを担っています。序盤の秀人は例によって低い位置でタクトをふってましたけど、新潟がリトリートするので中盤のプレスがないとわかり、前に出てくるようになりました。それでも秀人のパスチョイスは後ろか横。オーガナイザーである秀人がチャレンジしないと、チームの攻撃スイッチが入りません。チーム全体のマインドがコンサバティブになったのは、秀人のプレーチョイスを反映してのことだと思います。それだけ秀人の影響が大きくなっているということですけど、それを担えるだけのコンディションが、まだまだ秀人には足らないようです。

114

序盤の東京は効果的な攻撃を見せてました。守備ブロックを作るチームは、試合の入り方が難しいです。新潟の守備ペースが整う前に、良い攻撃ができていたということでしょう。この時間帯に先制できるようにすることが、当面の課題ではないかと思います。フィニッシュ前の仕事は、今日はアーリアのタスクです。アーリアが描くフィニッシュへのシナリオは、タッチ数少なくクイックに相手最終ラインの裏をつくイメージです。これは有効だと思うのですけど、残念ながらコンセンサスができてないですね。アーリアのスルーパスに走り込む選手がいないというシーンが何度かありました。選手がいろいろ代わりますから、なかなかコンセンサスが作れないのかもしれません。

010

ポポ東京が志の高いチームです。ゲームを試合して勝てるようになることを目指しています。その分、リアリスティックな合理的思考が欠けているところが伺えます。これに共感するのであれば、ひとつの勝敗に一喜一憂すべきではないです。ただ、サポーターのロイヤリティを信じるのは、ちょっと危険だと思います。まだまだ我々は、結果と内容の両方を評価できるほどサッカーを知っているわけではないです。単純に勝ち=楽しいというのが正直なところではないでしょうか。ですから、ゴールです。そのために、シュートです。意図しているかわかりませんけど、アーリアのプレーが発する、シンプルにシュートを狙っていこうというメッセージに、チームを上向かせるムードを作る鍵が潜んでいるような気がします。難敵のアウェイが続きますけど、この課題をどうこなして調子を戻してくるのか、この夏の注目です。

105_2

にわかに暑くなってきました。日差しが非常に強く、危険すら感じます。いつも読んでいただいている皆様、どうかどうか水分と塩分と食事をしっかりとって、ご自愛ください。


佐賀の旅 ―2012/7/15 吉野ケ里―

2012-07-21 21:46:16 | 旅行記

佐賀城本丸歴史館をあとにして、道をはさんでお隣に行きます。

Dsc_1184

佐賀県立博物館です。展示コーナーは2階から上です。最初に恐竜がいます。しっぽが垂れてる、昔なつかしいスタイルです。土器を組みたるコーナーが楽しいです。

Dsc_1187

お腹がへったので、佐賀駅に向かいます。

Dsc_1188

佐賀は恵比寿様がいっぱい。名物なのでしょうか。

Dsc_1189

Dsc_1193

Dsc_1195

コンビニに濡れた土嚢が置かれてました。やっぱり水がここまで来たんですね。

Dsc_1190

お昼は、唐人町のTOJIN茶屋さんです。

Dsc_1192

和風ハンバーグ定食。やさしいお味です。おいしかったー。

Dsc_1191

小城の昔ようかんの、八頭司伝吉さんです。お店にはいったら、お茶を出してくれました。

Dsc_1194

佐賀駅に戻りました。「悪人」のロケ地です。佐賀はそれほど大きな街ではないのですけど、見どころがいっぱいです。著名な歴史的人物も多く排出してますし。もうちょっと観光をPRすれば、もっとお客さんがくるんじゃないかな、なんて思いました。佐賀の最大の特長は、ホスピタリティの高さです。どこに行っても、嫌味がなく、とてもナチュラルにもてなしていただきました。県民性なんですかね。このおもてなしの力が下地にあれば、素晴らしい観光地になると思います。

Dsc_1196

佐賀駅をあとに、吉野ケ里に向かいます。JR吉野ケ里公園駅です。

Dsc_1227

Dsc_1221

駅を出ますと、こんな看板があります。公園の入口まで、健常なかたであれば普通に歩いて15分ほどです。駅にレンタサイクルがあればいいのにと思いました。右手の橋を渡り、左に折れます。

Dsc_1199

横断歩道を渡ります。

Dsc_1226

なぜか、源平の旗。

Dsc_1200

田んぼ道をまっすぐ進みます。左右はひまわり畑でした。もう花をつんだあとでした。

Dsc_1223

つきあたりをクランク状に進みます。

Dsc_1203

左手に高床式倉庫が出迎えてくれます。吉野ケ里感が出てきました。整備された広い道ですから、歩きやすいです。広々とした土地に吉野ケ里はあるんですね。

Dsc_1204

道の両脇にある田んぼです。大丈夫のようですね。

Dsc_1206

広い道に出て左手に横断歩道があります。これを渡って右に折れます。

Dsc_1207

すぐに吉野ケ里公園の入口です。

Dsc_1210

200mほど歩いて、ゲートがあります。

Dsc_1212

ひみかちゃんでございます。入口の係りの子が満面の笑顔で教えてくれました。この公園もすばらしいホスピタリティです。お客さんは休日のわりに、それほど多くなかったです。のんびりムードでよかったのですけど、もうちょっとPRしたいですね。

Dsc_1213

ゲートをくぐりますと、こんな橋があります。橋の先が遺跡群です。

Dsc_1214

係の人が、弥生風のかっこうをしてます。なかなかゆるいですw。

033

かたわらに可愛い花が咲いてました。

051

カワラ撫子です。がんばれ、なでしこジャパンw。

Dsc_1216

南内郭です。

035

物見やぐらに登りました。北側の祭りの広場方面です。

039

南側の南のムラ方面です。

040

北内郭です。立派な主祭殿が見えます。

041_2

集会の館です。

042_2

王の家です。

047

フライトの時間が迫っていたので、30分しか滞在できませんでした。吉野ケ里はめちゃくちゃ広大な遺跡です。全部をゆっくり見たら、2時間くらいかかるかなあ。来年はゆっくり見たいです。

043

JR博多駅に戻りました。駅員さんが緑のホークスのユニフォームを着てます。博多祇園祭りの恒例のようですね。ちなみに地下鉄の駅員さんは普通でしたw。福岡空港は、ANAもJALもホークスユニでしたー。

Dsc_1232

たまたま嵐のなか切れで晴天のなか、よい旅ができました。とにかく素晴らしいホスピタリティに関心しました。まだまだ佐賀には見どころがいっぱいです。もともとは肥前名護屋に行きたかったのです。それに唐津もあるし、少し足を伸ばせば長崎も近いです。通過点としてではなく、ハブとして佐賀の魅力を県外に伝えることができたら、もっと観光客を集められるのではないかと思います。

Dsc_1219

J1のサガンを鳥栖でもっと見たいです。また来年。


佐賀の旅 ―2012/7/15 佐賀城本丸歴史館―

2012-07-20 22:50:50 | 旅行記

前日の予定が大幅に狂ったので、今日は佐賀県南部を旅します。佐賀駅です。

Dsc_1180

佐賀駅に荷物を預け、駅南口にある観光案内所でけったくりを借りました。レンタサイクルです。自転車は南口の目の前にあります。ちなみにここは映画「悪人」のロケ地です。待ち合わせの場所ですね。佐賀市内の名所は駅から離れているので、自転車が便利です。500円なり。

Dsc_1181

南口駅前の本丸通を直進し10分強走りますと、佐賀城址につきます。結構走ります。歩くのはほぼ無理。道中は公園があって綺麗です。

004

佐賀城郭の北端の堀です。左側が北で、長崎街道が通ってます。

002

本丸通に面して歴史館の門がありますけど、自転車は脇を時計回りにくるりと回り、鯱の門の手前臨時駐車場のあたりに止めます。ちょっとわかりづらいです。

005

本丸には鯱の門から入ります。

006

007

すぐに本丸御殿を再現した、佐賀城本丸歴史館があります。

009

城主や来賓しか通れない表玄関に上がります。案内ボランティアの方々がいらっしゃいます。そこで既に、並々ならぬ素朴な歓迎ムードを感じたのですけど、なんとなくやり過ごして応接間に通りました。暑そうにしてたら、ご年配ボランティアの芦田さんが、さりげなく団扇を持ってこられ、スッと差し出されます。思わず受け取ってパタパタしてたら、おもむろに芦田さんの解説が始まりました。自分はマイペースでみたいほうなので、普段は案内をお願いしないのですけど、芦田さんのナチュラルさにひかれ、委ねることにしました。なにしろ自分との距離感が絶妙なんです。寄りすぎずさりげなく。

011

「ここは応接間です。大切な来客を出迎える部屋です。これは槍。幕末は小銃を保管していたようですね。」

「へー。天井が高いですね。」

023

「そう。全部高い。こっちへおいでください。もっと高い。」と、次の間の廊下に連れてもらう。

「わー。高っ。それに長っ。」

「奥行が45mあるそうです。」

「マジすか。」

021

「今朝も雨が降ってたので上側の雨戸を閉めているけど、開けるともっと明るい。こっちへどうぞ。」縁側に案内していただく。「ここは戸袋に雨戸をしまえるようになってます。」

「へー。ところで雨は大丈夫だったんですか?」

「本丸はちょっと高く作られているから大丈夫。南側が10kmほど行くと有明海で、昔はもっと海岸線が近かった。だから、佐賀の南部は水に弱いんです。石垣が高くないので、大雨になるとすぐいっぱいになる。」

「そうなんですか。」

「向かいに見えるのが天守台。」

「おー、あそこに天守があったんですか。」

022

「そう。18世紀に焼けて、それから再建してない。図面がなくて絵しか残ってないからよくわからない。だから今でも再建できないんです。この本丸は、設計図面が残ってたから再建できた。こっちをご覧ください。」ふたたび廊下に戻る。「釘隠がないでしょ。」

「ホントだ。」

015

「これは釘隠の図面が残ってないから。再建というのは、正確な根拠がないとできないらしい。」

「ふーん。」

「この廊下は部屋にも使われたんです。」

「畳敷ですね。」

「そう。この襖の向こうは接見の間。順路では後で見てもらうんだけど、特別に開けます。」待ってました、特別対応w。「部屋が三つあるでしょ。」

012

「広いですね。」

「はい。一番奥が城主が座る間。次が家老。最後が御目見え以下が座る間。新年などの祝賀に使われたそうです。正月に雑煮が振る舞われたらしく、さっきの廊下が使われたそうで。」

「あ、そうか。食事係の人が控えてたんですね。」

「いや、そうじゃなくて、家老が座ったんです。佐賀藩には家老がいっぱいいるんです。まず鹿島、小城、蓮池の御三家があり、次に親類。その次に親類相当というのがあって、それからやっと家老。」

「でも殿様の間は広いですよ。詰めたら入れるんじゃないですか?」

「あそこは城主しか入れないんです。」

「えー。マジすか。」

「そう。だから、溢れた家老が廊下に座るの。」

「なるほどー。」

「接見の間は幅が広いでしょ。この広さだと普通、真ん中に柱があるのだけど、とても珍しいらしい。天井に太い梁があって、ちょうど部屋全体を吊り下げているような構造なんです。屋敷全体を見たほうがわかりよいね。こっちへどうぞ。」

018

廊下の奥に進み、展示コーナーに行きます。「これが天守が書いてある絵。大きかったらしく、熊本城くらいあったそうです。」

「上下左右がバラバラな絵ですね。」

「当時の絵師が見た方向から書いたからこんなになったそうです。ここが本丸。この辺りが御三家。で、この辺りがもとの龍造寺家の重臣が住んでいた屋敷。龍造寺時代の佐賀城があった辺りに、鍋島家に仕えても住んでいたんですね。」

「え。じゃあ、鍋島家は龍造寺家の家臣を取り込んだんですか?」

「そうなんだけど、ちょっと複雑なの。龍造寺は、龍造寺は隆信の時代に一番勢いがよかった。きっかけは九州の桶狭間と言われる今山の戦い。そこで豊後の大友親貞(宗麟の弟)を破って勢力を拡大したのだけど、その時の主戦が鍋島直茂。ちなみに鍋島家の家紋はその時首を取った大友親貞の家紋をぶんどったんだそうです。」

「へー。」

「ところが、龍造寺隆信は、沖田畷の戦いでよせばいいのに自ら出陣して、島津家久と有馬晴信の連合軍に殺されてしまうんですな。兵の数で圧倒していて勝利は間違いないと言われた戦で、慢心があったのか。歴史は繰り返しますね。」

「ううむ。」

「それで龍造寺家は衰退してしまいます。政家が家督をつぐけど病弱で、朝鮮出兵に参加できなかったんです。地元なのに。それで秀吉の怒りをかい、隠居させられるんです。息子の高房が家督を継ぐけどまだ子供。で、秀吉の命令で、重臣の鍋島直茂が実質的に佐賀を握ることになった。直茂は政家に変わって朝鮮に出兵するんです。その時に龍造寺家の家臣と苦楽を共にして、結束ができた。直茂にリーダーシップがあったんで、鍋島のもとに集まろうという雰囲気ができたんです。」

「ほほう。」

「徳川の時代になって本領安堵されるんだけど、正式に鍋島家が佐賀藩主になります。高房は幕府に佐賀藩を龍造寺家に返してもらうよう働きかけるんだけど聞いてもらえず、自殺するんです。まず奥さんを殺して、自分も死のうとするんだけど死にきれず、傷が化膿して死んだらしい。」

「テレビドラマみたいじゃないっすか。」

「さらに、龍造寺隆信の隠子というのが出てきて家督を主張するんだけど、鍋島に従属していた隆信の弟が、自分のほうが正統なのに鍋島に従っている。お前のような者が脇から出てくるんじゃないと一喝して、事無きを得たらしい。」

019

「ますますドラマみたいだ。町人街はどの辺なんですか?」

「城の北側。城と佐賀駅の間くらい。長崎街道が城の北側を通っていて、その街道筋が町人街です。屋敷を見ましょう。」本丸屋敷の復元模型に移ります。「この御殿は、直正が建てたものです。鍋島家は35万石の大大名ですけど、直正というひとは質素倹約を重んじたんです。だから、建物も質素に作られてます。佐賀の誇りは、幕府ができなかったことを実現した、先見の明があったということ。鉄の鋳造に成功したり有田焼を輸出したりして、米以外の収入源がいっぱいあった。そのうえ質素に暮らすから、直正はお金を持っていたんです。藩の運営費は租税で賄うけど、直正がやりたいことは鉄や貿易で儲けたポケットマネーでなんでもすぐにやれた。」

「え? ポケットマネー?」

「そう。だから意思決定が速いの。そのお金を、学問や事業に使ったの。佐賀は長崎の隣という地の利があって、他の藩より蘭学者が多かったのです。直正が他藩に先駆けて蘭方医を採用したこともあって。それでオランダ語の本を通じて、西洋の事物をいっぱい知っていた。田中久重を呼んできたりして、プチャーチンの艦隊で見た蒸気機関車の研究をさせたりした。日本で最初に蒸気船を作ったのも佐賀藩なんです。明治になって、優秀な人材を排出したのも、直正が学問を重んじたから。」

「なるほど。」

「直正があんまりビジネスが上手いもんだから、商人や他の大名からは”そろばん大名”と言われて馬鹿にされていたんです。」

「なにが大事かってことですよね。」

「そう。ペリーが2度目に来日したとき、大艦隊を率いてきて、幕府は海防が必要になった。急遽お台場を作ったんだけど、肝心の大砲がない。幕府が持っていた大砲じゃ射程距離が短く役に立たないことは、長州の下関戦争で痛感してるわけ。それで、佐賀藩に鉄の大砲を作るよう命じるの。でも、そこで直正がちょっと待てと。」

「なんですか?」

「それはおかしいでしょうと。それは佐賀藩への注文なんじゃないかと言うわけ。」

「なるほど、普請ならタダ働きだけど、注文ならビジネスになるんですね。」

025

「そう。江戸時代なのに、既にそんな感覚を持っていたの。おっと、こんなペースでいってたら3時間以上かかっちゃうね。ちょっと先に進みましょう。」いろいろ聞きこんじゃってすみませんw。芦田さんのお話がめちゃくちゃ面白くて、楽しくってww。「天井を見てください。大きな梁があるでしょう。あれで屋敷全体を吊り下げているのです。」

「おー。」

「今度は下を見ましょう。」床がガラス張りになっている場所があります。「下にあるのが江戸末期の礎石。本丸の再建は、図面通り忠実にやっているのです。ただ、遺跡を保護しなきゃいけないから、礎石の上に盛土をして、その上に今の本丸御殿を建てているから、当時よりちょっと背が高い。」

「なるほど。」

「順路はこちら。ここはさっき見てもらった接見の間。手前から四枚目に直正公が座ったんです。」

「す、座っていいですか?」

「どうぞどうぞ。」

014

「おー、こんな風に見えるのか。ちょっと殿様気分ーw。」

「ww。」藩士の執務室に移動します。

「ここから藩士が務める部屋です。ちょっと窓を見てください。雨戸と障子が方っぽずつしかないでしょ。これで随分節約できるんです。」

013

「おー、コスト削減だ。」藩主の居間に移動します。

024

「ここが藩主の居間です。柱を見てください。接木してるでしょ。檜じゃなく杉が使われているんです。藩主の部屋に檜を使わないのは珍しいんです。檜より傷みがはやいですから、補修しているんです。藩主が檜を使わないと、家臣も従わないといけないでしょ。これで佐賀藩全体の倹約ができるんです。」

「なるほど。」

020

「ここは太平洋戦争後、小学校として使われたんです。だから柱に釘のあとがいっぱい。」

「す、座っていいですか?」

「どうぞどうぞ。」

016

「おー、こんな風に見えるのか。ちょっと家臣気分ーw。」

最後は佐賀藩にまつわる品や、七賢人に関する展示コーナーがあります。適塾の展示があって、ぴんと来なかったんですけど、直正公が蘭学を重んじられたとお聞きしたことを思いだしました。佐賀藩からもいっぱい入塾してるみたいですね。

「適塾は、大阪大学医学部の起源ですね。」

「ええ。自分は阪大出身なんで、佐賀で適塾を見れて誇らしいです。」

「そうですか。そんな優秀なかたをご案内できるとは、光栄です。」

「いえいえ、何をおっしゃいますかw。」

佐賀の乱のコーナーにて。「佐賀県が小さくなった理由がここにあります。佐賀藩は全国10番目に大きな大大名なんですが、西郷隆盛の西南戦争に応じるかたちで佐賀の乱が起きます。江藤新平は本意ならず担がれたのです。佐賀の乱に敗れたため佐賀県は一度消え、福岡県や長崎県に吸収されたのち、ようやく佐賀と長崎を分離するかたちで復興したのですけど、佐賀藩の当時からはずいぶん小さくされてしまいました。」

「うーん。」

「どうも、佐賀人は頑固で人付き合いが苦手なところがあります。だから江藤や副島には、県民はシンパシーを感じるのだけど、大隈はちょっと人気が下がりますね。」

「そうなんですか?。二度も総理になっているのに。」

たまたま、昨日鳥栖に行ったという話になりました。「そうですか、サガンを見に行かれたんですか。いや、東京からこられたんだから、FC東京を見に行ったんですよね。昨日はなんともどうも。ごちそうさまでしたw。ホントならそちらのほうが勝つ予定だったのに。」

「いえいえ、サガンはいいチームですよ。」

ぐるっと回って、表玄関に戻ります。「これでご案内はひととおりお仕舞いです。」

「ありがとうございましたー。楽しかったです。」

「近くにも博物館や美術館など、いろいろありますから、時間があったらぜひご覧ください。」

「はい。」

「では、ご機嫌よう。」

芦田さん、ありがとうございました。目元が涼やかで、キリッとしたお顔をされていて、どことなく侍を感じます。そういえば佐賀は、葉隠の土地柄ですね。「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」。佐賀県立博物館にも行きましたけど、見かけなかったな葉隠。

026

本丸歴史館を出て、天守台に登ります。

029

芦田さんのおかげで、とっても楽しい2時間でした。ほかのボランティアのかた達もとても親切でした。地図をじーと眺めてたら、「どこへ行かれるんですか? ご案内しましょうか?」と声をかけていただきました。佐賀の土地柄なんでしょうか。とても心地よいホスピタリティです。

030


佐賀の旅 ―2012/7/14 鳥栖―

2012-07-18 20:32:04 | 旅行記

鳥栖駅にキックオフ3時間前に着いて、さてどうしようかな?と思って駅前をぶらぶらしてたら、「奮闘中」と書いてある看板をかけてるお店がありました。奮闘中ってwと思い、裏はなんて書いてあるのかな?と興味がわいたので近づいて見てみたら、「思案中」ってw。

Dsc_1174

なんともしゃれっけのあるお店だなと思って入ってみることにしました。外見は普通のお洒落なカフェなんですけど、入ると違和感が。店内もカントリー調のカウンターバーでお洒落です。でも、そこかしこに、さりげなくライトブルーとピンクが主張してます。どうやらサガンサポのお店にまぎれこんだらしいw。Cafe風さんです。

Dsc_1175

マスターが気づき、いらっしゃいの前に「東京からですか?」
「はい。大丈夫ですか?」
「ええ、ちょうど買い出しから戻って開けたところなんです。」
ケーキセットをいただきました。お若いマスターで、笑顔が素敵な、印象がとってもやわらかいかたです。

Dsc_1173

「今日はどうでしょうね。いい試合になればいいんやけど。」
「鳥栖も調子が戻ってきたし、いい試合になると思いますよ。鳥栖のコンディションしだいでしょうね。」
「あー、丹羽くんがはっきりせんですよ。」
「丹羽って、DFの?」
「そう。次の試合はどう?って聞くと、いつも大丈夫です!と言ってくれっとですが、F東、あ、東京(いいですよ。F東でw)戦どう?って聞いたら、うーんって歯切れ悪かったんです。」
「コンディション良くないんですかね。夏場は厳しいですよね。選手よく来るんですか?」
「ええ、小さな街やけんね。あんまり(食べるところが)ないから。」
「いえいえ。いつも試合日もお店開けるんですか?」
「ええ、終わってからね。試合始まる時間になったら閉めて、スタジアムに行きます。終わったらすぐ戻ってまた開けます。」
「スタジアム近いっすもんね。じゃあ鳥栖のサポさんが集まるんだ。」
「そうやけど、大丈夫ですよ。アウェイのかたがいても。アウェイのかたもいらっしゃいますよ。」
「J1に昇格してスタジアムにお客さん増えました?」
「増えました。九州のJ1は鳥栖だけなんで、アビスパだけでなく、たまにはJ1もみたいという人がきます。それでも1万人はなかなかいきませんね。」
「そうなんですか?。鳥栖はいいサッカーしてるのに、もっと見に来ればいいのに。子供たちにも見てほしいですね。」
「丹羽は神戸にいた時学校訪問をしてたそうなんですよ。鳥栖でもやりましょうってクラブに言えばって言ってるんやけどね。いいことだから。鳥栖市は小さな街ですけど、それでも6万人いるんだし、近隣に佐賀や久留米や大牟田があるんやし、もっと集客がんばらないと。サガンのおかげで知名度も上がるやろと思うけど。」

Dsc_1168

「自前の練習場なんでしたっけ?」
「とんでもない。市の練習場の横にプレハブの掘っ建て小屋があります。シャワーとか、かわいそうやけんね。それでも、ようやく今度クラブハウス作ることになって。」
「クラブハウスが綺麗だと選手も集まるでしょうからね。イタリアちっくに言うとプラビンチャって言うんですか。」
「あははw。そんなお洒落な街ではないですよ。」
「いえいえw。地方の街のクラブを運営していくには、行政との連携が必要なんですね。」
「そやねー。市長が久光寄りの人で、バレーが好きなんですよ。で、ボールを蹴るスポーツはけしからんって。市長選のとき対抗に出た人がサガンを応援してくれる人だったんやけどね。」
「そうだったんすか?」
「たとえば駅の改札って北側(ベスアメの反対側)にしかないでしょ?。スタジアムに行くには跨線橋をわたんないといけん。不便だし、毎試合1万を超えるようになると、試合後の混雑が大変なんです。子供やお年寄りが危険だし、足の不自由な人もね。だから、南口を作ればって意見もあるんですけど。」
「よく知らないんですけど、ベストアメニティはどうゆう縁で作られたんですか?」
「バブルの遺産というか、九州にサッカークラブがないってことで、鳥栖の青年団が企画したものに、鳥栖市やあと福岡県も賛同してくれて、とりあえずハコを作ろうとなったと聞いてます。その後、福岡がアビスパ作って、鳥栖からしたら約束が違うじゃないかと。」
「それでダービーが熱いんですね。」
「どうやろねw。」
「そうですかー。アウェイのサポで印象に残ってるとこあります?。まだ半分だけど。」
「広島かなぁ。近いからね。浦和はまだなんだけど、楽しみやね。この前の試合惜しかったし(4-0から4-3に盛り返した試合)、浦和のファンが入って、スタジアム大丈夫かなって心配でw。」

Dsc_1169

と、ここでお客さんがひとりやってきました。ごく普通の格好をして、しばらくビールを飲んでいたのですけど、いきなり「今日は勝つかね?」
マスターは気を使ってくれて、「どうやろねー」
「いやぁ、いい試合になるといいですね。自分は東京から来たんです。今日はおてやわらかにw。」
「あー、東京からね。遠いところから。わたしは福岡から。福岡じゃJ1見られんとやろ。わたし、渡邉応援しとっとよ。渡邉。」
「はぁ。」
「渡邉は長崎やろ?(あ、千真か。)。わたし長崎の出なんですよ。渡邉は国見やろ?。」
「そうですそうです。ついでに徳永と平山と北斗もよろしくお願いしますw。」
「この前の浦和との試合、わたし見に行ったとです(え?。このおじさん熱烈なサガンサポ?)。たまたま仕事で東京に行く用事があってJリーグの日程を調べたら、ちょうどサガンがやるってわかり、これは見らんと、ということで(あ、なるほど。でも出張先でJリーグ見るって、かなり好きなのね)。そしたら、すごい試合やった。勝ちたかったなぁ。」
「やね。」
「浦和の応援はすごかね。地鳴りか思った。」
「それにしても、スタジアムのすぐそばに、サポが試合前と後にちょっと一杯できるバーがあるのは素敵ですね。」
「(ビール二杯めのおじさん)そうね。みんなどこで飲むと?」
「ま、だいたいスタジアムですかね。スタジアムで飲むのもいいですけど、こちらのバーってなんだかイングランドみたいでかっこいいっす。」
「(お二人)あはは。」
それから大雨の話とか三人でして、「今日は勝つけんね」と言いおいて、おじさんはベスアメに先に行かれました。マスターがアイスカフェオレをご馳走してくれました。

Dsc_1170

「そういえば、宏太はどうですか?」
「うーん。この前食べに来てくれたときは、「大丈夫です。切り替えてがんばります」っていいよっとですけど、本心はどうかなぁ。」
「複雑ですよね。昔から鳥栖サポなんですか?」
「いえいえ。自分は福岡から来て3年前にこの店始めた新人なんですけど、鳥栖にいてしかもスタジアムのすぐそばに店出しとるんなら、いっぺん試合見ないとって友達に誘われて行ったんです。そしたら、サッカーってこんな面白いんかと。それまではどっちかと言うとホークスだったんやけど、それからはもう、ね。」
「わかりますw。サッカーってとりつかれますよね。ボク思うんすけど、応援するクラブによってサポのサッカーの好みや見方って変わってくるんじゃないかなぁ、と。たとえばボクらは東京の上手なパス回しを見慣れているから、パスの善し悪しでサッカーを評価する傾向にあるんじゃないかと。鳥栖サポはいかがですか?」
「そやね。やっぱりはやいプレスいうんかな。どれだけ走れるかっていうのを見てるかもね。あ、これはお世辞じゃないんやけど、F東のサッカーは面白いですよ。味スタの試合もテレビで見ながら、コイツらうめーなぁって思いましたもん。」
「ありがとうございます。シュート撃たないんですけどね。」
「あはは。」

Dsc_1171

そろそろ開場時間になりました。楽しくって楽しくって、時間のたつのがあっという間で、気づいたら1時間以上お邪魔してました。 ありがとうございます。

マスターは次節アウェイ仙台戦に行くんだと仰ってました。お気をつけて。今日の試合見れたかな?

Dsc_1176


FC東京フェスティバル2012

2012-07-17 00:03:47 | サッカー

3連休最終日でございます。東京初のファン感イベントでございます。FC東京フェスティバル2012です。とても暑いので、後半だけ参加しました。

Dsc_1240

ピッチに降りたら、ドッチビーをやってました。ドッチビーをご覧になった皆さんに好評ですね。流行るかも。子供に囲まれて、とっても幸せそうなモリゲ。

006

モリゲと交代してアーリア。

010

ドッチビーは2面でやっていて、こちらはむっくんと河野。楽しそう。

018

自分がいつも座ってるあたりをピッチから見上げます。結構近く見えるんですね。お客さんの顔が確認できるくらいです。いっぱい入ると、すごい密度なんでしょうね。

032

良い天気でございます。運動ができる格好でと言われたので、珍しく半袖できましたら、焼けました焼けました。

036

コーナーです。ナオ(ときどき谷澤)の仕事場ですね。人工芝がやけて、独特の香りがしました。人工芝はとっても軟らかいんですね。ジャンプしても、膝も足首も大丈夫です。

038

味スタグリーン化計画をこの位置から見上げるのは新鮮です。

039

お昼がまだだったので、青赤横丁に行くことにしました。ピッチからは、アミノバイタルに向けてここから出られます。

040_2

ちょうどミニサッカーが終わったところだったみたいで、ルーカス、加賀、谷澤、常澤、武藤、ナオなどとすれ違いました。自分はルーカス、ケリー、ジャーンがいた年のDIA do BRASILのTシャツを着てたんですけどルーカスが気付いてくれて、「あぅー、ブラジルー^^」と満面の笑みで歩み寄って握手してくれました。めっちゃ日本語イントネーションでした。ルーカス優しい。

113

谷澤も握手してくれました。暑そうでした。青赤横丁は予想通り長蛇の列で、次のイベントに間に合わないような気がしたので、ホットドックだけ。さて、お待ちかねのメインイベントです。まずは、審査員のモリゲとナオ、プロデューサーの草民とカズが登場。選手の皆、楽しそうで、リラックスしたいい笑顔です。聞くところによると、青赤横丁で選手がフラッペ食べたりしてたみたいで、選手も楽しめたんでしょうね。嬉しいです。

044

045_2

054

056_2

057

ドロンパはAD役のようで、ボード出してました。

059

ミス(誤)FC東京コンテストw。モリゲはワンピースが好きだそうでw、まずはワンピースのアンちゃんが登場。

069

この二人、ステージ上でずーとこんな感じでしたw。

061_2

076

090

次にさしこが登場。レッドカーペットの上を歩けよと全員でツッコミ中。なにげに一平さんもツッこんでるw。

063_2

さしこでーすw。

067

さて、チーフプロデューサーが敬意を表し拍手で迎える、堂々のミスFC東京はどなた?。

082

スミレ様登場。

083

ミス日本代表でございますよ。

084_2

貫禄ですね。

093_2

おっぱいが気になるさしこ。ずっと持ち上げてました。

091

ステージの全体ショット。それにしてもスミレ様のポージング、入り切ってるw。

096_2

エンディングでございます。選手とスタッフが全員登場し、フィナーレのご挨拶です。ちなみにアンちゃんとさしことスミレ様は、そのまま参加ですw。新加入選手。武藤選手。

111_2

そして、エジミウソン選手。がんばってね。

130

ブラボーさん。ファンを大切にされるかたですね。笑顔いっぱいで優しかった。

116

仲良しコンビ。

127

加賀さん。

155

選手会長の挨拶。むっくんも素晴らしいです。ずーとずーと笑顔。無理してる感がなく、心からの笑顔でした。ホント、立派。

136

総合司会で歌手みたいな土屋さんの提案で、グランドフィナーレはYou'll Never Walk Aloneを合唱(サビだけ)。谷澤がノリノリで歌ってました。歌ってる選手、多かったです。

150_2

土屋さんはじめ、当日の運営スタッフの皆さん、おつかれさまでした。炎天下でタイトなスケジュールのなか、汗だくで働いてらっしゃいました。ありがとうございました。

153

楽しいひと時でした。土屋さんもおっしゃってましたけど、選手との距離がとてもクローズで、親近感がわきました。参加してる子供たちが楽しそうでよかったです。後半戦、選手、スタッフ、サポーターが一体になって、優勝目指して頑張りましょう!