ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2011J2リーグ第11節FC東京vカターレ富山@味スタ20110508

2011-05-08 22:48:42 | FC東京

くもり空が多かった今年のゴールデンウィークですが、最後にきて晴れました。ていうか、暑いし。初夏ですね、もう。つい先日までまだ肌寒いねって言っていたのに。
ゴールデンウィーク味スタ3連戦の最終戦。連続スコアレスドローのあと、序盤の正念場となるカターレ富山戦。

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勝ったことがすべて。
身も蓋もないですが、そのような結果でした。ポジティブにですよ、あくまでも。勝って一安心だなっていうのが正直な心境です。
振り返ってみれば、札幌にしろヴェルディにしろ、優しくない相手でした。でも、申し訳ないけど富山は勝たないといけない相手。J2にはこういう試合があって、慢心はいかんという意味で大変なのですが、前節までの状況がさらなるプレッシャーをもたらしていました。

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セザーをサスペンションで欠くなか、高松ワントップで梶山をトップ下におく4-2-3-1。上里が移籍後初スタメン。高松もそうですが上里には、できれば過度な期待をさせてしまう状況で使ってほしくなかったのですが、選手がいないなか、キヨシも大変な選択だったんでしょう。とりあえず好調な選手を使っていこうと。チームとして、はやくペースを掴みたい気持ちもわからないではないです。選手たちには、この状況はある意味でチャンスなんですから、ポジティブに考えてがんばってほしいです。

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富山は3-3-3-1という当代ではかわったスタイルのチームで、やりにくい面があったのかもしれませんね。再開以降、序盤はいい形ができている東京なんですが、今日は最初から調子にのれなかったですね。支配力をもっていたサイドでの展開もなかなかクロスまでいかせてもらえない。富山がアクシデントで急きょ3枚の選手交代を強いられた不運や、現状で唯一安定したストロングポイントである谷澤の投入で、後半から徐々に東京ペースにでき、羽生の千金ゴールで勝てました。

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積極的にシュートする姿勢は感じれらましたが、依然としてゴールに迫る攻撃の形がつくれない。梶山には中央のルートが見えているようですが、残念ながら梶山とイメージを共有できる選手がいない。梶山と谷澤が絡むといい形ができると思うのですが、まだ二人が近距離でシンクロするシーンはなく、コンビネーションができてないようです。
サイドでは、個の力で縦に抜き切る優位性はあると思うのですが、トップスピードから効果的なクロスをあげるスキルは両サイドともない。アベタクには、クロスというよりゴール前に進出するプレーもみせてほしい。椋原はとにかく縦横に駆けてほしい。

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キヨシはどうも、平山がいることを前提としてつくった攻撃のアプローチをとおしたいのかと思います。チームをあわてさせたくないのでしょう。その意味で高松の起用を解釈しています。谷澤の優位性を考えたら、ゼロトップも視野にしていいかとも思いますが、セザーやPJがチームにフィットする可能性を考えたら、ちゃんとFWを使った攻撃の形をつくっておきたいところもわかります。
守備はすっかり安心ですね。千葉戦は(ご都合主義で)なかったことにすると、失点ゼロですよ。両ストッパーがスピードで負けることがないですから、よっぽど不運なシュートがこない限り、リーグ最少失点が十分見えてくると思います。
だからこそ、攻撃ですね。ストロングポイントをしっかり意識してほしいです。残念ながらスピード系の選手がいませんし、裏を狙う攻撃を志向していないですから、まずはテクニックとパワーとポジショニング。なによりもストロングポイントを意識するために大事なベースは、優位にたつんだっていうメンタリティー。つまり自信をもとうってこと。
そのためにも、今日の勝利は一安心だし、転換点になってくれるといいなと思います。
真夏、省電力の影響でナイトマッチができないことも想定されます。もともと東京が不得手な炎天下の難しい戦いもあり得ます。だから、いまが大事。充実の5月、6月にしたいですね。この結果を定着させるためにも、ひとつ一つ。次の草津戦、勝ちましょう!


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