ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

2013ヤマザキナビスコカップBグループ第6節FC東京vsアルビレックス新潟@カシマ20130515

2013-05-18 15:04:44 | サッカー

薔薇が美しい季節になりました。

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今日この日は、Jリーグのハタチの誕生日。20周年でございます。そのような晴れやかな場所として、わが東京のホームゲームが選ばれるとは。光栄なことでございます。

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ナビスコカップ最終戦でございます。まずは勝たなければ敗退が決まってしまう試合の相手は、すでに敗退が決まった新潟です。 ほぼ東京が支配した展開なのに一発で追い付かれるヒヤヒヤでしたけど、たまのプロ初ゴールで突き放しました。

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東京はカップ戦モードです。怪我の不安があるモリゲとヨネ、それにルーカスと千真が外れました。CBは加賀とヒョンス。アーリアがボランチに下がり、両ウイングはナオと草民です。ワントップに忠成。

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新潟はほぼベストメンバーです。SBに川口、本間の相方に酒井を入れた程度です。

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東京は攻撃の基点ルーカスがいません。その影響が出るかどうかを注目していました。結果的には、ほぼ90分通してルーカス不在を感じないですみました。今日はサイドを基点にビルドアップするパターンの比重が多いように感じました。もとより東京はサイドを重視していますけど、普段はもう少しサイドチェンジや距離の長いスルーパスを織り混ぜます。作戦というより、自然にそうなったような気がします。

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新潟の守り方が東京にとって好都合でした。新潟はマンツーマン気味のゾーンです。SBはウイングプレイヤーについていきます。だからウイングが絞れば外が開きます。徳永と宏介が高く位置取れますから、ビルドアップの基点になれます。マンツーマンには守備陣形の連動性が求められます。新潟のそれは、連動していません。とくにボランチ、CB、SBのトライアングルにギャップが生まれやすい守り方のようです。そこは東京アタッカーの大好物です。真ん中に入ってビルドアップに参加したり、最終ラインから抜け出してゴール前に侵入したりと、東京がいいように使えます。SBとアタッカーのタベーラが頻繁に見れました。ですから、早々東京が試合を支配します。

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新潟の攻撃はオーソドックスです。一度トップに当てるところから始まります。賢碁にポストが綺麗に入った時、達也との距離が近いと新潟の攻撃は機能するようです。今日の新潟はアタッカーの距離が遠かったです。とくに達也にポストが入った時が顕著で、最終ラインまで戻すバックパスが目立ちます。三門と亜土夢のクロス精度も低かったです。ゴールの可能性はバーを叩いた亜土夢のロングシュートくらいでした。

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アーリアが怪我のため河野に代わります。草民がボランチに下がりましたので、普段攻撃を組み立てている選手が、秀人を除きほとんどいなくなりました。東京がどんな風に変わるか、不安がありつつ興味深かったです。河野はボールを持つ時間が長いので攻撃のリズムが狂います。この課題は解消されていません。草民は、今日ははまりました。新潟守備網のギャップを目掛けフレキシブルに動き回ります。新潟がフォアチェックを重視してきたら草民の良さを消されたかもしれません。

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東京は、試合を支配しましたけどシュートに至りません。サイドアタックの比率が高かったですけど、クロス精度がイマイチでしたね。前半はスコアレス。

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今年の東京は、後半の入り方がいいです。15分以内にゴールした試合が公式戦17試合中7試合(41%)8得点。6勝1敗です。そのほとんどが、決勝点、先制点、同点、逆転と、試合の方向を決めるゴールです。ちなみに千真が最多3得点。今日も後半早々先制します。

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後半6分。慶悟が宏介のスローインを受けゴールライン際から折り返したパスをナオがダイレクトではたいたシュートが突き刺さります。東京1-0新潟。

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先制以降しばらく東京が波状攻撃の時間帯を作ります。だけど追加点が入りません。 新潟は攻撃が停滞していた要因の2トップを相次いで入れ替えます。後半頭から達也に代えて岡本、さらに賢碁に代えて武蔵を投入します。これが奏効します。組織というより二人の個人技で攻撃を仕掛けます。推進力を失っていた新潟がリズムを作りはじめます。そして追いつかれます。

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後半20分。左ライン際から亜土夢がクロス。ヒョンスのマークを細かい動きで振り切った岡本が首を振ってコースを変えました。ちょっとヒョンスのマークが甘かったですね。東京1-1新潟。

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ルーカスとアーリア不在の影響を一番受けたのは慶悟だったかもしれません。慶悟はスペースメイクができる選手ですけど、オーガナイザーではありません。なので消える時間が増えていきます。そこで、試合を作れるたまに代えます。この交代も早速奏効します。

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後半37分。新潟陣内でターンオーバーした忠成が、中央付近でたまとクロスオーバー。たまがドリブルでスピードアップ。菊池が攻め上がっていく途中だったので、新潟の左サイドに広大なスペースがあります。そこに徳永が侵出。戻る菊池を振り切ります。ここで勝負がつきました。綺麗なカウンターです。たまは徳永の前方にパスし、そのままゴール前へ。徳永は丁寧にたまに戻します。たまは左足のダイレクトで叩き込みました。ゴラッソ。東京2-1新潟。

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容平を投入し、以降は危なげなく落ち着いて試合を仕上げました。東京2-1新潟。

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たまのプロ初ゴールを目撃できました!。もう点とってなかったっけ?と錯覚するほど春は活躍しましたけど、初めてだったんですね。Jのバースデーにもうひとつ誕生日が加わりました。

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ナオがゴールするとスタジアムが幸せムードに覆われます。スタジアムの空気を変えられる選手はそうそういません。東京ではナオのほかは相太くらい。キャプテンマークも似合ってました。

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モリゲを休ませたCBが不安でしたけど、新潟の攻撃に威力が無かったこともあって、岡本のゴールを除けばまずまず無難でした。

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セレッソが勝ったので残念ながら今年のナビスコカップは敗退が決まりました。勝ったことに意味があるとポジティブに考え、リーグ戦に集中しましょう。

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