熊足?!日記

趣味のアマチュア無線と日常の出来事
(Bear foot?!→A bare foot)

FT-450D インプレッションその6

2012-10-10 | DXCC

YAESUのHF固定機ラインの末娘FT-450Dで実際にQSOするようになって2週間が過ぎました。9月22日以降ほとんどメインRIGとして使っています。サブマシンと思っていたのですが結構気にいっています。そして今まで使っていたFT-1000MPはお休み状態です。

とりあえず気に入った点は・・・

・コンパクト機の常識を覆す耳の良さ
3D2Cの80mCWのビートのかかった弱い信号を1000MPと聞き比べると、450D のDSPの良さがわかりました。
1000MPは弱い信号の時にクリスタルフィルターとメカフィルを両方250HZにするとシャーというノイズ が邪魔になります。またACAGのような国内コンテストのローバンド受信時は隣接の局のコツコツというキーイングの音が1000MP では気になるのですが450Dではそれがありません。CONTOURとDNRの効きは完全に450Dの勝ちです。
  
 
・意外とSSBの送信音が良い
DSPマイクイコライザーの設定でローカル向きにもDX向きにもなります。デフォルトの設定が一番好きな音質です。

・SPLITの時の自局送信周波数のワッチについて
FT-1000MPのデュアルワッチは確かに便利ですが、致命的な欠点があります。サブRXの帯域が500HZのメカフィルだけです。もちろん1000MPでもVFO-A、BをメインRXで切り替えて使うこともできるのですが、DSPをA,B両方で使える450D は優れもの・・・多数の局が呼び倒している時にもSPLITでどこを拾ってるか簡単に判り、隙間を見つけて呼ぶ事が可能です。3D2Cの40mや30mのパイルの時は役に立ちました。

・オートチューナのチューニング時は自動的に10W以下で送信する。
いきなりフルパワーでTUNEしないのでQRMも少ないし安心です。

・SSBのモードでもキーイングできる。
6mでSSBからCWに切り替わってもそのままコールできます。送信の時には周波数の表示が変わりますけど・・・
  

ちょっと残念なこと・・・

・C/Sボタン
・C/Sボタン MIC/UP MIC/DWN MIC/FASTに53の機能が割り当てられるようになってますが もう一工夫して全ての機能が簡単に呼び出しできないものかと・・・たとえば長押しと短押しとかで呼び出す機能を変えることができれば使いやすくなると思うのですが「・・・

・ダイヤル
よくFT-450Dはダイヤルが小さいので使いにくそうとの評価がありますが、実際はメインダイヤル1回転で1.2KHZしか変化しないので逆の意味でCWバンドだけでも下から上までワッチするのは大変です。もちろんFASTボタン(1回転12KHZ)やSELつまみ(1クリック2.5KHZ)があるのでQSYはできるのですがダイヤルの1回転の周波数変化量は好みもあるので設定できたら良いと思います。

・Sメータの振れ
受信感度は良いのですけどハイバンドのSメータの振れは重いようです。これは使ってるアンテナの問題もあるし・・・
実際のところよそではどうなんだろと思っています。裏コマンドで設定ができるようなのでそのうちやってみます。


まとめ
基本機能はFT-1000MPと比べても遜色ないし、この小さなRIGでQSOすることが楽しくなってきました。

このRIGは本当は移動にも持って行きたいのですが 、日本では100WのRIGは50Wに設定できても移動では使えません。私は1つのコールサインで移動局と固定局の2つの局免許を受けています。
20mや30mを発射できるRIGを4アマや3アマでも使えるのになんか変です。・・・包括免許って私が無線を始めた中学生の時からいわれてきたのに本当になんとかならないのでしょうか。




 
 


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