普段は気にしない『水』ですが。。。
水は、やが地中を流れていく間に岩石などに浸透し、鉱物を溶かし込みながら長い時間をかけて湧き水として湧き出てきます。
地中の鉱物が溶けて含まれるミネラル(カルシウムやマグネシウム)の量を数値化したものを、水の硬さ「硬度」といいます。
そして、ミネラルの少ない水を軟水、多い水を硬水と呼んでいます
☆日本の生活用水は、80%が硬度80ppmの軟水が多いようです。しかし、地域によって硬度も違い、積雪量や降雨量の多い地域はより軟水に近く、温泉地や石灰質の山の地域などは硬水に近い水で生活をしています。
アメリカやヨーロッパ等の大陸の水は、カルシウムの塊のような石灰岩が多い地下に長くとどまっている為に、硬度180ppm以上の硬水になります。
アメリカやヨーロッパでは、軟水器を使う家庭が多いようですね。そして、熱いお湯で洗う機能のついたドラム式洗濯機。。。
水が違うと、料理も違います。
ヨーロッパや中国では、調理に水を使うよりも蒸すとか、油で炒めたり、ロースト。。。 牛乳やワインを入れて煮たり。。。
逆に、軟水の日本では水を使って煮物・汁物・茹で物。やら。
素材の本当の旨みがよく出るのは軟水なんですね。干し椎茸や昆布のだしの旨みは最高です
水の違いは、食生活や文化までも違ってくるようですね。
さて、お店のある鳥取県米子市。都会に比べて、水がきれいで軟水のイメージがありますが・・・。
実は、軟水だけど・・・季節などにもよりますが、日本の平均硬度60mg/ℓより高い数値のお水だったりする様ですね。意外です・・・。
当店では、数多くのお客様の声にお答えできるように、平成17年7月の店舗改装時より高純度軟化水(軟水)の使用をはじめました。
高純度軟化水は、 水道水に比べて犬の皮膚バリア機能を高め、潤いのあるしっとりとした皮膚にしてくれます。皮膚バリア機能の高い皮膚は、保湿性が高まり様々な皮膚トラブルを起こしにくくしてくれるんですね。
※皮膚の一番外側には、「角質層」と呼ばれる層があります。この「角質層」は、外からの異物の侵入と体内からの水分の蒸発を防ぐ働きをしています。この、二つの働きを皮膚バリア機能と言います。
そして、アレルギーなどが原因の痒みや、赤み・カサカサ・抜け毛などの皮膚皮膚トラブルが緩和される事が分かってきています。
最近の国内外の学会でも、高純度軟化水の研究発表がよい評価をされているようです。
(その他、合成のシャンプー・ボディソープ・ハンドソープ等の使用も皮膚アレルギーを悪化させるようではあるのですが・・・。)
事実、合成のシャンプー剤でシャンプー後に身体を痒がっていたわんちゃん達が、軟水で石けんシャンプーにしてからは身体を痒がる事がなくなりました。
毎日、シャンプーをするグルーマーの私の手も昔みたいに
ハンドクリームがいらないんですよね~。あかぎれ等、無縁の生活をしています。
普段は、気にしない『水』ですが。。。
ちょっと考えてみると違ってくるようです。