KUMIKOのブログ

ボビンレースとバイオリンの日々…

生徒の言ったこと

2018年09月02日 19時11分25秒 | 日記
少し留守をする前に、日頃考えていることをちょっと、、、
先日、ある生徒が、
レースを身につけているだけで、幸せな気分になる。
だから、例えば、電車の中で、他の人の身に着けているレースを見ただけでも見た人が幸せな気分になれるのではないかと思う。と、
ホーーーー

日頃考えていることは、見た人を、落ち込ませるような、完璧な作品を作ろうとは思わない。
さらにレースの中に、物語が欲しい。
この二つです。

若い音楽家を育てている人が、自分が、少々絶望していても、聞いている人を、絶望させるのではなく、幸せな気分にさせろと。
聞きにきた人が、きてよかった、聞いて少しでも生きていてよかったと思わせるように、、、というアドヴァイス。
私ごとで言えば、もういい加減人を教えるのはしんどいけれど、望まれる間はできることをしよう、、というものです。

他の人の身につけているレースを見て、周りの人も幸せ、、、と言ったのは、音楽家家族の生徒さん。。。
なるほど、と、頷ける姿勢だと思いました。
あっちでもこっちでも人間関係のいろいろな軋みの多い現代で、、、なるほどなーーなかなか理想の世界は築けませんが、
せめて、和やかな気持ちになるレースを作りたいと思うこの頃です。

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