暦の上では立春を過ぎ、春が冬を追い越す時期になってきましたね。
でも、冬がまた、追い越したり、春と冬が重なっているような気がします。
寒いのは、困りますが、冬の夜空をほんときれいですね。
一年中、北の夜空にみえる北斗七星もこの時期が一番きれいです。
ちなみに、私が小さいころ、おばあさんは北斗七星を、フライパンってよくいっていました・・・
北斗七星は、おおぐま座の一部で、とても切ない神話があります。
狩猟・純潔の女神のアルテミスの従者であったカリストは、ある日、天の大神ゼウスに愛され、
子供を身ごもってしまいました。そして男の子が誕生しアルカスと名付けました。
そのことを知ったアルテミスは怒り、カリストを熊の姿に変えてしまったのです。
歳月が経ち、息子のアルカスは逞しい狩人に育ったアルカスが、狩りに出かけると
森の中で熊（カリスト）に出会いました。熊（カリスト）はすぐに自分の息子だと気づき、
近寄っていきましたが、襲いかかる熊だと思ったアルカスは、自分の母親だとも
知らないで弓矢で殺そうとしました。あまりにもむごい運命に、大神ゼウスは
この親子を天にあげ、おおぐま座とこぐま座として、２つの星にしたといわれています。
こうして二人は星座となり、ようやく親子一緒に過ごせるようになったということです。
立春って厳密に言うと2月4日の1日だけではなく、次の節気の雨水（二十四節気の第2）までの期間を意味するようです。
2016年の雨水は2月19日なので、その前日の2月18日までの期間になるようです。
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