大井川の風

春夏秋冬、四季それぞれの風をお届けします。
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全国飴ちゃん探しの旅 越中富山「あめ屋のマーシュ」

2010-03-16 23:30:00 | 和菓子でon!
毎月16日は「和菓子でon」の日です。ただいま「飴ちゃん」シリーズとして連続で全国の「飴」をご紹介します。今日は先月ご紹介した金沢から電車で40分弱の富山市から「あめ屋のマーシュ」をご紹介します。

見た目はマシュマロのようですが、これは飴菓子。麦芽飴と卵白を使ってふっくらと仕上た「あめ屋のマーシュ」。


砂糖不使用、麦芽水飴は自然素材。不思議なのは口の中でこのマーシュが溶けた後に、ほんのり少し「あめ」が残ることです。


2つに割るとこんな感じです。ふわふわでさくっとした軽い感触がこの断面からわかりますね。


富山は薬都として有名ですが、その中で"飴"は栄養補給や保存食として珍重されただけでなく、苦い薬を飲みやすくするために薬と一緒に配られました。もちろん製薬の材料としても使われています。商品名にある寛文三年とは1663年、今から約350年前から延々と受け継がれた技で作られる、おしゃれな現代の飴菓子です。


寛文三年あめ屋のマーシュ ¥525 さくら飴本舗 島川製飴株式会社