大井川の風

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日本の屋根を行く 空の散歩ANA富山羽田線 窓側K席 その1(立山・黒部空撮)

2010-03-15 23:30:00 | 空の旅百科
今日からは「日本の屋根を行く」空の散歩、ANA富山羽田線でお楽しみください。(明日16日は和菓子でon!の日ですのでお休みします)
写真の搭乗口のサイン。日・英・韓・中の表記は全国いたるところで見ることができますが、こちら富山空港ではそれにロシア語が加わります。もちろん富山空港からはロシア極東への定期便が就航しているほか、港にもロシアから多くの船が接岸する土地柄ならではのことです。


さて、北陸方面と羽田を結ぶ3路線、羽田から3路線ともに富士山-甲府-松本のルートで飛行しますが、北陸から羽田までは「小松」が太平洋ルート、「富山」「能登」が日本海ルートで飛行します。写真は富山空港。神通川の河川敷を利用して滑走路が敷かれています。


朝のまぶしい日差しを受けて、富山空港を北に向かって離陸。出発から13分でベルトのサインが消えます。飛行機はちょうど魚津市の上空に差し掛かっています。


遠くに立山や剣岳など富山県を代表する山々が見えます。


山と山の間に平らになった場所があります。ここは立山の弥陀ヶ原でしょうか。かつて阿弥陀如来がいる山上の浄土と言われた場所です。こうして上空から見ても昔の人々が浄土と思うほど、その空間が神聖に見えてきます。


出発から15分、富山県東端の朝日町の上空にやってきました。この先は新潟県です。


はるか遠くに富士山が見えます。日本海上空からこれほどはっきり富士山が見えるとは思いませんでした。もちろん言うまでもなく、富士山のあるあたりが静岡県です。<つづく>

※毎月16日は和菓子でon!の日です。日本の屋根を行く空の散歩シリーズは17日からお届けいたします。