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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

273 ALDIOUS ライブ 「White Crow Tour 2012」

2013年01月14日 09時59分33秒 | ライブレポ
[2012年12月22日 渋谷 O-EASTにて]

年末12月22日に、このブログにも名前がたびたび登場するALDIOUSのライブに行ってきました。
この日も寒かったです。そこでちょっと早めの夕食に、私の好きなラーメン屋さんに立ち寄りながら、会場へ出かけました。
前年2011年11月にも、彼女達はこの会場でライブを行っています。(記:ライブレポ # 11)前回に比べ、入場番号が後ろの方だった私。しかし会場やや左寄り、視界ほぼ良好で、前回よりもステージに近いポジションを得ることができ、開演の19時を待ちました。

19時にライブがスタート。まずは、オープニング・アクトとして、ゲストバンドのCyntiaが登場。CyntiaはALDIOUSと同レーベルの所属バンドで、このブログのライブレポでも、ご紹介してきました。(記:ライブレポ # 12、13)
約30分のオープニング・アクトで、3曲を披露。中でも、9分におよぶドラマチックな曲“幻覚の太陽”をプレイするとは思いませんでした。
私のようにALDIOUSを聴き、同レーベルでCyntiaも聴いているオーディエンスもいるでしょうから、オープニング・アクトでしたが、盛り上がりました。
さて、オープニング・アクトが終わり、セットチェンジの為、しばし休憩…。
しかしこの間、前方にいたCyntiaのファンらしき数人のグループは“終わった終わった”とばかり、会場を退いて(?)いきました。中には、Cyntiaの缶バッチを付けている人もいたので、他のオーディエンスとの違いがわかります。いわゆる、追っかけファンなのでしょうか。
実はCyntiaは今年、メジャー・レーベルからのデビューが決定。彼女達の目標は“アリーナ・クラスの会場”でライブをすること。メジャー・レーベルからデビューすれば、バックアップもしっかりしています。
しかし反面、ビジネスの縛りも強くなります。本人達はある程度の“ロック・バンド”を意識したくても、クセの無い万人受けする曲を制作しなければならなかったり、外見重視でもっと可愛くするために、妙にファッショナブルになってしまうことがあるかもしれません。そうすれば単にロック・ファンだけでなく、アイドル的な視点でみるファンも出てくるともいます。(特にVoは元アイドルなんで…)そういうファンが混在することでしょう。余計なことですが、メジャー・レーベルからのデビューは嬉しいけど、少し複雑な気持ちがするのは、私だけでしょうか。
私も好きなメンバーはいます。でもその前に“サウンドありき”なんです。
応援の仕方は様々です。それは認めます。「Cyntiaが好きでも、ALDIOUSはそれ程でも…」、という人もいるでしょう。でも、オープニング・アクト終了と間もなく、目的を達成したかのように(厳密にはわかりませんが)会場を退いていく人達を見て、違和感を感じました。

約15分ほどのセットチェンジの後、主役である、ALDIOUSのステージがスタートしました。
全体的にハードで、ラウドな鬼気迫るサウンドを聴かせてくれました。もちろん、HR/HMバンドなので当たり前かもしれませんが、私がこれまで足を運んだライブの中で、一番そのように感じました。約1年前のライブと同様、HR/HMインストを聴かせてくれたりと、彼女達の成長ぶりも感じました。気合いの入ったプレイを聴かせる背景には、新Voを迎えても、バンドの健在ぶり、また今後の飛躍をオーディエンスにアピールしたい気持ちがあったのかもしれません。
さて、新VoのRe:NO(リノ)ですが、ヴォーカリスト経験のある人なので、歌い上げは大丈夫かと思います。しかし、前任Voは低めの声(も出せる)でしたが、Re:NOはクリアで高めの声。悪く言えば線が細い印象。もちろん、ヴォーカリストには個性があるので、良い悪いはありませんが、今後、ALDIOUSの中で、いい個性を出せるように期待したいと思います。
ALDIOUSのステージは、アンコールを含め、1時間半程で終了。ちょっとシンプルな印象でした。これには、新Voが吹き込んだ持ち歌が少ないからかもしれません。
曲目は、2枚のアルバムの内、ほとんどが1stからのもの。それと最新シングル、未発表曲を3曲程プレイしました。
最新シングル、未発表曲は、Re:NOのVoによるものですが、それ以外の過去の曲は前任Voの歌であったため、選曲も考えたのだと思います。「あれ?あの曲はプレイしなかったな?」なんて思えることもありました。
そういう意味では、新Voによる“新鮮味”というより、新Voの紹介(お披露目)、プラス「メンバーが変わったけど、私たちは新たな気持ちで頑張るからねっ!」という挨拶を兼ねたステージだったように思えます。それ故、セットリスト等から見るとシンプルなライブだったように感じたのかもしれません。
しかし、未発表曲がいい曲でもあったので、Re:NOのVoによる持ち歌が増えてからのライブが楽しみでもあります。
それにしても、ギターのYoshiは美しく、素敵でした。(笑)

予想通り、ALDIOUSとCyntiaという私の好きな2つのバンドを楽しめる、楽しいライブでした。
両バンドとも音楽の質が違います。少々大げさな例えと、比較ですが、

ALDIOUSとCyntia  ⇒  ジューダス・プリーストと後期レインボー

といった感じでしょうか。
まさに“一粒で二度おいしい”ライブでした。

グッツはALDIOUSのカレンダーとポスターを買いました、新生ALDIOUSのポスターはかっこよくて、貼っています。(笑)

[ライブレポ # 14]

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