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~音楽好き(ニッチーくん改め)マロくんのCD日記や、あれこれ~

468 『マロくん選 '70年代ハード&ヘヴィ20』〈3〉第6~10位

2021年08月10日 09時10分09秒 | マロくん選 '70年代ハード&ヘヴィ20
選考基準
◆1970~1979年発表のアルバム。
◆ロック系のアルバム(プログレ、ポップス系等は除く)。
◆1人のアーティスト(もしくは1つのバンド)で1枚選考。
◆ライブ盤、ベスト盤は除く。
以上の基準で、2021年8月現在、私のラックに収まっている作品から選考。
選考は、あくまでも私の主観です。
取り上げたアルバムで、以前CD日記で登場しているものは、リンクで見られます。


第6位 LED ZEPPELIN 『PRESENCE』(1976)


大御所バンドのZEPです。(通称名)『IV』か『PRESENCE』か迷ったのですが、単純に“ ハード&ヘヴィ ”ということであれば、この『PRESENCE』でしょう。
ややドライな感もありますが、ペイジのジャリッとしたギターを中心に、鉛のような重さがあります。
彼らが解散しなければ、これをもう少し発展したサウンドを聴くことが出来たかと思うと、残念。



第7位 AEROSMITH 『ROCKS』(1976)


ベテラン老舗バンドのエアロスミス。多数のアルバムがありますが、このアルバムは気迫とヘヴィさを併存しているアルバム。ブリティッシュHRの薫りも漂います。彼らのアルバムで、このタイプのサウンドが聴けるのはこれだけだと思います。
私が初めて聴いたエアロスミスはこのアルバムで、とても印象深いものとなり、他にこれを超えるものが無く、寂しい気もします。



第8位 BUDGIE 『IN FOR THE KILL!』(1974)


イギリスのトリオバンドの4thアルバム。グリグリ、ゴリゴリした強力なギター・リフを中心に、重量級の曲が聴けます。初めて彼らを聴いたときは、シビれましたねぇ。
ただVoが弱い(線の細いロバート・プラントにも聞こえる?)のと、どこか突き抜けるものが無く、聴き疲れる感もあります。それ故に、(悪意で無く)B級扱いになってしまうのでしょうか。
とは言え、メタリカが彼らの曲をカバーしたり、後年のHRバンドへ影響も与えているようです。もう少し評価されても良いのかもしれません。



第9位 URIAH HEEP 『LOOK AT YOURSELF』(1971)


オルガンがビービーが鳴り、ヘヴィさを出しています。アルバムタイトル曲が特に顕著。この曲の後奏部が大好きです。今回の20選の中でオルガンが強めなのは、このアルバムだけになりますね。



第10位 THE WHO 『WHO'S NEXT』(1971)


THE WHOは、元々はHRバンドではないですが、1970年の『LIVE AT LEEDS』では豪快なHRを展開。メンバーのピート・タウンゼントは、ライブの迫力をスタジオ盤で再現することを模索した、という話もあります。それが実を結んだのが本作でしょうか。
ピートのギターがザク~ンと鳴り響き、ヘヴィさを醸し出しています。キース・ムーンのドラムはトントンッと力強く、それぞれの曲の核となっていますが、とても心地良く響いているような気がします。
このアルバムの時はTHE WHOはHRバンドとなっていますが、これ以降はちょっと軽めな(?)サウンドとなっていきます。


[マロくん選 '70年代ハード&ヘヴィ20 # 4]
コメント
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