だいぶ前だけど、"thank you"がたぶん80回くらい出てくる歌があった。1998年か99年だったとおもう。女の人が歌っていて、thank you thank youとひたすらリピートする、PVもなんかさわやかな感じだったように記憶している。あれ、なんやったっけなあ・・・たしかSarahなんとかいう人じゃなかったかしらと1998 Most Requested Songsを眺めながら、うーん、Sarah McLachlanじゃないしなあ・・・と思ってあれこれ調べていてもヒットせず、もういちど曲名をつらつらと眺めていると突如記憶がよみがえり、これだ!!!と判明。
45. My Favorite Mistake - Sheryl Crow
46. Stop - Spice Girls
47. Thank U - Alanis Morisette
48. Kind and Generous - Natalie Merchant
49. I Don't Want To Wait - Paula Cole
50. 3 AM - Matchbox 20
Sarahなんとかじゃなくて、Natalie Merchantでした。なんでこんなふうにおもったかというと、同時期のヒット曲に
67. Torn - Natalie Imbruglia
があったからで、「おなじ名前の人が歌ってる」と記憶にあって、それがなぜかNatalieからSarahに勝手に脳内変換されていて手間取ったのでした。なぜこんなふうに変換されてたかというと声が似てるんですね。Sarah McLachlanとNatalie Merchant。さらにいえばPaula Coleも似てる。改めて聴き比べてみると:
Natalie Marchant“Kind and Generous”
Sarah McLachlan“Sweet Surrender”
Paula Cole“I Don't Wanna Wait”
Sarah McLachlanが少し低めかな。でもなんか透き通るような美しい声が、なんか似てるからつながって絡まってしまったのでしょう。ついでにもうひとりのNatalieの名曲
Natalie Imbruglia“Torn”
これはPVもかわいらしくって大好きでした。このあいだ、エアロのクールダウンがこの曲で、口ずさみながら懐かしさもこみあげてきてせつない気持ちになりました。このころのヒット曲はほとんど歌えるなあ。ラジオでもテレビでも、音楽漬けの毎日でしたからついでにいえば、このランキングはちょっと偏っとるというか、Tornはもっともっと上位のはず。夏頃は、ずーっと1位だったもの。だけどホント、名曲が多い1998であります
ああ、このへんにしとかんと前置き長すぎる
なんでこの歌を思い出したかというと、本当に「ありがとう」と言える経験って、実はしんどいことなんじゃないかなと思ったから。やさしさやあたたかさ、愛が至上のものであると思っても、だけどそれだけじゃ人は成長しないんですね。人間誰もが安きに流されやすいもので、いつもやさしくあたたかい人ばかりに囲まれていたら、調子に乗ったり、増長する場合があるし、それに世の中はそんなやさしくあたたかい人ばかりで構成されていないのが現実。そういう世知辛い現世の中にあって、どう賢く振る舞うかということが修行の一環なのであって、悪人にどう対応するかという反射神経も磨かないといけない。もともと直感的に「絶対こいつは信用ならん」と思っていた人が、陰でコソコソ悪行を働いているのが分かって「やっぱり」と思い至った瞬間に、そう思ったのです。
まっこと「人生はドラクエ」なのであって、ひとつ謎が解けたり重要アイテムを手に入れたら、また新たな洞窟攻略へ!!みたいなもんで、レベルが上がったら次の町をめざし、道中出遭うモンスターたちも強くなっている。前は倒せなかった敵も、いまなら倒せるようになっているかもしれない。腕試しでもあり、似たようなことが起こっても、違う対応ができるようになる。もちろん嫌な思いをしなくなるというわけではなく、多少は傷ついたり嫌な気分にはなるけど、ダメージは遥かに少なく、回復も早いもっとレベルが上がれば、相手の攻撃はかすりもしないようになる。そう考えると、ますます人生の冒険が楽しくなる。まだまだがんばらないとなあ、もっと攻撃呪文も覚えたいぜという気分です
まあ牡羊座って、こんな人↓ですから
牡羊座は闘ってる感じで、それがとても楽しいんじゃないかと思う。牡羊座は基本的に何かしら闘ってないとつまんないんだろうと思うんだけど、今は楽しい闘いのときじゃないかと思う。闘いの摩擦でどんどん自分のなかにあった可能性がむきだしになっていく感じ。(7月28日)
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