かくれて咲く花

~凛として~

秋の幸せ☆

2011-09-13 21:30:00 | Weblog


残暑、というにはいささかきびしい暑さが戻ってきていますが、昨夜は中秋の名月
お月さま、ホントきれーでしたね。お月さまを愛でる一方で、私はしっかりお団子も頂きました
満月が12日の18:27だったからか、満ちきる寸前の土日のお月さまの方が、まんまる感はあったような気がする。満ちきったあとは、ほんの少しだけど、「欠け」が入ってるようにみえて。だけど東京でもこんなに強くお月さまの光を受け取ることができるのがうれしくて、夜空を見上げながら、お月さまを見つめながらてくてくと歩くのはなかなかいいものでした

お団子付きの、昨日のおべんとうはこちら。

     

お月さまに見立てた栗がのっている、みたらし団子(右端上)。「ごま名月」。お昼前にお使いに行った帰りに買ってきたので、お団子は口のなかでやさしくとろけるやわらかさ。みたらしのたれも上品な塩気で、文句なく美味!!!幸せな気分高まりました
お昼のパンを買っておくのを忘れていて、月曜日は駅前のパン屋さんはお休みなので、降りる駅のなかにある乗り換えクロスロードそばのパン屋さんで買った、ツナポテパン(とかいう名前だったような気がする)。ポテの存在はどこなん?という感じではありましたが、ソフトで味もそこそこ。「あ!パン忘れた」とかいうときに使えるなあと思いました。あとはブロッコリーとソーセージと玉ねぎの粒マスタード炒めに金時豆。プチトマトも。デザートはぶどうで、口福実感!!!

基本は「好きなものしか入ってない」おべんとうですが、この日はこれまでアップしてきたおべんとうのなかでも選りすぐりに好きなものしか入ってないおべんとう。

     

にんじんサンド、ブロッコリーと豚肉のケチャップ炒め、ブロッコリーにプチトマト。あと一声というか、隙間を埋めた金時豆が黒豆なら最強。しかもぶどう。おべんとう箱を開けた瞬間、パッと顔が輝くほど嬉しくなるようなおべんとう作りを続けていきたいです

栄養バランスと食材入手はやはり課題で。
母が地元産のチンゲン菜と小松菜を送ってくれて、すごい久しぶりの青菜に大喜び。ジムで泳ぎながら、まずはチンゲン菜を最近気に入っている厚揚げと合わせようと構想(→運動しながら食べることを考えている)。米茄子を買ってあったことを思い出し、よっしゃこれでいこう!!と水かきに力が入る。帰りに京都の厚揚げを置いてあるスーパーに寄って買い求め、いそいそと冷蔵庫を開ける。このときがいちばん楽しい。ちいさな土鍋にお昆布を入れてひと煮立ちさせ、チンゲン菜の茎の部分を入れる。厚揚げを切って、お味噌を入れてしばらくコトコト煮て、水にさらしておいた米茄子を投入。火が通ったら、緑の葉の部分と余っていた葱を入れてここで使い切る。串切りにした完熟トマトを添えて、運動後の夕食完成。所要20分少々。味噌仕立ての簡単野菜鍋は、シンプルなのに抜群の美味しさ。チンゲン菜も米茄子も身体にやさしくしみとおり、じんわりと心も身体も温まる。それに厚揚げってなんて素晴らしい食材なんだろうとしみじみ。あっお酒少々を加えたら、もっとよかったかな。これから季節は秋から冬へ向かうけど、寒い冬にフーフーして頂く楽しみがある。その楽しみが控えていると思うと、冬が待ち遠しい気さえするくらい。

先日行ったイタリアンでの玄米と秋刀魚のリゾットが美味しかったので、真似してみようと画策。秋刀魚のお刺身を買ってきて、半分はお刺身のままで。塩焼きにすだちをギュッとやると最高ですが、お刺身も大好き。脂が乗っていて美味しい(ちなみに同じお店の、秋刀魚のカルパッチョはもうひとつな気がしました)。残りは翌日にまわし、まずざっくり玉ねぎをみじん切りにして、しめじと一緒にバターで炒める。広がるバターの香りに陶酔しながら、秋刀魚を入れて、お醤油をたらす。かぐわしきことこの上ないバター醤油の組み合わせ。ちいさな土鍋につくっておいたコンソメスープに冷やご飯をほぐし入れる。ご飯を炊いてなかったので、備蓄のお米200gパックを取り崩して使う。しめじと秋刀魚を加えて、少し弱火でご飯を温めたところへ溶けるチーズを混ぜ込んで、粗びきこしょうで味を調え、仕上げにドライパセリをパラパラとふりかけて完成。所要約15分。これ、勤め人の平日バージョン。休日あるいはお時間に余裕のある方は、生米から煮たてて、ローリエと白ワインを加えて、スープを足しながらゆっくりコトコト、といきたいところです。簡易バージョンでも、うっとりするほど美味しかった。秋刀魚は事前に火を通してあっても少し脂っぽさが残るので、デザートにはこれも母が送ってくれた地元産の梨。「豊水」との名前どおり、たっぷりと水を含んだみずみずしい甘さとシャキシャキした口当たり。1年ぶりの梨との再会は甘美で、調子に乗ってピオーネも少々。梨とぶどうがタッグを組めば、桃に勝てるかもしれないと思うほど、甘くて幸せが口いっぱいに広がる。ああなんてスバラシイ秋の味覚素晴らしき哉、人生