かくれて咲く花

~凛として~

シンプルに☆

2010-12-15 21:35:34 | Weblog


ただいま、絶賛“断捨離”実行中

本当に必要なもの、大切なものだけをのこして、あとはもういらない。
処分の際のコツは、「まだ使えるか」とか「まだ着られるか」ではなく、自分が「使うか」「着るか」とのことらしい。自分の感覚との対話。

もう着ないなと思う服、持っていることも忘れているようなものがたくさんある。これは迷わない。
迷うのは、思い入れのあるもの。たとえばお気に入りのスプリングコート。もう着ないんだけど、だけど水玉のアクセントがとてもかわいくてひとめぼれしたから、ずっと手元に置いておいた。でももう着ないのはわかってる。だから思い切って処分。あとアメリカにも連れて行き、アメリカから持って帰ってきたお気に入りのぬいぐるみにも、迷った末、ありがとうを言ってバイバイした。アメリカから連れて帰ってきたぬいぐるみにも、同じようにありがとうを伝えて、バイバイ。ごめんね、この先には一緒に行かれないの、とつぶやいて。

この“査定”は、英語でやる。日本語でやるより、情が入らない。


“you still need this?”


YES/NOでハッキリ答えられるし、ロジカルに合理的に効率的に考えられる英語の良い部分がいかせている気がする。
迷うものは、3回聞く。


“still need this?”

“you sure you still wanna keep this??”

“wouldn't it be such a burden for you to keep this??”


3回自分に問いかければ、だいたいのものは“NO”に行き着きます


アメリカに行った時のことをよく思う。あのときはスーツケースひとつで、旅立った。
どうせ全部持って帰れないんだからものを増やさないようにしようと思いながらも、帰るときには、びっくりするくらいいろんなものが増えていて。友達に譲ったり、最小限持って帰りたいものは船便で送って、またスーツケースひとつで帰国した。

本当は、生活に必要なものはスーツケースひとつに入るくらいで、ちょうどいいんだろうな。

いま自分がどこか違うところへ旅立つとして。
そのときに、このスーツケースひとつに荷物を詰めて持っていきなさい、それ以上は持っていかれませんと言われたとして。
必要なものだけ、大切なものだけを選んで、大事にしまう。
一緒に連れて行きたいもの。自分と一緒にいてほしいものを選ぶ。
本当に必要なもの、大切なものはそんなに多くないとわかる。

なのにこんなに多くのものがあるってどういうことだろう。
自分で買ったり、頂いたりしているうちに、いつの間にか増えていく。捨てていかないと、増える一方。

そんなにたくさんのものに囲まれて暮らせない。もっとシンプルにいきたい。

そう心の底から思ったら、こういう大整理をせざるを得ないような状況がセットされた。
まったく神様はよくご覧になっておられるわと思う

整理しながら、思う。
いつも身軽にいよう。スーツケースひとつでひょいと次のところに移れるくらいに。
スナフキンのように、自由に。
本当に大切なものだけを手元に、身の回りに置いて過ごそう。
大切なものを大切にしよう。

ただそんな、シンプルな気持ち。