Ｊ＆Ｊ、ベビーパウダーにアスベスト混入。30年以上隠ぺい！

アメリカの医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが、１９７０年代から現在に至るまで、ベビーパウダーにアスベストが混入していた試験結果を隠ぺいしたと騒ぎになっている。アスベストは癌を起こすということで、日本の高度成長期ころから使わないようになっていた物質。

 

Ｊ＆Ｊは世界での売り上げが7兆円という巨大会社で、人体に直接影響を及ぼす医薬化学品のメーカーだが不祥事が、意外に多い。

1982年、米国シカゴで第三者が頭痛薬に毒物（シアン化合物）を混入し、7人が死亡するという事件が起こしているし、2010年には日本の公正取引委員会が独禁法違反（不公正な取引方法）で排除措置命令を出している。1日使い捨てのコンタクトレンズ「ワンデーアキュビュー」などについて、2008年12月ごろから2010年3月にかけ、取引先に対して新聞・雑誌などの広告で自社製品の店頭販売価格を表示しないよう強要していた^{と言うことで処罰を食らっている。}

人の健康に直接影響が出る不祥事で、日本の医薬品メーカーならこんなことないと思いたいところだが、日本の企業の不祥事、大手から中小まで表佐多になっている。しかも内部告発で明らかになっている。それを思うと日本の医薬品メーカーの不祥事、表に出ない所に問題がありそう。粉ミルクにヒ素が入っていたり、亜食品に水銀が入っていたりで、むしろ早く問題が表面化した所ほど安心ではと思いたくなる。