プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

謎の墓標

2012-02-27 | 社長のつぶやき

土曜日は亡くなった親父の四十九日。

法要が済んだ後、納骨をする事になってます。

 

でも、

 

雨だよ。やだなー。

 

ナンマンダブ、ナンマンダブ。チーン

 

法要が終わり、

「ほんじゃ、移動しましょかね。」

空を見上げると、

おー、雨あがっとるやん。

親父、よくやった。

 

墓の前にくると、すでに墓の下の納骨室の蓋が明けてあります。

「あのー。」(霊園の管理人)

なんすか?

「石が入ってるんですけど・・。」

イ、イシィー?

 

中を覗き込むと、なるほど四角柱の石が横たえて置いてあります。

「墓を開ける時は私どもに言ってもらわないと。」

い、いや、知らんすよ。俺だって、始めて見たんだもん。

それで、いったいなんすか、これ。

「どうも、小さな墓標のようですが。江島家代々のって、ほら。」

 

我が家は、この霊園を買うまでは、納骨堂でしたからね。墓標など全く心当たりはありません。

きっと、祖父以前の江島家の墓標だと思いますが、それがなんで・・・

 

 

おやじーーーー

 

・・・入れたな。

 

なにやってんだよ!

 

 

「で、どうしますか?」

そうですねえ。捨てちゃって下さい。

え、そう言う訳にはいかない?

えーと

 

「まだ隙間はありますから、今回はこのまま閉じましょうか?」

そうですね。それがいい。そうしてください。

 

ゴトゴト。

蓋は閉じられました。

 

娘よ。

俺がこの墓に入る時は、多分隙間はもうないぞ。

そん時は、

この謎の墓標の始末はお前たちがするんだぞ。

 

俺、知らなーい。

 

ランキング参加中です。↓クリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへにほんブログ村