アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

グラン・アレグロは楽しい…♪

2015-03-06 09:48:55 | Weblog
昨日は、ユキさんマユミさんのヴェテラン組とふ~ちゃんの3人だったので、ちょっとレヴェル・アップしてみようかなぁ、ってね
センター・レッスンのバットマン・タンジュ。
ずっとアン・ファスで練習してきたけど、クロワゼで練習しましょう。
アン・ファスで練習していたときと大きく違うのは、エポールマンが大事になることとアームスが伴うこと。
一つずつ説明しながら見本をみせます。
右足前クロワゼ5番から。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのとき、左アームスが低いアン・ナヴァン、右アームスはア・ラ・スゴンド。このとき、首を左肩の方に傾けて、視線は左アームスの外縁を通過するように左手のひらを見ます、または中指の先から遠くに送ります。
左脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼのとき、左アームスはア・ラ・スゴンド、右アームスはアン・ナヴァン。このときアゴが右肩の上に載るように首を右後方に傾け、視線は劇場の2階席を想定したあたりに送ります。
はい、では音楽でどうぞ

う~む…、戸惑いがあるみたいだねぇ…
「あのね、エポールマンは何度もやってるうちに身に付くから…。まずはクロワゼの方向をしっかり、中途半端にならないように気を付けてね」
はい、もう一度。
そのあとパ・ドゥ・バスクとパ・ドゥ・ブーレのアンシェヌマンを練習。
そして
「デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ-シャセの練習をしましょう」
はじめはアン・ファスで。
カウントと動きのポイント、アームスの動線を説明しながら見本を見せる。
きちんとデヴロッペをすること、真っ直ぐにシャセで移動すること、アームスが脚の動きに遅れないこと。
はい、音楽に合わせてどうぞ

あん…、ソコね…。
「ふ~ちゃん、シャセのあとすぐク・ドゥ・ピエ-プリエをしないと、だんだんカウントに遅れていくよ。アームスもきちんとアン・バで準備するの」
はい、もう一度どうぞ、と。
動きがまとまってきたところで、きちんと角度をつけましょう。
プレパラシオンは右脚ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼ→右脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→右脚をエカルテ・ドゥヴァンにデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→右脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下してシャセ→左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール-プリエ→左脚をエカルテ・ドゥヴァンにデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-ルルヴェ→左脚をクロワゼ・ドゥヴァンに下してシャセ→…………
と見本を見せる。
クロワゼの方向をしっかり守ってね。
デヴロッペした脚をすぐにおっことしてはダメですよ。カウントを十分に使って、デヴロッペの高さを見せること。
はい、音楽に合わせてどうぞ
それ、もう一度どうぞ
うん、ルルヴェもしっかりしてきたね
では、最後にグラン・アレグロ
カウントと順番を説明しながら見本をみせます。
ちょっと中途半端になっちゃうけど8×3の24小節。
はい、音楽に合わせてどうぞ

ふむむ…、やっぱりソコかぁ、みんな…
「あのね、アントルラセのあとのストゥニュ・アン・ドゥダーンはね…」
あ゛~、見本をみせたほうが早いな…
着地のアラベスク-プリエを見せてから改めて動いてはカウントにも遅れるしコントロールも乱れます。
アントルラセからストゥーニュまでをひとつのパだとイメージしてね。
移動の方向、その力を活用しましょう。
どれ、そこのパートだけやってごらんなさい。
ふ~ちゃんがアントルラセの着地からストゥーニュまで、するんとキレイに動いた
ほぉらねぇ、ちゃんと出来たでしょ
パとパの繋がり、あるいは切り替え、身体の向き、進行方向などをきちんと考えて動くと無駄がなくなってまとまりも良くなるし、身体の負担も軽くてすむのよ。
グラン・アレグロが大好きだといえるほどになってほしいなぁ
コメント
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