
■失敗■
香川散策で悔いの残ったのがこの「コクサギ」川沿いにたくさんたくさんあったのにも拘わらずほとんど撮影しなかった。高知にもあるのですが開花期にみたのは初めてだったのですよ。雌雄異株なので両方撮影しなくちゃいけないのに撮影していないし・・・あ~あ。熱心に撮影しなかったのには訳がある。足元にイチリンソウがたくさんあるので目を奪われたことと、そして強烈な臭いに参ったこと・・最大の理由は最後に見に行くチョウジガマズミに心を奪われ急いでいたことだと思う。というわけで出来のよくない画像です。


コクサギ(ミカン科)
これを撮影する時に大事なのは葉の着き方。
葉はコクサギ型互生といわれる変わった着き方をする。なのでそれを知っていながら綺麗に写していないのも悔やまれる
左右交互に2個ずつつく。最初、植物観察会でそのことを聞いて生物の時間に互生はならったけど「コクサギ型互生」なんて習った記憶ないと思った。なので強烈に覚えています。
葉にはかなり光沢がある。
黄緑色の小さな花が意外と可愛。それが嬉しく撮影した。ただし、コクサギと名がついているだけあって強烈な臭気があるのでじっくりとか近くでのんびりしたくはないですが・・・
雄花は葉の直ぐ下から10個ほどついている。なので撮影したのは雄花。コクサギ型互生の木は、ほかにケンポナシ、イソノキ、ヨコグラノキ、ヤブニッケイ、ネコノチチ、サルスベリなどでも見られるので一度ご覧ください。身近なのはサルスベリでしょうか。

近所ではあまり見られない「ヒメオドリコソウ」

高知へはまだ多分入ってきていない帰化植物の「トゲミノキツネノボタン」もみられました。
香川と高知とで植生が違うので行く毎に面白い発見があります。案内してくださったH氏に大感謝です。

最後に瀬戸の海を見て香川での散策をおえました
コクサギは割合よくみる植物ですので近所の山にいけばみられるかと!?