花遊び 山遊び

花を愛し、山を恋し、日々自然と遊ぶ。遊んだ事を記憶だけにとどめず、ブログとして記す。
発信元  流れ星☆彡

横倉山で ①<コオロギラン>

2008-09-08 | 2008年花散策
山野草
9/7小さいランを見る
    

 植物観察会が午前中で終了したが花を見ようという心積もりできているので午後もどこかへ行くこと願っていた。花の先生と慕っているモチモチさんが快く案内をしてくださる事になり汗の乾かぬまま車に乗り込み西へ向かう。向かう先は越知。そこは就職して1年半通勤したところ。その頃はコオロギランのことも知らず山にも花にもそれほど興味を持っていなかったので今思えばもったいないことをしたものだ。

 横倉山のコオロギランは今年沢山咲いているよと観察会の途中でも何処からともなく聞こえていた。心踊るものがある。ある場所は聞き知っていたが何せ小さいものだから探せるのだろうかと心配しつつ向かった。
 常緑広葉樹林下又は杉林の下に生える多年草。杉が優勢な場所に着くと目をこらし3人が一生懸命探しはじめた。と、まもなくYさんが「これじゃない?!」と声をあげた。本当に小さい小さいランがあった。茎の直径は2ミリあるだろうか。全長5センチ。もっとも長くても10センチあるかないか。卵のような葉が1枚見える。花のすぐしたの葉らしきものはガク。花は唇弁4ミリ・側花弁3.5ミリ。肉眼ではなかなか見えにくい。カメラのレンズ越しで何とか見ることが出来た。一度花に目が会うと次から次へと見つけることができるから後は簡単に20くらいは見つけられた。しかし、蕾だったり種になっていたりで綺麗に開花してるのは2つしかなかった。私の持っているカメラでは何度写しても駄目。小さいのと暗いのとで条件は良くない。
 モチモチさんに写真をお借りしました。  
    

補足
明治二十三年の九月に、吉永虎馬(牧野博士と並ぶ植物の先達)先生と牧野博士達が横倉山で植物採集をした。この日安徳天皇御陵附近で休息しつつ、傍の落葉をかきのけていて吉永氏の目に止まったのが、コオロギラン。後に牧野博士が研究し、標本を当時のロシアの有名な植物学者(特に東洋植物研究の権威者)のマキシモウヰツ博士に送った。結果、この植物が全く新属新種の植物であるとわかった。そこで牧野博士は花弁の形がコオロギの翅に似ているところからコオロギランと命名

コオロギランといえば横倉山となっているので一度は見たかった。それが叶いとてもうれしい時間をすごせた。でも、まだ嬉しい花に出会えることになる。それは明日。


 
ランを楽しんでいる方のHPにもっと大きい画像がありました。興味がある方はご覧ください。

http://cosmos.cool.ne.jp/Ran/sp/Koorogiran.htm
    








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