PLANKTON NEWS and REPORT

プランクトンのアーティスト・ニュース&ツアー・レポート

快適 アルゼンチン音響派

2006-07-02 | 南米・中米
アルゼンチン音響派の初日
浅草、アサヒアートスクエアがびっしりと観客で埋め尽くされました。
来てくれたみなさん、ありがとう。
ステージの左から、フラノフ(KBD)、山本さん(g)、バスケス(perc)、勝井さん(vn)、カブサッキ(g)と並ぶ。1ステージに1、2曲、休憩をはさんで、2部にはUAがゲスト参加した。
この音響派5人(+UAさん)のバランスは不思議。だれもリードしないし、何を決めているわけでもなく、超自然体。
音楽の枠のおとしどころもなく、勿論起承転結も、予定調和の盛り上げもない。
ひたすら、空気に任せ、風に任せ、呼吸に任せる。
気持ちいいですねえ。センスいい。それにかっこいい。なんだろう、これは。
アルゼンチンはワールドカップドイツ戦で惜しくも敗退しましたね。
カップなんて要らないんだよ、なんて、フラノフが言ってたけど。
彼らの音楽には争わない、主張しないかっこよさがあるような気がする。とにかく、シュールな快適さ、です。

バスケスはアルゼンチンから70キロちかいパーカッションを持ってきた。パーカッションの横に飾る木も持ってきた。
(入国の植物審査でよく通れたものです)
枯れた樹木のスピリットが漂う音響派のステージ。今日は大阪、そのあと、広島、京都、名古屋とまわって、7日(金)には東京に帰ってきます。鶯谷の、もとキャパレーだったとかいう、東京キネマ倶楽部。みなさん、お会いしましょう。


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