PLANET LULU GALAXY!

ルルの日記

コピーライターという職業

2024-02-05 17:37:16 | 事象への想い

コピーライターって職業、 80年代に超流行ったよね。

 

原田宗典さんは好きだったなぁ…

 

血反吐吐きながら(薬で自分を超えようとしながら… いや、その禁じ手を推奨してるわけじゃないが)自虐してる姿が他人事とは思えなかったわ。。。(“他人事”とは思えないように書く、ということも難易度の高い、高度な知能を要する技術だと思うし。人はまぁ、ひとりひとり“他人”ではあるんですけどね。“他人事とは思わせない”というところが孤独感を救う)


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💐🐙

2019-07-08 09:54:22 | ゲーム






人生は祭りだ🐙

& 原田宗典さんハイテンションエッセイ✍️の話💐

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原田宗典bot・2🤖🤖

2017-12-15 17:19:45 | Weblog




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原田宗典bot🤖

2017-12-15 15:31:50 | Weblog





原田宗典botより

 

今まで書いた、原田宗典さんについての日記のシーケンス💫✍️


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何者でもない。

2017-12-13 18:46:04 | 心象風景

わたしはまだまだ何者でもありません💫(只の遊び人です🎾)

 

新人だった! (角川文庫)
原田 宗典
KADOKAWA / 角川書店

 

☝︎原田宗典さんの「新人だった!」📘🔰

 


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CREA...

2013-12-17 20:55:24 | 
CREA (クレア) 2014年 02月号 [雑誌]
クリエーター情報なし
文藝春秋

 

それから、CREA、数年前に取材のために色々な女性誌をパラパラめくってた時に久々に目にしただけだったけど、この前(今はどうかな...??と思い...)コンビニでめくってみたら、けっこう良い感じに(90年代のあの頃触れた〈女性誌にしては〉硬質な感じにまあまあ近い... 男テイスト入ってる感じの...。 原田宗典さんのオヤジギャグてんこもりの連載を想い出す。。。)戻ってた...。かも...。(一時期、ひえーーと思った憶えがあるのだけど、アレまぼろし??

 

こんな風に言い切ってしまったこと、失礼いたしました

 

その間約20年の歴史.....

 

万物は流転している.....。(キューティーの表紙はAKBに。。。 私が読んでた頃は湯沢京ちゃんとか中川比佐子さんとかでした。。。

 


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ホフディラン 恋する年頃

2013-09-30 10:26:46 | 音楽

この曲好き~~~(歌詞はコチラです・・・


20代半ばこの方たちにもたいへん助けていただきました~~~

 

このあいだ、二周目のパシフィックリムを観に行ったTジョイ大泉のスクリーンにて久しぶりに触れた彼らの“近頃”の音楽 TOHOシネマのテーマソングを彼らが歌ってて(いつまでも変わらないイメージの彼ら2人の分身のアニメーションに載せて 追記:松竹系シネコンとホフディランがコラボしたのマナームービーだったようです)とってもほんわりしたキモチになりました~~~ 相変わらずイイ感じの楽曲(映画がはじまる前に肩の力が抜けてリラックス) 音楽のあるべき姿をみるような... 無邪気さ 心の還り場所がいつでもそこに在るような、幸せ体験... これからもたくさん、大いに毒っ気のこもったLove & Death...)、それでいて素朴でまごころのこもったほっこりハッピーソングを創り続けてほしいです..... 希望...

 

ちなみに、ほんのりたまの知久氏似の癒し声を持つ、ワタナベイビーさんとコンビを組む、(もう、私生活では“お父さん”らしい)七色ならぬ十色の鍵盤技を持つテンフィンガーユウヒさんは、以前から原田宗典さんとちょっぴり顔の印象が似てるなー。。。とか思ってた。。。(←大いなる余談。。。)

 


こちらは2009年八王子団子フェスティバルでのワタナベイビーさんの弾き語りによる“恋する年頃” 途中ピックを落として照れ笑いしてたり、いい感じの脱力感でございます

 

Washington,C.D.
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン

“恋する年頃”入り、ワシントンCD


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文体に溶ける...

2013-09-25 18:16:31 | 心象風景

原田宗典bot見つけた。。。

 

意識はしてなかったんだけど、私の文体、けっこう影響入ってるんじゃないかと思う。。。(誰かの文章が好きだったりすると、そりゃ自分の文体の中にも必然的に溶けちゃうか...)


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意図式バカミューダパンツ

2013-09-25 12:59:55 | 

原田宗典さんのエッセイの中で、特にお気に入りの節、奨学金をうけてる苦学生だったので貧乏だったのだけど、大学生なわけで(色気付きのまっただ中なわけで)、モテたくて、二本しか無かった“普通のジーンズ”を流行りのバミューダパンツに自らの手でリメイクしようとして(“大学生の夏”らしく、海に誘われたんだけど、水着が無くて、苦肉の策で、二本しか無いジーンズの水着リメイクを想い付いた...だったかも)失敗して(←うっかり切り過ぎて。。)“バカミューダパンツ”になってしまったって節... 

しかも、まずいことに再度もう一本でバミューダパンツリメイクを試みようと思ってまたも失敗してしまったので、手持ちのパンツ全部“バカミューダ”に... なんかバカミューダって響きも可愛いし、手持ちのジーンズ自爆で全部バカミューダリメイクしちゃって困っただろうな~。。。ってのが伝わってくるし、その自意識過剰ぶりとおっちょこちょいぶりもひとごととは決して思えず、愛し過ぎるエッセイでした... 

 

たしかスバラ式世界収録だったかな...(歳頃なので、自分の記憶を想い出すのにも時間がかかる。。。 あと、原田さんの作品、〈エッセイもそうだし、小説も...〉中毒みたいにほんとたくさん読んだから、mix状態に...) 吾輩ハ苦手デアル魂の書のひとつなので、実家の本棚(の断片...)にいまでもしっかりおさめてあります

 

ネットで調べたら、バカミューダのエピソード、“新人だった”収録だったみたい

 

新人だった! (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店

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ヒーローの心の内側

2013-09-25 12:38:59 | 心象風景

原田宗典さん、“独り”の時代にたくさん心を助けていただいて、心の恩人、ヒーローの一人です...

 

たくさん、宗典さんが、捨て身で自虐的に心の中身や日常をありのままに語っている作品に、解る解るってうなずいたり その滑らかでテンション高過ぎでだいぶ“オヤジが入ってる”語彙に爆笑したり...(ほんと、ひとりで笑うことって、思いのほか、難しいものなのです...

 

この声が届くかどうか、わからないけど、、 いつまでも待ってます

 

あなたの心の後輩、で妹で、(そんなこと勝手に思ってしまって、おこがましいですが...)“心の同志”より...


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いまの本棚を築く

2011-10-04 17:16:51 | 
10月1日、結婚記念日当日は、ダンナさんに、私のソウルスポット(のシーの方... 今度はこみ上げるどころか本泣きした)に連れて行っていただいて、10月2日は、一緒に吉祥寺の街に出ました

お昼はダンナさんが、クライマー仲間に教えていただいたらしいカレー屋さん絶品 誰にも愛されそうな味)で野菜チキンカレー(ダンナさんは野菜ビーフカレー)を食べました

そのカレー屋さんは、誰かのおうちでくつろいでるような雰囲気のお店で、懐かしく味わいのあるぬいぐるみ(ぶちゃかわ&こわかわ系多し)がたくさん置いてあったり、、本箱には山の本(アイガー、マッターホルン...)をはじめ、色んな本が置いてあります

ひとの本棚って、昔から(興味深いものがあって...)見るのが大好きです(本棚に自分も持ってた本を見つけて嬉しかったり


全部は記憶できなかったのですが、自分の本棚にもあった本をいくつかあげると、


変身 (新潮文庫)
フランツ カフカ
新潮社
 
スタンダード、カフカの変身


吾輩ハ苦手デアル (新潮文庫)
原田 宗典
新潮社

原田宗典さんの著作品の中で一番お気に入りだったエッセイ集


不道徳教育講座 (角川文庫)
三島 由紀夫
角川書店

背伸びして買ったものの、実は内容をあまり覚えてません。。。 根っから三島イズムの継承者にはなれなかった


他にもあったと思うけど、思い出したらまた今度。。


(カレーを食べながら...)ダンナさんと結婚したすぐ後に、母に“私の本棚”を全部崩されちゃったけど(母は母で、娘のことを思ってだとは思いますが...)、またいつかもう一度、一から自分の本棚を築き直す(あげる)のが夢だ、みたいなことをダンナさんに話したら、ダンナさんは、今ある本を全部データ化するのが目標、という話をしてました...(たしかに伐採される森林のことを考えてみても、そういう方向性の方が前向きで未来的なのかもな...


私は持ってなかったけど、カレー屋さんの本棚で、すご~く惹かれた本

装丁と挿絵は銅版画家の山本容子さんです...昔から憧れの人...

淀川長治 ぼくの映画百物語
淀川 長治
平凡社

淀川長治さんの映画本

まだお買い物があったのでざっとしか見れなかったけど映画イントレランスのことも書いてありました

また近いうちにダンナさんと一緒に行ってみようと思います(今回二回目

P.S.今、東北出身の画家さんによる、東北三大祭りの絵が壁全体に大きく飾ってあります・・・


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声のない日々は恋のサイケデリックに彩られていた。ー小説家・鈴木いづみー

2006-11-18 03:20:05 | 
先日、新しくリンクを貼らせていただいた、本格的なお料理&こだわり派インテリア&ファッションフォト&デザインセンスetc.etc.がとても素敵なサイト、“strawberry and blue dissolve”のmiuraさまとコメント欄でお話をさせていただきましたが・・・。(miuraさま、意味のない長話を一方的に長々とスミマセンでした。。m(__)m)
・・以前、描いたはずの鈴木いづみの肖像画(らしきもの)を捨ててしまったかもしれないことに気付く・・。
鈴木いづみさんの絵は、たしか二枚書いたのだけど、自作の詩を絵の中に一緒に描いたひどく昭和を感じさせる寺山修司の「田園に死す」(よく言えば)のようなイメージの絵の方はそういえば捨ててしまったような気がする。。
思えばあんな激しい感じの絵は20代でしか描けなかったような気がするのに、捨ててしまうとは。。(T_T)
あとはマリアンヌ・フェイスフルとハンス・ベルメールとアインシュタイン(自分のお気に入りの人物ばかり描いている・・。)もそういえば捨ててしまったみたい。。
でも少し落ち着いた感じのもう一つの鈴木いづみ肖像画はたぶん実家の方でとってあると思うので、miuraさま、どうかお待ちくださーい


以前、動物園のことで喧嘩をして(?)実家に帰った時に、鈴木いづみさんの本をご紹介したいとお話ししていたのだけど、またダンナさんのうちに帰って来たりいろいろバタバタしてて今まで叶わなかったので、今日、私が持っていた鈴木いづみ本をご紹介しマス~


鈴木いづみは、夫・阿部薫が29歳でプロバリン98錠をあおり、亡くなってしまったその7年後、36歳の時に娘と一緒に寝ていた2段ベッドにパンティストッキングをかけて首を吊って自らその生涯を閉じてしまう。

「鈴木いづみ 1949‐1986」
鈴木いづみ 1949‐1986

文遊社

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この本は彼女を偲んだ多くの有名人の言葉で生前の彼女の輪郭が綴られていくオーラルバイオグラフィー。

中には彼女が愛してやまなかったGSグループ、ゴールデンカップスのメンバー、ルイズルイス加部氏(後にCHAR氏と共にピンククラウドを結成。)の追悼文も載っている。
いづみさんは明らかに“70年代のヒト”だったと思うけど、この本にも追悼文を寄せている仲の良かった年下の男友達(というか、彼女が“ホの字”だった男の子たちというのか・・。)、近田春夫氏や田口トモロヲ氏らが次世代である80年代文化のオピニオンリーダーになっていったというのが、鈴木いづみさんの先見の明、男の人を見出すセンスを表していると思う。
作家仲間栗本薫氏(著作によって中島梓と名乗るときもある。)との交流では、「私の夫は薫。私の娘はあずさ。だから私はあなたに対してただならぬ繋がりを感じるのよね。」(私の意訳ですが・・。)と栗本氏に話したといいます。
尊敬する先輩作家の元に、とれかかった付けまつ毛、夫と喧嘩して折れた前歯をそのままに(でもめちゃくちゃ着飾ってる。60年代のあの感じです。彼女のこの着飾りようを、“バロック的”“キャンプ精神”と例えた人が居ました。)「話をしたい」と押し掛けたり。
この先輩作家(五木寛之氏。私は「大河の一滴」しか読んだことがない・・。)が彼女のことをすごく冷静に観察している部分も彼女の内面の熱さとのコントラストで、余計に彼女の行動が痛々しく、リアルに、刹那的に響いてくる。


そして、私が唯一持っていた彼女の作品集。

「声のない日々」
声のない日々―鈴木いづみ短編集

文遊社

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『文学界』の新人賞をとった表題作「声のない日々」の他、彼女が大好きだったGSグループ、ゴールデンカップスのメンバーをモデルにした人物が出てくる、SF作品「恋のサイケデリック」も入っている。女性作家で初めての音楽系メタフィクション(←よく解らないでこの言葉使ってるケド・笑)小説なのではないかしら??

私自身、20代前半から後半にかけて、ひどく荒れていて、アルコールに溺れた日々が続いていたので、実は内容的なことはあまり覚えていなかったりします。。
焦燥感に駆られていて、ゆっくり小説を読む心境にはなれなかった・・。
相変わらず、私と同じ性である、女性の生き方にはすごく興味を持ったり、シンパシーを感じたりしてましたが・・。だから(主に女性有名人の)伝記本はよく読んだのですけどね・・。
20代後半では、小説よりもダイレクトに生き方の参考&知恵になるような、エッセイ的なものを多く読みました。それは鈴木いづみ氏の・・ではないのですが・・。
原田宗典氏の、“どうしても困ったことが起きてしまう日常をどう生きるか”的エッセイに夢中になりました・・。(「吾輩ハ苦手デアル」とか・・。)
その時のことは、私の昔書いた記事、「お気に入りのジャズ」に記してあります・・。
miuraさま、鈴木いづみさんのエッセイも探して読んでみますね~!!


そういえば、広田レオナが鈴木いづみ役、町田康が阿部薫役の映画「エンドレス・ワルツ」もまだ観ていないけど、観たいなぁ・・。(画像なかったけど、これが2人を描いた映画です。↓)

エンドレス・ワルツ

徳間ジャパンコミュニケーションズ

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P.S.上記の文章は昨日書いたのですが、アップは今日になってしまいました・・。
いろいろアイデアが浮びすぎて、収拾がつかなくなっている感じ・・
22歳の時に書いたとてつもなく情念深い詩なんかもアップしようかと打ち込んだりしましたが、う~~ん。。う~~ん。。これはさすがにドン引きだろうなぁ。。とまたも二の足を踏んでます。。


11/19追記:妙なTBが付いたけど、いづみさんもモデルだったから(ヌード・・だけど・・。)そのままにしておこうかな。。??
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妻は森羅万象と話をしていた。

2006-03-13 16:39:35 | 

あいかわらずコメントのお返しが出来なくてごめんなさい。
ぐずぐずのろのろで、気持ちが座礁してしまってる間はどうしてもお返事ができないのです。
でも、Yoracha!さま、evergreenさま、私がこの先、生き続けるとしたら、お二方のような女性になっていたいです。感性豊かで、世界、文化、人間に対して、少女のようなときめきを持っているお二方・・・。憧れです。

今日は、私が影響を受けた少女漫画のお話をしようと思います。

私が一番好きな少女漫画家は大島弓子さんという方です。

彼女のことは、18歳の時、とあるバンドの打ち上げで出会った23歳のシャイな素敵なお姉様から教わりました。その時の私は、少年誌に連載していた、江口寿史氏の「ストップ!ひばりくん」のひばりくん(美形なオカマキャラ)になりたいと憧れる、少女趣味を否定し、中性願望のある、絶対スカートははかない(いわゆるホットパンツかベルボトム姿で60年代サイケ少女orパンク少女を気取ってました。)今みたいに気も弱くない勢いのある男気溢れる少女でした。

最初に思っていた大島弓子さんのイメージは、“チビ猫”という名の、擬人化された子猫が主人公の作品「綿の国星」のほわほわのメルヘンの少女趣味な世界でした。

確かに、大島弓子さんの初期作品(1968年「ポーラの涙」でデビュー)は、そうした一面も持っているのですが、80年代に入ってからの彼女の作品は、昔から時々顔を見せていた彼女のブラックでビターでシニカルなセンスが色濃く頭角を現してきました。昔からの少女漫画の定型だった、過剰な装飾、とにかくありえないくらいの登場人物の瞳の大きさ、そういったものがなくなり、登場人物も、背景も、何もかも、無味乾燥に思えるくらいシンプルです。それだからこそ後期の彼女の描いていた、人間の心の残酷さ、美しさが読むものの心にぐさりとめりこんでくるのです。

私が今回取り上げたいのは、大島弓子さんの1985年の作品「ダリアの帯」です。
この作品は、ある本で作家の吉本ばななさんが、敬愛していて、自作への影響も与えた存在であるという、大島弓子さんの作品の中でも特に一番好きな作品であると語ってました。

(私事をお話ししますと、1987年に「キッチン」でデビューした吉本ばななさんは、私にとって同時代、リアルタイムの作家だったと言えるのですが、元々、国内だと夏目漱石、芥川龍之介を始めとする、明治、大正、昭和初期の文豪。近代だとかろうじて安部公房氏が好きだった私は、つまり、現代とシンクロした気分になることをあえて拒否していたので、まったく読んでいませんでした。少し世の中への態度が軟化した時に、一作品程度読んだくらいです。その時期に夢中になって読んだのは、「スバラ式世界」「優しくって少しばか」「我輩は苦手である」などの作品を書いた原田宗典さんです^_^;原田さーん!!!早く元気になってくださーい!!!T_T優れたものなんか書かなくていいので、私は原田さんがご家族と幸せで心健やかに暮らしている情報が聞きたいのです・・・!!!話は戻って、吉本ばななさんの良さは私は解らない〈知らない〉のですが、世界的にも、多世代に渡って支持されている吉本ばななさんも「ダリアの帯」は好きな作品だというのがとても感慨深かったのです。大島弓子さんもいろいろな人〈世代〉に知られるようになってほしい・・・。)

また話が脱線してしまいましたが、「ダリアの帯」は、(ベタないい方をしてしまいますが)夫と妻の究極的な愛の物語です。子供を自分の不注意で流産し、狂気にとらわれてしまった妻の姿に直面した時に、夫は何を考えるか、どういう試みをするか。奇行を繰り返す妻と、それでも会社に通い日常生活を送らなければならない現実。

この物語を読んで、今思い返して、私は、愛とは、「覚悟するものなのだ」と思いました。
夫は、いわゆる現実生活=一般的な日常生活、親族、社会的なていさい。すべてを捨てて、妻と共に生きることを選びました。
精神病院から妻を連れ出し逃げる時の、
「どちらが患者(狂気にとらわれている)なのかはわからない」
「ふたりとも患者なのかもしれない」
とのセリフは本当に名言だと思います。
読み返して、涙が出てしまいました・・・。

ラストはお話ししません。是非、みなさん、読んでみて下さい。

 

ダリアの帯 (白泉社文庫)
クリエーター情報なし
白泉社

 

大島弓子が選んだ大島弓子選集 5 ダリアの帯 (MFコミックス)
クリエーター情報なし
メディアファクトリー



この話は、フェアリーテイル(おとぎばなし)だとは思います。

でも、「人生はおとぎばなし」(J・アーヴィング「ホテル・ニューハンプシャー」より。小人症の少女で作家になったリリーの言った言葉。)なのだと思います。
それとも、「人生は祭りだ」(フェデリコ・フェリーニの言葉)なのかもしれません。

次は大島弓子さんの「ロングロングケーキ」について書きたいです。

コメント (4)
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お気に入りのジャズ

2005-11-26 00:32:49 | 音楽
家事終わりました。ダンナさまは今日は徹夜しごとです。
ダンナさまは、先に寝ててねって言ってたけど、頑張ってるダンナさまを置いて先に寝てしまうなんてできません。

家事をやりながら、今日は“ジャズと私”というテーマで文章を書こうと思いました。書きながらダンナさまのお仕事が終わるのを待ってようと思います。

私の次兄はジャズベーシストなのですが、(仕事のかたわらライブをする感じです。次兄は、まだベースを練習したての頃、指の皮がむけると、アロンアルファで傷口を固め、また練習をしていた炎のベーシストです。)彼の影響でジャズを聴き始めたわけではありません。ロックや映画音楽、ミュージカルや小説の延長で聴き始めました。

23歳で一波乱あった私は、一時期音楽を全く受けつけなくなり、無音の中で生活していました。
自宅で小説を書いていたのですが、私が小説を書くのはだいぶ難しかったらしく、“第二次世界大戦中アメリカに亡命したユダヤ人の飼い主に捨てられブロイラーの廃墟の中に暮らす犬の独白”というワケのワカラナイ小説を最後に、何も書けなくなってしまいました。一応、カフカや安部公房に影響を受けたつもりだったのですが、器がなかったようで、書き終わったあと、ノイローゼ気味になってしまいました(汗)

一年半のブランクのあと、横浜にある事務所で働き始めたのですが、まさに岡林信康の“山谷ブルース”(今日の仕事はつらかった~♪って歌詞。)のような感じでした。それで癒しと称し、給料がはいるやいなや、会社近くのHMVに直行し、CDを買うのが習慣になってました。
その時、ロックを再度開拓する気が起こらず、私がいつも向かうのは、ジャズコーナーかクラシックコーナーでした。(クラシックについては今度お話しようとおもいます。)

触れたことのないジャズ。何を買っていいのかわからなかったのですが、まず自分が好きなものに関連があるものから買おうと思いました。


キース・ジャレット「SOMEWHERE BEFORE」

サムホエア・ビフォー
キース・ジャレット・トリオ
イーストウエスト・ジャパン

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当時私の中で、原田宗典氏の著作品がマイブームになっていたのですが、彼の短編小説「優しくって少しばか」の中で主人公がつきあいたての彼女にキース・ジャレットのアルバム「ケルンコンサート」を聴かせるくだりがありました。私が「ケルンコンサート」を買わず、「SOMEWHERE BEFORE」を買ったのは、1曲目にボブ・ディラン作曲でTHE BYRDSがヒットさせた“My Back Pages”のカバーが入っていたからです。


デイヴ・ブルーベック「マイ・フェイバリット・シングス」

マイ・フェイヴァリット・シングス
デイブ・ブルーベック, ジーン・ライト, ポール・デスモンド, ジョー・モレロ
ソニーミュージックエンタテインメント

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ミュージカルで親しまれた楽曲のカバーを集めたアルバムです。表題曲の“マイ・フェイバリット・シングス”は、ジュリー・アンドリュース主演のミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で使われた曲で、ジョン・コルトレーンによるカバーが有名ですね。でも私はブルーベック版の方が可愛らしくて好きです。


デイヴ・ブルーベック「DABE DIGS DISNEY」

デイヴ・ディグス・ディズニー
デイブ・ブルーベック, ノーマン・ベイツ, ポール・デスモンド, ジョー・モレロ
ソニーミュージックエンタテインメント

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ディズニー映画でつかわれた曲を集めたアルバムです。私はこの中の“Very Good Advice”が一番好きです。ディズニー映画「不思議の国のアリス」の挿入曲なのですが、いつも好奇心に負けて困ったことになってしまうアリスが涙ながらに反省するシーンで歌われます。だから私も反省する時によく聴いてマス。“いつか王子様が”もいいですね。私の前にも王子様がやっと現れました。もちろんダンナさまのことデス。


シェリー・マン&ヒズフレンズ「マイ・フェア・レディ」

マイ・フェア・レディ
シェリー・マン, アンドレ・プレビン, リロイ・ビネガー
ビクターエンタテインメント

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ドラマー、シェリー・マンと映画音楽やクラシック畑でも有名なピアニスト、アンドレ・プレビンがコンビを組んで作った作品です。ブロードウェイミュージカルで、オードリー・ヘップバーン主演で映画化もされた「マイ・フェア・レディ」の主題曲集です。私は、競馬場のシーンでつかわれた“アスコットガボット”と、イライザが、ヒギンズ教授に褒められて、嬉しくて興奮さめやらず歌う“一晩中踊れたら”が好き。


ヨーロピアン・ジャズ・トリオ「メモリーズ・オブ・リバプール」

MEMORIES OF LIVERPOOL~ビートルズ讃歌~
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
トライエム

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ヨーロピアン・ジャズ・トリオによるビートルズの楽曲のカバー集です。


ハービー・ハンコック「処女航海」

処女航海
ハービー・ハンコック, フレディ・ハバード, ジョージ・コールマン, ロン・カーター, トニー・ウィリアムス
東芝EMI

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心機一転頑張ろうと思って、題名買いしました(笑)ハービー・ハンコックは元々、ミケランジェロ・アントニオーニが60年代に撮った映画「欲望」のサントラを持ってて、好きでした。
ダンナさまはわりと後期のハンコックが好きみたいです。この前東京ジャズに出演したのを観に行って、ダンナさまとはじけまくりました。たぶん浮いてたと思う(汗)


以上が私のお気に入りです。
ジャズはこれからますます開拓したいジャンルです。
ダンナさまと一緒にいろんなジャズを聴いていきたいです。

・・・ダンナさまからお電話があり、今から帰ってくるそう。
徹夜にはならなかったみたい。でも明日の土曜日出勤になるみたい・・・。
今日帰ってくるのはうれしいけど、明日出勤になっちゃうのはかなしい・・・。
大変な仕事をしているのだなぁ。

せっかく掃除したのに、CDを散乱させてしまったので片付けますね!
ダンナさまが帰ってくるまでキレイにしなきゃ!
それではおやすみなさい・・・。
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