中小企業診断士 茂井康宏のブログ

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これでよくなる持続化補助金!5つの無意識。

2020年05月12日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

私は仕事柄、数多くのビジネスプランを目にします。
もちろん、それぞれの質は様々です。



今日は、募集期間まっただ中の「小規模事業者持続化補助金(以下、持続化補助金)」に焦点を当てて、普段私が気になっている「5つの無意識」についてお伝えしたいと思います。

以下に示す5つの無意識を改善するだけで、持続化補助金の経営計画はよりよいものになるかもしれません。

1.「項目」を意識しないこと
持続化補助金の経営計画には、いくつかの項目が定められています。「企業概要」「顧客ニーズと市場の動向」などです。項目が定められているからこそ、誰でもそれなりに記載できるのです。
しかし、項目の境目(センターライン)を守れない方が沢山いらっしゃいます。
例えば、強みの項目に市場の動向を記載するなど。センターラインオーバーは事故のもとです。

2.「洞察」を意識しないこと
洞察とは「本質や、奥底にあるものを見抜くこと」。洞察することなく、表面上の言葉で片付けてしまうケースが多いように思います。例えば「自社や自社の提供する商品・サービスの強み」の項目でよく目にします。なお、現象は強みではありません。なぜその現象が起こるのか、今一度深堀りしてみましょう。ニーズを捉えた、活かせる強みが導き出されるかもしれません。

3.「競合」を意識しないこと
正しい強みを導き出すためには、競合分析が欠かせません。たとえ自分が得意なことでも、全てのひとができることは、強みと言えないでしょう(私の研修では「みじん切り」の例で説明しています)。
これまで私は、沢山の経営計画を見てきました。しかし、競合を正しく分析できている方は稀です。
競合をしっかりと意識することで、鋭い打ち手を見いだせるかもしれません。

4.「連動」を意識しないこと
とても多いのが「打ち手先行型」の経営計画です。例えば、市場のマクロデータを記載し、当たり障りのない強みを記載し、突然「ホームページを制作して販路開拓」等とストーリー展開される計画です。
自社の問題はなにか、その裏に潜む要因はなにか、それを解決するためにインパンクトのある打ち手はなにか。ストーリーに一貫性があり、全てが連動している計画は、説得力が違います。

5.「要領」を意識しないこと
何度も持続化補助金を申請された企業、またはベテランの経営指導員に多い傾向です。私はいつも「穴が空くほど審査の観点を読んで下さい」と伝えています(大丈夫です。穴は空きません 笑)。しかし、自己のルールから抜け出せない方が多いようです。繰り返しとなりますが、持続化補助金には項目があります。よってそれなりに書けてしまいます。しかし書けてしまった計画は、もしかすると自分本位な計画かもしれません。今一度、審査の観点に目を向けて下さい。新しい気づきがあるかもしれません。

以上が、5つの無意識です。
参考になさってください。

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[ビジネスプラン・商品開発・販路開拓]
株式会社プランコンサルティング 
代表取締役社長/中小企業診断士 茂井康宏

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