記憶の中のメキシコ

1979年の最初にメキシコを訪れそれから何度となく渡航していましたが、最後に訪れてから早10年が過ぎてしまいました。

制約

2010-06-13 | デザイン
ある物をデザインする時、必ずあるのが制約。コスト関連であったり、期限であったり、製作上の事であったり・・・、以前勤めていた会社での制約は材質。素材のメーカーであったその会社では、自社の素材しか使う事が出来ず、ガラスとか金属はその範疇ではなかったのです。

その会社を退職してからは、自由に材質を使える事の嬉しさを実感しました。各材質の特性、質感をどう捉え、それをどの様にデザインに生かすかはとても重要な事だと考えます。
(写真をクリックすると、写真のみ出ます。)

ロビーソファとガラステーブル

2010-06-11 | デザイン
前のレンダリングの現物写真。

材質は、フレームがステンレスのヘアーライン仕上げ、座面は黒布張りです。
ステンレスフレームは16mm厚のステンレス無垢板をレーザーで切り出して作ってもらいましたが、大変だったと工場の人から言われました。 この種の加工は曲げ加工の方が簡単だそうです。

コロンビアの職業訓練学校

2010-06-10 | シニア海外ボランティア
コロンビアには、国立職業訓練庁の運営するSENAと呼ばれる学校が全国に110以上あります。
その学校は、農業、工業、観光業、放送関連、金融関連、医療関連、アニメ・マンガなど多種にわたる専門業種の教育が行われているそうです。私もそれはyoutubeで知りました。

コロンビアの人口4700万人程度、それでこのSENAで訓練を受ける学生数は何と年間350万人。発展途上国とはいえこの数字と、SENAの紹介映像を見る限り、行く末この国はたいした技術大国になるのではと思いました。 また、このような若い国には何かエネルギーがあるみたいに感じます。

来る6月20日、最終の大統領選挙が行われる予定ですが、大統領が変わっても今までの国の方針が変わらないよう願うばかりです。

(写真は某銀行ロビーのためにデザインしたソファと、ガラステーブルのレンダリングCG。)

プロダクトデザイン

2010-06-08 | デザイン
シニア海外ボランティアで、何処で何をするのかと聞かれます。

国はコロンビアですが、何をするかというと職業訓練学校の教官や学生に工業デザインの指導になります。もともと私の専門はデザイン。それこそ中学の時はカーデザイナーになりたかったのですが、高校時代にはそれがオーディオのデザインに変わっていました。いずれにせよ工業デザイン。

それが大学に入って2年時にグラフィックデザイン、スペースデザイン、インダストリアルデザインのいずれかに決める事になり、スペースデザインを選ぶ事にしたのです。(スペースデザインとは、環境、都市、建築、インテリア、家具など含みます。スペースデザインはすべての物は、空間の中に属し、それらは周囲の物と関係をもち、それを考慮しながらデザインするという考え方。)

私の中ではデザインは分ける必要のないものと考えていたので、その時一番良いと思った教授のクラスに入った結果でもあります。

現在、日本ではあまり工業デザインという言葉使わないようです。工業デザインは量産第一というイメージが強いためでしょうか、プロダクトデザインと言われる事が多いです。

(写真は、某企業の本社ビルに置くためにデザインした椅子のレンダリングCG。)

便利なブログ

2010-06-05 | 駒ヶ根訓練所
最近よくJICAの青年海外協力隊と、シニア海外ボランティアに関するブログを見ています。

シニア海外ボランティアの方にも、関心のある方々が多い事に驚きました。確かに試験会場には、たくさんの方がいらしていたので、それを思い出すとそうかも知れません。

 
青年海外協力隊とシニア海外ボランティアの訓練は、同じ所で同じ期間(65日間)行われます。私の場合は駒ヶ根訓練所で訓練に入りますが、その様子は以前訓練された方々のブログでかなり詳細まで知る事が出来ました。JICAから送られて来た”訓練入所案内”だけではさっぱりその内容はわかりませんが、コマメに毎日の生活が写真と共に書かれたブログは、本当にわかり易く感謝です。  駒ヶ根訓練所を出られたブロガーの皆さんありがとう!!!

マクドのおまけ

2010-06-02 | 暮らし
他にもメキシコの友人からメールがありました。内容は、娘さんが9月4日にカンクンで結婚式を挙げるので招待するとの事。(旅費は当然自分持ち)

ありがたい話しだけど、9月9日までは訓練期間で行けません。そう言えばその娘さん、アメリカで生むために、その友人と奥さんと3人で車で国境を越えてマッカーレンという街まで行ったのを思い出しました。27、8年前の事です。  あの時お腹にいた子が結婚か・・・

その時友人が、妊婦がアメリカに入国出来るかどうかずいぶん心配していたのを思い出しまた。

3年ぐらい前、その娘さんから彼女の車のバックミラーに下がっていた人形をもらいました。
メキシコのマクドナルドのおまけだそうです。 怒った女の子の顔、愛嬌たっぷり。
これプロフィールの写真にしちゃおう。

遠くより友来たる、しかし・・・

2010-06-01 | PLADIS
モンテレィのPLADIS(建築設計事務所)の主、リカルドが息子と共に9月東京に来ると云う連絡がありました。旅行のメインは上海万博、他に東京・北京・香港と廻るそうです。

旅行のスケージュルを問い合わせても、返事はまだ無し。他のメキシコ人建築家も4人ぐらい来るそうなので、勝手に案内する時間はないかも・・・  おまけに、私の予定も合うかどうか?です。リカルドとっては、初めての日本なのに案内出来ないとなると、とっても残念。

新タイトル決定

2010-06-01 | Weblog
新しいタイトルは、<ラテンアメリカ、コロンビアだより>に決定。

先日、ある建築家の方と電話で話しをしたら、東京でコロンビア人の住宅を設計したと聞きました。何と偶然!! 実は私コロンビアに行く予定なんです!! エー!という返事。

その建築家の方、コロンビアの建築の本を御施主さんから見せていただいて、とても良い建築があるから、一度見たいと思っていたそうです。いい機会だから、私がコロンビアにいる時に一度行くとおっしゃていました。 案内出来るのだろうか???