鉄道写真1973~1982

青春時代に熱中して撮影した写真の数々を、じっくりと発表してまいります。

   

SL最後の日 追分の9600

2006-03-02 22:24:29 | 現役蒸気機関車


 今日3月2日は30年前の1976(昭和51)年、室蘭本線追分機関区に残った9600が火を落とした記念日だ。
39679、49648、79602の3両ではなかったか。
これで当時の国鉄から完全に蒸気機関車の火が消えてしまったのだ(梅小路は除く)
写真は12月22日頃の追分での夜景。49648だ。










撮影 1975(昭和50)年12月 室蘭本線 追分駅

ラサ工業のC108

2006-03-02 06:56:17 | 現役蒸気機関車


 ラサ工業のC108を見に行ったのは1973(昭和48)年の秋だった。実は修学旅行の途中だったのだが。
年中鉄チャン旅行をしている私は、当然の流れで修学旅行を企画する「旅行委員」なるものに任命された。
これ幸いと「どこかカマの拝める場所はないか」と目を付けたのが陸中海岸宮古のラサ工業。
 都立高校の場合2泊3日という枠があり、旅行代理店が雛形をつくっていた。
その中で陸中海岸コースを選ばせてもらって、ラサ工業に行けるようにアレンジしたのだ。

             
                       《ラサ工業のシンボル大煙突をバックに》

 二日目の晩は田老に宿泊。3日目の出発までの間を自由行動時間として、こうして写真に収めることが出来たのだ。
ラサ工業を抜きにしてもリアス式海岸など見所も多く、概ね皆に好評だったのは幸いだった。


11‰の急勾配にあえぐC108。結構な長さの貨物だった。


国鉄山田線から新しい貨物を牽いてDE10がやって来た。ここで貨物を交換しあう。


午前の仕事は終わり


バックのごついリベットがC10の魅力。C11より強力な感じだ。

撮影 1973(昭和48)年10月  山田線 宮古駅付近