杜の都青バス通信

仙台市営バス好きのブログ

とある場所に置かれている廃車体

2017-03-07 20:23:13 | 七北田出張所
ある日、市バスの路線巡りをしていた際、偶然にも市バスの廃車体を見つけた。
その時は雪が積もっていたので探索は諦めたが、先日行ってみるとアプローチ可能だったので近づいてみた。





自分が子供のころによく乗っていたバスだ。
路線バスといえばこのスタイルが多かった気がする。


三菱ふそうらしい。


二度と点灯することはないヘッドライト。


この後ろ姿が昔のバスという感じだ。


最終の配属先は七北田営業所(現:七北田出張所)だったらしい。


仙台市のマーク


一般乗合 現役時代に文字が塗りなおされたのだろう。


最後の12か月点検が昭和54年で終わっているので、その年か55年で廃車となったようだ。


この場所から近くの道を今でも一日数本のバスが走っている。
スクラップを免れ、終の棲家を見つけた。
ここに置かれて約37年もの間、現役で活躍する後輩を毎日見てきたその車体には、悲壮感にも勝る存在感を出している気がした。