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【学習サポート】2016年度第5回:助けを求める力

2017-01-18 22:58:31 | 日記


Enの学習サポートでは、中学生が「自立学習」ができるようになること、を最終的な目標にして、サポートを行なっています。では、「自立」するためにはどんな力が必要なのでしょうか。

「自立」とは、1人で何でもできること、では決してありません。もちろん自分でできることは自分ですることが大切です。でも、人には得手不得手があります。苦手なことがあったときには、人に助けを求め、人の助けをうまく借りながらその事柄に取り組んでいくことも必要です。この「助けを求める力」こそが「自立」するうえで必要なのではないかと、私はEnの活動を通して考えるようになりました。

Enの学習会に参加している中学生たちは、「英語が苦手だ」「数学が苦手だ」と、大学生に助けを求めることができています。問題を解きながら、「ここがわからない」とはっきりと言える力が、Enの中学生にはついてきています。わからないことをわからないと言えることは、当たり前のようで実は当たり前ではありません。とてもすごいことであり、「自立」をする上では欠かせない力なのです。

私はある壁にぶつかったとき、人に助けを求める力がなかったためにやり遂げられなかった経験があります。「助けを求める」というのは簡単なようでとても難しいのです。なぜなら、助けを求めすぎると相手の重荷になってしまう一方で、相手の重荷になることを恐れて助けを全く求めなければ、自分自身がつぶれてしまうからです。

勉強に置き換えて考えれば、「英語が全くわからない」と言われたら、指導者はどこから教えればいいのか判断しかねます。でも、「三人称単数がよくわからないから教えて欲しい」と言われたら、英語が得意な人なら喜んで教えると思います。

Enの中学生が、自分がどこを理解していないのかをもっと分析して、ピンポイントで助けを求められるようになることが、彼らに「自立」をさせる上で私たちがこれから目指していく「助けを求める力」になると思います。この力があれば、将来受験以外の壁にぶつかった時にも、ここで培った力を活かしてきっと立ち向かえると思うのです。

受験を乗り越えたその先の人生においてもきっと役立つ力を、Enの学習会で助けを求めることを通して、彼らに身につけてほしいと願っています。

                                                                 (りょん)
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