被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【学習サポート】2017年度第4回:別れについて

2017-12-28 00:33:39 | 日記
私たちは生きている中で多くの別れを経験します。人との別れ、思い入れのある校舎からの卒業、大切な人との死別…。今まで確実にそこにあったものだからこそ、なくなった時の悲しみは非常に大きく、辛いものです。出来ることなら別れというものを避けたいのですが、実際はすべてのものには別れがあります。私たちは、別れを悲しむばかりではなく、そこから何かを学び、次の生きる道への一歩を進まないといけません。

大川小学校もその一つです。多くの児童がなくなり、そこであった日常も途絶えました。しかし、大川小学校は教職を志望している私の心に、いつまでも記憶に残るような感覚を与えてくれました。そのときのことをつづります。私たちは、学習サポート終了後に大川小学校を訪れたのですが、ちょうど夕方の時間帯ということもあり、大川小学校の校舎は、陽の光に照らされ輝いていました。それを見た時には、生きていくことの希望 や、将来子供たちを育てていくことへの意志、そういった感情が生まれていました。その景色にはかつて、にぎやかだった大川小があり、津波に飲み込まれる大川小があり、復興へ向けて片づけられる大川小があり、その時々で亡くなった人の思い、生き残った遺族や関係者の思い、多くの人の思いが込められています。あのときは、そういった思いの強さに押しつぶされるという形ではなく、むしろ自分が励まされているような気がしました。

別れには必ず意味があって、私たちはそこから学ばないといけません。そうすることで私たちは次なる生へ命を繋ぐことが出来ます。私があの時見た景色に誓ったことは、「これから出会う生徒の未来を終わらせない」「生徒の人生が豊かなものになるように生きている喜びを伝えられる教師になる」ということでした。

                                                                   (ふかてぃ)
コメント