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第52回芳藍祭 書道パフォーマンス

2012年11月10日 | インポート

Shodopafo111月10日(土)、四国大学の第52回芳藍祭が始まりました。この土日が一般公開です。

書道クラブの学生の出し物、書道パフォーマンスが10:30~10:50の日程でありました。

全体が5部構成になっていて、右の写真は1班の発表です。書道に対する強い気持ちを作品化したものです。

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2・3班は大字作品です。2班は花の写真を一緒に見せるなどの工夫をしていました。

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3班は燦然という字の篆書で、白文・朱文の印をイメージしています。

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4班は「いきものがかり」の曲に合わせて、歌詞の一部を書いています。途中に楽しい踊りも見せてくれました。服はこの日のためにメンバーでそろえたそうです。

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最後は全員による創作です。今回の「パフォーマンス」のテーマである「百花繚乱」を作品化したもので、言葉のまとまりを最後に緑の線で囲んで、双葉の開いた様子を表現しています。

学生たちは何か月も前から、休日にも大学に来て準備して、この日の発表に至りました。観客の皆さんから「迫力があった。」「かっこよかった。」「感動した。」などの賞賛の言葉が飛び交っていました。

さまざまな色も使い、非常に見ごたえのある発表となりました。「書道パフォーマンス」という形式が一般にも認知され、書道が室内での静的な表現だけでなく、このような舞台での音楽に合わせた動的表現にも参画していくようになりましたが、メッセージは見る人により伝わるようになったように思います。

今後も書道の表現は原型を維持しながらも、このようにさまざまな分野の表現と融合しながらの進化系を加え、表現の幅を広げていくのだと思います。

今月は、11月26日(月)の昼休み、12:20~12:40、徳島県庁の県議会前の玄関ホールにて、書道文化学科7名の学生による2作品のみの書道パフォーマンスを披露することになっています。芳藍祭の発表よりはかなり縮小したものになりますが、議会傍聴の方は是非ご覧ください。


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