パース日本語キリスト教会

オーストラリア西オーストラリア州パースに有る日本語キリスト教会の活動報告を掲載いたします。

日曜礼拝 2018年8月19日

2018-08-19 19:39:22 | 日記
聖書箇所:使徒の働き20章28節~35節
説教題:思い出してください

(導入)
 パウロはエルサレムに行こうとしています。彼はそこで敵対するユダヤ人指導者たちに
捕まる覚悟を持っていたことがうかがえます。その前に宣教のために一番長く滞在したこ
とのあるエペソの長老たちを招集して、彼らに思い出して欲しいこと、遺言とも言えるよ
うな言葉を託します。それは教会のリーダーへの言葉ですが、私達にも必要な心構えだと
思われます。

(解説)
1)気を配り、注意しているべきことを思い出しなさい
28、29節に理由がのべられています。間違った教えを激しく広げていこうとする勢力が働
こうとするからだというのです。ユダヤ主義やヘレニズム主義の偽教師が入り込んでくる
ことが予想されたからです。現在、間違った教えが激しく教会に押し寄せることはないか
もしれません。しかし、いつの時代にも異端的な教えや間違った解釈が紛れ込んできます。
いいことだと思って仲間同士で広げていくようなことも有ります。牧師が異端的な教えに
傾倒したり、会衆をマインドコントロールして破廉恥な行為をしたり、お金を巻き上げた
りパワハラをしたりするこ例も聞かれるのです。ですから、リーダー自身がそのような間
違いに陥らないように、また信徒同士も間違った教えにひきこまれないように気を配らな
ければなりません。そのために注意していなければならないのは、「聖霊は、神が御子の
血であがない取られた神の教会を牧させるために、あなたがたをその群れの監督者にお立
てになったのである。」という事実です。何か新しい知識を得たと思ったり、疑問を持っ
た時に、それがイエス・キリストの尊い十字架の贖いを曲げるような教えにつながってい
ないかどうかを注意深く考える習慣を持つことが必要です。

2)み言葉の力に立つべきことを思い出しなさい
 32節にこの原則が示されています。パウロは牧師と信徒が聖書の言葉に立つ時、教会が
守られる力を得ると信じていたことがわかります。第一の理由は、間違った教えは正しい
聖書の理解で正されるからです。牧師と信徒が共に聖書を読み、日々の思いや理解が聖書
的であるかどうかを考える習慣がついていなければなりません。第二の理由は、聖書の言
葉は牧師と信徒を育成することができるからです。「育成する」という語は「建てる」と
いう意味の有る語です。口語訳では「徳を」という語を補っていますが、正しい信仰の姿
勢、神の国の現れを生き様の中に示していくようなことも含まれるでしょう。第三の理由
は、結果として御国を継ぐ、永遠のいのちをもたらす力が有るからです。33節でパウロは
偽教師の有様に注意を向けさせたようです。彼らは金目の物や良い暮らし向きなどを求め、
信徒たちにそれを求めていたようです。それは聖書の言葉が示す神の国と神の義を求める
ことから離れていました。このようなことからも偽教師が区別できるということになりま
す。

3)弱い者を助けるべきことを思い出しなさい
 4節でパウロは自分の取り組みを偽教師と対比させて述べています。35節ではそれが弱
い者を助けなければならないこと、キリストの言葉を思い出さなければならないことを示
すためであったと述べています。書簡の中でパウロは「弱い者」という表現を、信仰の弱
い者と経済力の弱い者をの意味で用いています。偽教師たちは信仰の弱い者を迷わせ、経
済的に弱い者からさえむしり取っていたと考えることができそうです。パウロはここでも
偽教師と牧師や信徒の行動原理が違ったものでなければならないことを示しています。パ
ウロの行動原理はイエスキリストのみ言葉でした。このキリストの言葉は福音書には出て
きませんが、広くクリスチャンに知られており、聖霊の導きによってここに書き留められ
たと考えられます。


 説教音声ダウンロード
(mp3ファイルをダウンロードすることができます。)
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