わたあめ工房 ひよこ日記

   
 わたあめのような羊毛フェルト人形と 

  お絵描きの世界へ ようこそ~

今日の山元加津子さんのメルマガ・・・後編

2011年05月20日 | Weblog

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たった一月前の文章をまた載せさせていただくことに、少しためらいもありますが、

すごく紙屋先生のことなどにお尋ねが多かったので、紙屋先生のインタビューをもう

一度載せさせてください。

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「インタビュー」 紙屋克子さん(筑波大名誉教授)に聞く 国は実態把握急げ

(2009年1月24日 05:00)

医療、福祉のはざまで必要な支援を受けられないまま長期療養を余儀なくされてきた

遷延性意識障害者と家族たち。看護の視点から意識障害者の援助、支援に取り組む筑

波大名誉教授で医学博士の紙屋克子さんに現状と課題を聞いた。

 

「-遷延性意識障害は回復しないのですか」

「レベルはさまざまですが、高い確率で変化し、回復する例も多くなりました。食事

や車いすでの散歩、排せつも時間通りにできたり、何らかのサインでコミュニケー

ションとか…。回復に時間がかかったり、方法論も確立されていなかったため、これ

まで研究や取り組みが少なかった。さらに、医師が医学的に回復は難しいと判断して

しまうと、リハビリなどのコメディカルスタッフ(医師以外の医療従事者)は法的に

も活動することができません」

 

「回復を支える具体的な実践はありますか」

「独自の看護プログラムを全国の拠点病院五カ所で実践し、成果を上げています。わ

れわれが作成したプログラムを、トレーニングを受けた担当看護師が毎日の変化を見

ながら四週間、集中的に行います。例えば食べるための舌の動き、発声のための呼吸

法など、脳が再学習できるようにケアを提供します。急性期に行えれば遷延化や重症

化が防げるのです。回復期でも効果はあります。ただ在院日数が短縮している現状で

は病院の自己負担が出てしまいます。看護をきちんと診療報酬で点数化することが必

要です」

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いったい拠点病院がどこなのかを知りたいのでネットで探したのですが、今はまだわ

からないのです。もしご存じの方がおられたら、ぜひ教えていただきたいです。紙屋

先生のプログラムは、食べることおしゃべりすること、ひとつひとつをきちんと考え

られて、こうしたら、こうなる、こうしたらこうなるということをされ、そして成果

をあげておられること。やはり、方法はないのじゃない。あるんだと私は思います。

 

昨日は宮ぷーの手の曲げ伸ばしをいちじくりんで見ていただきました。そのことでも

メールをいただきました。ありがとうございます。宮ぷーにがんばってほしいです。

とてもとても広範囲な出血だったから、いっそういっそうよくなって、多くの人が、

ああ、宮ぷーもよくなったんだもんって、そう思っていただけるように。いえ、で

も、もちろん宮ぷー自身がそれを望んでいるからなのですが、すごくそう思います。

 

お友達で音楽家のそとかわひづみさんが、せいらの歌っている「あなたを想う」に伴

奏をつけてアレンジしてくださいました。「おたんじょうびだしね、少し遊んでみた

よ」と言うひづみさん。ありがとう。素敵なプレゼントです。雰囲気ががらりと変

わって、とても素敵です。

http://travelersnote.at.webry.info/201105/article_1.html

 

宮ぷーは今日体重測定をしたそうです。56,8キロと言っているのが聞こえたよと教

えてくれました。胃ろうから入れている栄養の量があまりかわらないで、お昼に600

キロカロリーと名札に書かれた2皿を食べているので、太っているかなあと思って、

なんだか重くなった気がしていたのです。でも、あまり太っていなくてほっとしまし

た。やっぱり、太るのは怖いし、私も、持ち上げられなくなっちゃうと、宮ぷーに

いっぱい車椅子に乗ってもらいたいの、大変だから。

 

明日はいよいよ食べるリハビリもおしまいです。3カ月あっという間でした。「前よ

り安心していられる」と先生も言ってくださって、これからは、お昼に恭子ちゃんが

きてくれて、宮ぷーに食べさせてくれるそうです。手が自分で動くようになるまで

は、家族が一緒に食べて、都合の悪い時は看護師さんがしてくださるとのこと。あり

がたいです。土日にわたしがいるときは、私ができるので、それもうれしいです。

 

宮ぷーが、22日の2時から北陸放送の特番に出していただくのですが、その番組の予

告編を見たよと教えてくれました。「寝たままレッツチャットしていてかっこ悪かっ

た。寝たままだったこと」と言いました。「寝たままだとかっこ悪いの?」と聞くと

「くびたててもうおきれるから、ねたままにおもわれないように」と言いました。昨

日は口をあけていたから、撮り直しと言っていたこと、寝たままに思われたくないと

いうこと、どちらも、回復の証拠だなあと思うのです。だからうれしいです。

 

今日は私の友人の赤ちゃんのこと、たくさんの方がお祈りしてくださって、本当にあ

りがとうございました。本当にうれしかったです。どうぞよろしくおねがいいたしま

す。

 

やくしん(佼成出版社)の6月号に宮ぷーのところでインタビューしていただいた記

事が載っています。お知らせさせてください。

 

かつこ

 

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