「下流社会」

最近よく雑誌の見出しなどにも見る言葉、「下流社会」。

日本に多かった中流階級がなくなり、どんどん下流社会に移行する。。。
そして一部の人だけが上流社会、というように社会が二分化される、
という予測をしている本です。

商品企画、事業開発をしている私にとっては、未来を読み解く興味深々の本。

今後の世の中の流れをつかむのには、薄くて読みやすくお勧めです。

そして注目するべきは、
「下流社会の人、というのは、別に昔の貧乏な人のように、何も持っていないわけではない。
すべてにおいて、進歩しよう、上を目指そう、という意欲がない人たちなのだ。
意欲が下流なのだ」
というのが、この本の考え方。

お金はそんなになくても、意欲は常に上を目指して生きたいな。

下流社会 新たな階層集団の出現 光文社 このアイテムの詳細を見る